還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

我家に救急車?が来た!

2008-03-28 21:41:22 | カミさん

太極拳の教室から夕方(3/27‘木’) 帰宅するとカミさんは暖房機の前で毛布を被り横になっていた。

帰宅した我輩を見るなり・・・・

「あんた、大変だったの・・・」と言う。

「何が?」気楽な問いかけであった。

「救急車を呼んだの?」

「誰が?」

「私よ~」

「ご近所の方に随分とお世話になったわ」

「なんだと・・・???」

「一体 何があったのだ?」

「お昼 過ぎに急に気分が悪くなって意識を失いそうになったの・・・」

「それで?」

「直ぐに110番に電話したの・・・」

「そしたらね!119番に電話を掛けなおしてください。と言われたが、もう意識が朦朧としていたらしいの・・・」

「・・・・・・・」

「電話機のところで倒れたらしいのね・・・・?」

「・・・・・・」

「110番してからは憶えていないのよ~」

「・・・・・・・」

「それから、どのくらい時間が経ったか分からないがね、気が付いて119番に電話をしたら直ぐにアチラで、ここの住所と名前を言われたわ」

「・・・・・・・・・・・」

「そして家の玄関を開けておいて下さいと言われたが、とても玄関には行けないといって居間の窓の鍵を開けておきますから庭に廻ってください。と伝えたよ・・・」

「・・・・・」

「兎に角、身体が苦しく動けないのよ~」

「・・・・・・・」

「窓だけは何とか錠を外して居間で横になって待ったの・・・」

「・・・・」

「今頃は黒電話で119番をかけると直ぐにこちらの住所、氏名が判るのね、進んで来たのね~驚いちゃった」我輩がノンビリと太極拳をやって居る時に家ではほんとに大変だったらしい?

「お隣さんや、町内会の会長さんが見えて心配して戴いたわ」

「何しろ救急車が来たのだからね」

「救急車は直ぐに着たのだがね、その時には、もう 気持ちも落ち着いていて、救急隊員の方とお話しして、そのまま帰ってもらったの・・・」

「隊員さんからは、いろいろと症状を尋ねられてね、もう大丈夫と言うことで帰られたの・・・・」

「救急車は帰ったのだがね 町内会長さんは家の前で暫く様子を見ていらっしゃったようだよ」

えらいコッチャ!

以前、一度だけ「これだけ身体に気を付けているのに(私は)胃癌になり、何も運動もしないで、なんでも三日坊主の貴方がピンピンしているのは解せないわ!」 
と珍しく我輩に不平を言ったことがあるが気持ちは分かるね!

何しろ我輩はいいと言うことは何もしないのだから・・・。

カミさんは歯を大事にしているが、歯が悪い。 

我輩は歯磨きも、いい加減で済ましていても自分の歯は多い。

いつもカミさんから

「あんたは 折角いい“歯”を持っているのだから“歯磨き”はシッカリとして大事にしたら?」と言われた。いや、今も言われているが・・・・・。

察するに我輩のいいところは“歯”だけらしい?

今日(3/28‘金’)は水泳の日である。

「おい!水泳に行くか?」

「行くよ」

「??身体は大丈夫か?」

「大丈夫だよ」そこで水泳に行くことにしたが、どうも心配である。

「おい 止めたほうがいいのではないか?」

余り心配するものだから、その影響か?カミさんも自信がなくなったようだ。

「やはり、よすよ。あんた 行ってきな・・・」

我輩も、このような状態のカミさんを一人置いて水泳などに行くわけに行かない。
暖房機の前に再びゴロリと横になったカミさんを見ながら

「M子を読んで来るよ」

「呼ばなくてもいいよ」暫く押し問答が続いたが、無視して娘に電話して都合を聞く。

幸いに今日はお休みのようだった。

娘にカミさんの昨日からの様子を話すと直ぐに来るという。

車で迎えに行き連れてきた。

娘が来ると、どうも我輩の居場所がない!

「おい、今からプールに行くよ」

「どうして?」

「M子も来たし安心だ・・・・」

「行かなくてはダメなの?」と言う。我輩が居てもなにも出来ないし、むしろ邪魔になる。

「どうしても行くの?」えらくしつこい?

「誰かと約束でもしているの?」イロイロと余計なことを聞く。

何時もと様子が違う。

これも病気で多少不安になっている所為と思った。

娘が「お父さん 大丈夫だから行ってらっしゃい」と言う言葉に甘えてプールに向かった。

プールに向かう久里浜の道の街路樹の桜が満開だった!デジカメを持ってこなかったのが惜しい!

プールは思いのほか空いていて、何故か子供が多かった。冬休みにはいったのかな?

