岩崎弥太郎の生家が建設されたときに、石塀も造られたのですが、どう見ても手が足りていないのです。
通常石塀の端には石組みをして、強度を高めているのですが、この場合あまり配慮がないような、そんな感じがするのです。
まあどうせ壊れたら直せば良いのですから、確かなものを作る必要もないのかもしてませんがね。
この写真、先日岩崎弥太郎の生家に行ったときに、撮影したものです。一見して、もうちょっとなんとかしたらいいのにと思ったことから、撮っておいたものです。
昔の地下浪人の住居はこんなものだったのかな。それにしては住宅の屋根にはちゃんと瓦が葺かれているのですし、石塀にも瓦が乗っていますからね。瓦は高級品だったはずですからね。石は海岸に行けば落ちていますからねえ。今は勝手に採取することは出来ませんが、幕末の頃には規制はなかったはずです。
最近どうも色々と見始めていると、見ながら考え始めております。いいのか悪いのかわかりませんがね。