松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆市民公募に落ちる(三浦半島)

2019-03-21 | 1.研究活動
 ある審議会に市民として公募してみたが落ちてしまった。公募の審査委員はたくさんやっているし、この分野の知識や経験もふんだんにある。NPOの人からは、松下さんは、絶対落ちると言われていたが、まさか、本当に落ちてしまった。

 採用までには、小論文、面接とある。私が市民公募することを、わがゼミ生で、つい最近まで、某市の市民協働担当だったK.sかぁに、話してみた。

 K.sかぁの第一声が、「面倒くさい人だなぁ」。役所は迷惑だということなのだろう。K.sかぁに私の思いを語ると、そうならばと、応援してくれることになった。

 面接の前には、ラインで、「先生、変なこといわないように」、「逆質問はだめですよ」などのアドバイスを受けた。実際は、その教えを守ったとはいいがたい。これからは、ルーチンをこなすだけてなく、新たな政策を切り開く役割も重要であるとも、言ってしまった。

 落ちたことを早速、報告した。寝起きだったようで、「求める人が違うのではないですか」、「市民としての立場で、行動し、発言できる人がほしいのでは」などと、至極、まっとうなコメントだった。いいところを突いている。18歳のときの、訳も分からず、でも、やたら明るいだけのK.sかぁを知っているので、ちょっと見直した(最近は、K.sかぁを見直すことが多い)。

 要するに、私より適任の人がいたという、当たり前のことなのだろう。

 応募動機は、人口減少の時代、役所任せではなくて、市民が自立的に公共を担っていくことが必要で、これからは学識者のリードではなく、市民自身が政策提案することを通して、次の時代に自治が生き残る道筋を示すことが大事で、その実践事例を示したいと思ったが、入り口で、失敗してしまった。

 どこがいけなかったのか、役所の人に聞き行こうと思ったが、K.sかぁ曰く、クレーマーと思われるから、先生止めてくださいと、これまたまっとうな意見だった。
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