キナバタンガン川です。
ボルネオゾウがいます。
すれ違った舟のおじさんからの情報は、
ボルネオゾウのことでした。
今年の旅でもボルネオゾウに会えて
とても運がいいと思いました。
それも、八頭もいます。
ゾウの群れです。
ゾウに会えるのは、とても嬉しいことですが
それだけ森が減っている証拠です。
単純に喜んでいてはいけないと思いました。
大きなゾウのそばに小さなゾウがいて
親子のゾウだと思いました。
ボルネオゾウも絶滅の危機に瀕しています。
子どものゾウに会えたこと・・・
しかもそれぞれが母親と一緒にいることに
安心した気持ちでした。
アブラヤシのプランテーションがゾウの移動する道に迫り
プランテーションの中に入り込んでしまいます。
すると、ゾウは殺されてしまうになる・・・。
母親も目の前で殺されて
心に傷を負った子どものゾウがKKのロッカウィ・ワイルド・パークにもいます。
他の動物もそうですが
母親なしには、子どもは順調に成長できません。
この小さなゾウの群れがいつまでも
安定して生活できることを願いたいと思いました。