音羽台みんなの生活ブログ

社会福祉法人翠生会  特別養護老人ホーム 音羽台レジデンス 板橋区にあるユニット型特養です。

勉強会⇒家族会⇒コンサート。

2017-01-30 16:29:21 | 相談員 日記
今年は雪は降らないのでしょうか。
せっかっく、自転車のタイヤをブロックタイヤに代えたのに。相談員の高橋です。

さて、昨日は毎月恒例となっております「ご家族様の看取り援助の勉強会」の開催でした。
20人ものご家族様にお越しいただき感謝です。
この勉強会も12回目となりました。
今回のテーマは「生き心地のよい施設 看取りと生き切ること」と「入院後に迫られる選択」の2本立てでした。前半は高橋が担当。

看取りの同意をいただいたのちに「生家に行きたい」との思いが聞かれ、実際に介護職員と看護職員が付き添わせていただき、栃木県まで行ってきたお話をさせて頂きました。


ご家族様が編集して下さったビデオも公開させていただき(本当にありがとうございました。このビデオがあるとないとでは、全く印象が異なったと思います。感謝です)、そして、栃木に行かれたご本人様とその奥様も出席して下さり、奥様からは今回の旅行の思いと感想までいただくことができました。
ビデオの後半に、旅行から音羽台に帰ってきたご本人様と奥様の会話が入っていました。ご本人様は今は発語が難しい状態です。二人は見つめあいながら、静かに対話をされています。

(奥様)
「筑波山行ったときに杖を買ったでしょ。あれ、ちゃんとうちにあるよ」
「竹の杖。筑波山が見えて…山が見えて筑波山に来たんだわと思ったのよね。私は上まで行けなかったけれど。あの時は、駐車場でまっていたのかしらね…」

自宅で資料を作っているときに、何気なく二人の対話の姿をビデオで観ていて、このごく普通の会話にものすごく感動しました。
なんと、二人の会話の素敵なこと。このなんでもない夫婦の会話。二人の思い出を語る姿。二人の「ものがたり」が見えたような気がしました。
私たちが知っているご本人様は、今のご本人様で、その方の「ものがたり」は何も知らないんじゃないか…と。
そんななかで、たどり着いた結論がこのスライドとなりました。


私たちは、入居されている方、それぞれの「ものがたり」を知る必要があります。決心しました。

今年になって、やたらに決心が多い。

勉強会の後には、家族会。
第二回春祭りの打ち合わせ。入居者さんの「夢クラブ」、「家族会」、「施設」が手を組んで、地域の方のためのお祭りを今年も開催します。
予定日は4月16日(日)です。去年と同じじゃつまらない。新たに参加して下さったご家族の力も借りて、地域の方が楽しめるお祭りにします!
勿論、入居者されている方たちも楽しんじゃいます。
皆さん、予定をあけておいてくださいね。

そして、そのあとは、新春コンサート。
年末に行われた音楽フェスティバルの濃縮版。全入居者に見てもらいたいと、有志の職員が再び集まりました。。
今回は全フロアを巡って行う、巡業スタイル。ということは、3回同じことを披露します。ということは、大変なことになるのです。
それでも、みんな、全力投球!


USAからやってきた娘たち。


イケメンな菊松さん。


雪の妖精。


我らが成増のスター初音姉さん。

みんな、体力の限り頑張りました。入居者さんたちは喜んでくださっていましたよ~
みんな、ありがとうございました。最高でした!


新年度に向けて、介護職員さんを募集します。
興味がある方は、03-3939-0200 事務 磯貝までご連絡ください。
職員一同、お待ちしております。
コメント
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