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あと1週間で秋学期が始まる。学校が始まると、また盛りだくさんの活動となる。
4年生のほうは、就活はほぼ終わったようだ。アベノミクスに対する評価はいろいろあるが、学生たちの就職状況は、確実によくなっている。ゼミでは、4年生が3年生に就活講座を行う。うまく行ったこと、こうすればよかったことも含めて、アドバイスする。9月末に一般就活講座、10月には公務員講座を行うことになった。
今年もいろいろなところに就職したが、変わり種はIちゃん。資生堂の美容部員になった。大変な競争率のようであるが、確実に第一希望に入った(お母さんも美容部員だったらしい)。Mちゃんは、藤沢市役所に入った。こちらも第一希望のようだ。いずれも1年生の時から、私のゼミだった学生で、真面目で誠実な学生である。真面目にやっていれば、きちんと成果が出るということである。
藤沢市は、湘南地区でも人気が高く(給料も高い)、難関自治体であるが、見事に合格した。サガジョそのものが、地域連携女子大No1というブランドを持ち始めているが、ゼミにおける活動である、地域資源の発見や盛り上げ(焼津の魚河岸シャツ)、無関心の地域住民を掘り起し、まちづくりへ参加誘導すること(南区の無作為抽出・プラーヌンクスツェレ)は、どこの自治体でも一番の課題であるので、それを「体験的に語れる」人材は魅力的ということなのだろう。
学校が始まるまであと一週間であるが、連れ合いとの約束で、先週の市町村アカデミーから、約1カ月近く、研修や講演をお断りしている。時間は十分あるので、大いに原稿を書こう。