午後1時半頃 帰宅すると随分とカミさんは元気になっていた。

やれやれ と、“ほッ” とした。

お昼は娘と一緒に食べたらしい?

午後3時ごろ娘をカミさんが送って行くと言って車で出かけた。

我輩はカミさんに代わり暖房機の前に毛布を被り横になってお昼寝に入る。

午後6時ごろ目が覚めると既にカミさんは台所でなにやらやっているようだった。

どうやら普段の生活に戻ったようだ。

本人はもう大丈夫と言うが、こればかりはね~~未だ?どうだか分からない?

TVでは急に満開になった上野公園の桜の花を“慌てもの桜”とか言っていた。

あっと言う間の桜の満開に屋台も準備が間に会わなかったようだ?

昔はよく“狂い咲き”と言ったものだが?それとは違うらしい?

近頃はいろいろとニュアンスのある言葉を使う。

そういえば“狂い咲き”は 季節はずれに咲いた花をさすのか?慌て物が正解か?
我家も どうやら、救急車の春一番が吹いたか?

ご近所の方を初め町内会長さんにも大変お世話になりました。

厚くお礼を申し上げます。

やい!くそ爺よ!そんな?呑気なことではないだろうが!

分かっているのか! くそ爺イ奴(メ)!

娘にお礼の「メール」を送り本日は終わりとする。

カミさんは既に床に着いたようだ・・・・。




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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
救急車 (ベン)
2008-03-29 00:08:10
奥さんのご容態はその後如何ですか?さぞ吃驚された事でしょう。良く見かける救急車は何時の場合も人事の事の様に思いがちですが、それこそまさか我が家に等とは思いも寄らぬ事です。自分で直に救急車を目にするのと、後で奥さんから知らされる事では感じ方が可なり違うと思います。何時もお元気そうに感じ取れる日常の会話からは体調を崩される様子は伺えませんが、一度有る事は2度有り得る事を良く肝に銘じて何時も一緒に居て上げて下さい。これからは緊急事態になった時の事を前以て適切な処置が直ぐに取れる様に心の準備をする様心掛けていて下さいね。此ればかりは「知らぬが仏」では済みませんよ。(失礼!)
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大変でしたね。 (bube)
2008-03-29 09:14:49
自分は、一度、盲腸で、救急車に乗りましたが、
食あたりと返されました。
その後、腹膜炎を起こして、1ヶ月半も入院しました。

息子の熱に気がつかず、ベビースイミングに連れて行って、熱が、40度も出たので、
家に帰ってから、救急車を呼びました。
ただの、風邪でした。

奥様、しっかり、検査をされたほうがいいかもしれませんね。
なんでもないと、安心しますよ。
逆にプールに行かれて、自信が付いたのではないでしょうか?

結果から、 blog を拝見すると、安心して、読めますが、渦中は、大変だったでしょうね。
お大事になさってください。
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お大事に (沼じじ)
2008-03-29 11:07:00
奥様快方に向かわれて良かったですね。
我家夫婦もたがいに干渉せず自分の趣味をしながら暮らしていますが家内がダウンをすると全てが停滞します。osamuさんも奥さまがダウンすると心配です。
互いに老人なので何が起きるか分かりません、心して暮らしたいものです。

救急車が来た翌日にプールへの誘いはいけませんよね。娘さんが来られて奥さまは安堵したことでしょう。娘さんに任せて自分の趣味貫くのは昭和ひとけた爺だからでしょうか。
奥さまをお大事に・・。
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べんさん ありがとう (osamu)
2008-03-29 22:22:48
早速 お見舞いを頂きありがたいことです。カミささんは「あんたもアメリカに行って少しレデイ・フアーストとかを習ってきなさい!」飛んだとばっちりを受けました。(笑)兎に角、本人は大丈夫と言っていますが私も気をつけます。ありがとう。
べんさんも大変と思いますが身体にはくれぐれも気を付けて下さい。
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bubeさん へ (osamu)
2008-03-29 22:26:41
早速のお見舞い感謝いたします。ありがとうございました。本人は「もう大丈夫!」と言っていますが、私も気をつけることにします。今までは私が要注意者でしたが?お互い歳を取りますと、どちらが?どちら?ともいえなくなりました。
ありがとうございました。感謝!
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沼じじさんへ (osamu)
2008-03-29 22:31:06
>娘さんに任せて自分の趣味貫くのは昭和ひとけた爺だからでしょうか。
奥さまをお大事に・・。

ありがとうございます。亭主関白?を自認していましたが?カミさんに若しものことがあれば”お手上げ”です。私は何も分からなく、何も出来ませんから・・・。
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