音羽台みんなの生活ブログ

社会福祉法人翠生会  特別養護老人ホーム 音羽台レジデンス 板橋区にあるユニット型特養です。

心温まるレター

2020-05-14 20:59:15 | 介護 日記
みなさんいかがお過ごしでしょうか?

齋藤です。

緊急事態宣言が首都圏以外、解除いたしました。東京も月末には解除になるような流れですが、終息したわけではないので緩やかに感染を拡大させないで経済を回していくとのことです。
政府は難しいかじ取りをしていますが、命を守りつつ生活を守る。
それは介護保険施設の音羽台レジデンスでも一緒です。
感染を怖がりリスクばかりとっていては、入居者さんの生活は守れません。
今までの生活が継続できるように考えながらリスクがある中での選択をする。
大事なことは考えて行動することだと思います。何もしないことがいいことではないということを実感しています。



さて話が変わりまして本日はバトンではないですが、いつも来ていただいているボランティアさんから心温まる手紙をいただいたので、そのお返事を入居者さんにお願いしました。

今までの、音楽会の内容や、料理レシピやコロナ禍のなかでの日々の生活のことなど、皆さんが読んで楽しめるような、心が温まるような手紙でした。

このお手紙のことを音羽会の広報部長に伝えたところ、すぐに返事をかかないと、とのことでお返事のお手紙を書くことにしました。






世間ではメンタルクライシスやメンタルハックなど精神的にストレスがかかり、自分の仕事や生活、体調に影響が出ているひとがとても多いといわれてます。それは、施設の入居者さんも一緒で自粛のなか精神的な疲労や緊張が高まり心の負担も大きくなってきていると感じます。
そこで大切なことは「心を整える」ことだと思います。
睡眠をしっかりとることもそうですし。リラックスして本を読むことなどもそうかもしれません。

私は今回の手紙をいただき心が温まる気持ちになり安心した気持ちになりました。このような人と人とのつながりが「心を整える」ことだと実感しました。
もうしばらくは自粛がつづくと思いますが、また再会できることを楽しみにしています。



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バトンを受け取りました。

2020-05-13 20:38:10 | 相談員 日記
相談員の高橋です。

昨日ですね、あるメッセージが当法人の訪問介護部門の方から届きました。

「翠生会では【いのち大事にリレー】と称して、日本全国全ての方にエールを送りたいと思い、賛同事業所を募りました。
自分の命・大切な人の命・みんなの命を守る為に…
音羽台の外階段で社会的距離を守り”命”!

次は、音羽台レジデンス”みんなの生活ブログ”にバトンを渡したいと思います」
とバトンを頂いたわけです。

そして、相談室会議。ゴニョゴニョ。
「ゴルゴがやっていた命の体文字(?)をするんですよ。照れますね…。誰がする?君?最年少だしやるべきだよね。これ、断れないよね」と。
しかし、まぁ、もめにもめまして。
こういう時は、簡単に指示命令系統は崩壊するわけです。
で、結果は…


しかも、中途半端。すみません…。まぁ、この格好をすることが趣旨ではないわけですが、こういう時に、ビシッとできないあたりが中年男性の辛いところでもあります。ぐちぐちと言い訳ばかりすみません。ちなみに、写真を撮っているのは、相談室では最年少の彼。

ですが、このリレーの精神はしっかりとバトンをいただきました。
「命を大切に」

命を守ること。
家を出る前に検温。施設に着くと、手を洗い、うがいをして、アルコール消毒して、再び検温し体調を報告。
そして職場にでます。
もしかしたら、自分がウィルスを持ち込んでいるかもしれない。自分が動き回れば動き回るほどウィルスを撒いているのかもしれない。自分がここに住む方達を危険に晒しているのかもしれない…なんという恐ろしい感覚か。やるべきことはしているつもり。でも、足りているのかわからない。相手は、見えないウィルス。
相当なプレッシャーです。今、高齢者のケアに携わる全てのスタッフが感じていると思います。ここに住む人を守りたい。でも、自分がここの人たちの生活を壊す可能性もある。自分の生活も壊れる可能性がある。この感覚は、本当に凄まじい。
では、感染のリスクをゼロにすることはできるのか。当然できない。
リスクをゼロにしようとすればするほど、制限が大きくなる。制限をすればするほど、ここに住む人たちの、生活がままならなくなる。
制限のある生活が、こんなにも人々の生活を乱すものなのかと。
施設に暮らす高齢者の方たちの生活というのは、こんなにも危ういものなのかと。
その生活を、今、必死に笑顔で支えてくださっているスタッフの方たちの努力の凄さ。気持ちの凄さ。介護に携わる方たちの、職業倫理や人生観…やはりすごいと思う。労働ではなく、仕事。自分のためだけではなく、相手のために。

