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自治基本条例を市民サイドから考える逗子の未来協議会の最終回があった。
1年半以上に及び、全部で16回あった。ちなみに全会出席した人もいた。前もって言ってくれたら、私の「サイン入り本」を差し上げればよかった。
コーディネーターがしっかりした人なので、時間管理が厳しく、また参加者が多数なので、私の思いを伝えることが難しかった。最後の数回の参加だったので、いつもなら親しくなる人がたくさんになるが、今回は、そうならなかった。最近、気になっている「空気感」を出せなかったということなのか。お昼を一緒に食べた人から、「この分野の専門の方ですか」と聞かれ、そうか「松下だれなんだ」と胡散臭く思っている人もいるのだろうと思うと、ちょっと悔しい気持ちになるが、まあ、人生いろいろなので、仕方がないだろう。
最後に何点かお話ししたが、特に大事だと思っているのは、この市民の熱意、逗子に対する思いを次につなげることである(私は、次の次の次くらいまでつなげることを考えている)。まだ道半ばで、市民の思いを集めただけなので、これを条例という形にしていくには、再度市民に奮闘してもらわないといけない。幸いにも、市民から、自分たちでもやっていこうという提案があったので、これを行政がサポートし、あるいは行政との二人三脚で前に進めていってもしいと思う(市民だけでは潰れてしまう)。行政もそのつもりのようなので、うまく連携してほしい。幸い、私も地の利があるので(4月からは、きっとヒマなので)、引き続き、お手伝いができるのではないかと思う。
終了後、10人ほどで沖縄ごはんの店に行って、お昼お食べながら、ここでは突っ込んだ話ができた。あらためて思うのは、みんな、逗子が好きだということ。工場も少ない、新しい土地もない逗子では、こうした思いを持つ、しかも多様な市民が財産である。ここを起点に、自治基本条例を作っていけばいいのだろう。
ごくろうさまでした。引き続き、がんばろう。