松下啓一 自治・政策・まちづくり

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*気楽に始めて-自治基本条例の憂鬱

2007-12-19 | 4.政策現場の舞台裏
 自治基本条例は実に奥行きの深い条例である。条文をつくるのはたしかに簡単である(私の本を使えば1週間でできる)。難しいのは、条文づくりではない。「何で市民がつくるのだ、なぜ議会について書くのだ」という議員の反発を理解に転換しつつ、市民の思いをかたちにする(あるいは市民に内奥する疑心を払拭する)という両天秤の未体験ゾーンに、担当の自治体職員として、足を踏み入れなければならないからである。むろん、問題点はこれだけではない。例えば・・。
 ここまで話すと、たいていの相談にこられた市役所の職員の方は暗い顔になる。後から相談されても、できることは少なくなるが、昨日の市のように、始める前の相談なら、多少の知恵は出そうである。
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