でも、不安は不安。何をしても不安。だから、感染予防のルールを作る。このルールさえ守れば、きっと大丈夫というラインを作って、それを守ることで、生活の質を守ることになる。今は、この段階です。

「コロナと戦う」とか「コロナに負けない」というのは、私には少し荷が思い感じがしています。あくまでも、「私には」です。
すでに、この世界はコロナウィルスがいる世界です。これからも、コロナウィルスがいる前提で生活をしなくてはいけないのかもしれない。もちろん、いずれワクチンもできるけれど。なくなるわけではない。
この状況だから、得ることができた経験。知り得た事実。この経験は必ず生かさなければならない。それも、私たちの仕事。

この状況が落ち着いたら、この施設に起きたことを振り返りたいと思います。すべきだと思います。きっとそうだと思います。
介護の現場で起きていたこと、その現場で高齢者を支えていたスタッフのことを、もっともっと世の中の人に知ってもらいたい…

次のバトンは西台高齢者在宅サービスセンターの方達で〜す。
よろしくお願いします!「命!」






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三線

2020-05-04 18:44:44 | 介護 日記
みんなさんいかがお過ごしでしょうか?
齋藤です。

緊急事態宣言より早三週間が経過。

延長の発表が今日にもありそうな予感です。

自粛生活が続いているのでほとんど外に出ず家にいるので身体がなまってしまいますよね。私も家から徒歩3分の公園で子供と体を動かすことぐらいしかできません。
しかもうちの子供は公園に行っても砂場で砂の山と家を作るだけなので運動不足は一向に解消されないです。。。。


さて音羽台でも活動が制限される中でもいろいろな楽しみが持てるように工夫しています。
最近入職した職員たちが楽器が得意な職員が多くみんなでコラボしています。

もちろん密にならないように細心の工夫をしています。
この楽器をみたことありますか?沖縄の楽器で三線です。私の年代では、夏川りみとかBOOMとかBEGINとかORANGE RANGEとかがテレビでよく弾きながら歌っていました。

沖縄の音色はなんだか癒されますよね。私も10年ぐらい前は毎年沖縄に行ってました。石垣島とかの離島にも行ったことがあります。
私のおすすめは本当なら伊江島と古宇利島です。離島ならやっぱり黒島ですね。





みんなでこの音色に癒されながら頑張っています。
あと1か月ぐらいの我慢なんですかね?今は耐えるときだと思い頑張っています。

皆さんも力を合わせて頑張りましょう。


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人目に留まらず片隅に咲いていた花

2020-05-02 17:42:29 | 介護 日記
音羽台事務の山口です。
当施設の裏庭の片隅に咲いていた花をデイサービスの運転手さんが見つけ、きれいに生けていただきました。生けられた花たちは喜んでいるように見えますね!
ちなみにその運転手さんは華道の免許もお持ちだそうです!それもすごい!!

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会いたい。

2020-05-02 16:47:11 | 介護 日記
相談員の高橋です。
ゴールデンウィークが始まりました。

本来であれば、たくさんのご家族が来てくださる、まさにゴールデンなウィークのはずでした。
でもね、先日、ご紹介したWEB面会。
今日はありがたいことに、入居者さんの様子を見ていたスタッフさんから、「やっぱり、ご家族がこないから元気なくて。今も、ご長女様のことを食堂で待つって言って…WEB面会できませんか〜お願いします」とリクエストがありました。
ありそうでなかった、こちらから、ご家族への発信。
ご家族も喜んでリクエストに応じてくれました。
なかなか会話にはならないけれど、ご家族の笑顔と声が聞けるだけでも、この安心感。ニコニコになってお部屋に戻りました。やっぱりご家族すごい。

次は、施設のケアマネジャーが、「スマホとかパソコンで…」と伝えると、「もうね、そういうのはね、よくわかんないの」とおっしゃるご家族に、「Aさんの居室は、少し離れているけれど道路と面しているから、居室のベランダに出て、そこから道路越しに会うのもいいかも」となかなか味のある提案。

そして、本日。


やればできる(笑)。
会話は電話で。入居者さんも面会に来てくれたご家族さんのことをスタッフさんに「あの子はいいこだわ」と仰っていました。

手作りマスクをいただきました。

生地を見ると、その方の大切にしていたものがわかる気がして。
ありがたいです。サージカルマスクは現場スタッフに優先的に渡して、私たち事務方は、手作りマスクで防御ですね。でも、全然サージカルマスクが正規の値段で手に入りません。現場に優先的にも何も、十分に渡せる数もありません。
今売られているマスクは、驚くほど高い。一枚五十円以上…。下手すれば八十円とか九十円とか。使い捨てできるレベルではありません。それでも、市場に出て来ただけマシなのかもしれません。どしても必要ですから買うしかありません。

こちらは新人職員さんが自宅で作ってきてくれたマスク。インナー付き。


大事に使わせていただいています。

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