松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★職員が考える協働(十日町市)

2010-04-15 | 2.講演会・研修会
 新潟県十日町市で、「職員が考える協働」というテーマで、2日間で、全職員を対象に、合計5回話をした。
 十日町市というと飯山線のイメージであったが、今では新幹線・越後湯沢経由、ほくほく線で行くとあっという間である。5時限目の授業を終えて、一休みして、9時半には十日町に着いた。3時間強の近距離である。
 今回の研修のテーマは、「職員が考える協働」。協働提案事業を職員が掘り起こそうというものである。
 この場合、注意しなければいけないのは、協働がアウトソーシングになってしまうこと(アウトソーシングも、それ自体の意味はあるが、それを協働とは言っていけないということである)。この研修では、協働を忘れないためのキーポイントを何度も繰り返した。これは、なぜ協働をするのかという問題にさかのぼるが、協働の狙いは、これによって、地域活動を元気にし、地域経済を活性化することで、要するに地域を元気にするのが協働である。つまり、協働は、自治体が持続するための元気の源のようなものだということである。逆に言うと、協働に当たるかどうかは、それをすることによって地域を元気にするかどうかがメルクマールになる。迷ったら、常にこの原点に戻ってほしいと思う。
 今回の研修では、多くの方にお世話になった。とりわけ、担当のWさんやNさんには、何かと気を使ってもらった。Wさんは市民劇団の演出・脚本家ということで、なるほど協働担当である(米子のKさんも人形劇)。もと証券マンでフットワークが軽いNさんも適任である(Nさんは、私の実家の近くを何度も通っていたことも判明した)。市長さんも民間出身という明るい人で、この調子で、協働を「明るく・楽しく」やってもらいたい。
 十日町では、うまいそばを食べた。へぎそばで、そばは海藻入りである。ふきのとうなどの山菜てんぷらも食べた(1年分は食べたろう)。お米は、もちろん、うまい。たくさんのお土産を買ったが、重たいものが多く、帰りの新幹線は、買出しのようになった。
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