ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

気になったこと。

2009-12-02 20:27:07 | 旅行
 11月末に、徳島県牟岐町に行ったことは先日書きましたが、ちょっと気になることがありました。

 高知県でも最近多くなってきたのですが、国道沿いの飲食店が閉鎖されたのかシャッターが閉まったまま放置され、駐車場にロープが張られているのです。

 ときどき食事をしていた店も、なくなっていました。郊外型の店舗が厳しくなったということなのでしょうか。

 店に入って食事をする余裕もなくなったということなのでしょうかね。
 
 今回は助手席に座っていたもので、特にきょろきょろして、見ていたのです。
 
 高知県側でも何箇所かそうした元店舗がありました。
 明るい話題はないなあ。

 これから正月に向けて少しでも明るくなるよう、誰か何かしてほしいな。

 旅が好きな者にとって、食事をする場所がなくなるって事は、向かう先の魅力が半減するってことですから、まずいよね。
 うまいものがなくなるわけでもないのでしょうが、探す時間的な余裕が無い旅が多いものですからね。

 都会に向かう旅、たとえば東京へなどの旅はどうでもいいのですが、田舎から田舎に向かう旅は、食べる楽しみは絶対ですから。
 そういえば、高知県東部地域で「うまいもの」ってなに?。
 あるかなあ??。

利息10%。

2009-12-02 18:18:07 | 田舎の理屈
 公的な管理の下経営再建中のJALが日本政策投資銀行と契約した上限1000億円の融資に、年10%の金利が設定されているようなのです。
 ええ!!。経営再建中ということは、厳しい状況下で有利子負債を減らしたいところでしょうに。政府はJALを倒産に追い込むような気もなく、高い金利を取って利益を得ようとするなんて、何を考えているのやら。

 もともと政策金融機関は、政府が日本経済の健全な発展、国民生活の安定といった一定の政策を実現するために、法律によって特殊法人として設立された金融機関でしょう。それが、どうしてもつぶせない企業への融資に10%もの金利を設定するとは、なぜだろうか。
 それほどJALは、危ないということなのだろうか。
 
 とはいえ、僻地空港からの撤退も許さずでは、JALもつらいね。

 JALの内部も問題はあるようですが、金利10%には驚きました。
 高知路線なども利益を上げている訳はないと思うのですが、高知県のことを考えると、飛行機が来ない空港など考えられないことだし、困るよね。

 政策投資銀行による10%の金利設定。当分記憶に残りそうです。
 サラ金並みです。

 為替差損で日本の企業が疲弊している状況からも、政治と経済がもっと対話しないとなあ。田舎者には、今回の円高もわかりません。

 今はまだデフレではない。という官僚も現状認識が??>。
 
 2年間も継続的に下がらないと、デフレとは言わないらしい。
 いつ頃の理屈だろうかね。
 ただ田舎生活は、大きな変動はありません。
 いいときも、悪いときもそうなのです。
 日々の現実に向き合うだけです。

 概ね変わらないね。田舎はね。底にいるのです。これ以下はないように祈るだけです。

健忘症か??。

2009-12-02 17:25:06 | Vision East
 よく忘れるようになりました。まずいよなあ。
 講演会のご案内をするのを、忘れておりました。

 すぐなのです。それも13日、12月のです。

 題は「世界遺産に学ぶ。文化講演会」

    文化財保護と地域振興をテーマに世界遺産を例に挙げて話をしていただくことになりました。

 午後2時から4時ぐらいまで、場所は奈半利の藤村製糸株式会社です。
 入場無料ですから是非どうぞ。

 文化で飯は食えないとか、よく言われます。なんとか頑張っている方々も全国におられますから、難しい課題に真正面から挑戦です。特に高知県の東部地域の方々に来ていただきたいですね。
 高知県の東部地域にとっても観光問題は重要な分野ですからね。

 講師は佐滝剛弘氏。「知られざる世界遺産を訪ねて」等、著書多数。
 本業は、NHKのディレクターなのです。

 なはり浦の会の主催事業です。

 しかし今年は忙しいねえ。

 イベントが押し寄せてくるみたいです。一つ終わるとまたまたといった感じですね。
 まあ、たまには頭の体操もしないといけません。
 普段あまり頭使わないし、お勉強をしましょう。講演会なんて最近あまり行かないし、講師の先生とゆっくり意見交換が出来るといいですね。

 高知県の東のほうでゆっくり聞ける講演会も少ないもので、喜んでいただけるでしょう。

散策ツアーです。

2009-12-02 17:12:28 | 野根山街道物語
 またまた、散策ツアーです。

 場所はいつもの野根山街道。今回は奈半利の町中から白石神社まで、8KM程度

 日時は1月3日です。AM9時集合です。ご希望の方は12月18日までにご連絡ください。

 費用は3500円・人。今年で12回目ですからそれなりの歴史があります。

 酒びたりの正月から仕事に戻ろうとして、酒抜きイベントを考えたのです。

 まあ森林の中を歩くといった楽しみはありませんが、野根山街道の入り口付近を散策することになります。

 お昼の準備は会費の中で準備をしてくれるようですから、ご期待ください。

 歩くことを普段あまりやらないだけに、意識的に努力をしなければなりません。

 けれど散策ツアーは、仲間を集めて「みんなで行こう。」ですから主催者の方々は大変ですが頑張っていただかないと困ります。

 主催??。なはり元気会だそうです。

 来年は出来たら2月ごろ、雪が降ってから雪景色の写真を撮りたいのですが、それの下準備といったところかな。

 「笹の上に積もった雪」を撮りたいと思っているのです。
 こればかりは、森の中に入ってみないと解りませんからね。
 行って駄目なら、また行くだけのことですが、頑張りましょう。
 高知県の海岸部では雪景色は難しいのです。
 
 2月に予定している場所は、野根山街道の最高地点、装束峠の向こう側、笹の峠付近です。
 そこまで行くのは、天気が良くないと風は強いし困ったことになるのですが、今回の場所だったら、少々の雨でもOKでしょう。

 さて何人集るか。期待です。

難しい問題

2009-12-02 13:05:30 | 建造物入門
 登録有形文化財に指定されていた、「岡田家住宅」のきり絵です。

 国道から北川村に向かう道路沿いにありました。酒類販売業を営んでおりましたが、販売業をやめ家屋も廃棄して住宅として新築しましたから、すでにこの店舗は存在しません。

 文化財全般に言えることですが、老朽化からは逃げようもなく、案外と住みにくいのです。古くなって修繕をしようとオモっても、結構費用がかかったりするのです。それなら新しく建てたほうがいいような・・・。

 そうした思いになっても、仕方がないのかな。

 この絵。きり絵ですが、色がたくさん与えられています。酒屋さんには必須アイテムの軽トラが描かれていて、生活感が漂っています。

 なくなってしまってから言うのもなんですが、「もったいないよなあ」

 時間はお金では変えないのですがね。