日野市神明 kei's ピアノ教室 ブログ【エンジョイピアノ♪】

小さなお子さんは音楽で遊び耳を育てることから。アンサンブルで音楽がもっと好きに。ピアノが一生の友になるようお手伝いします

涙くんさよなら@ボランティア

2011年03月29日 | 音楽ボランテイア
月曜日、高齢者通所施設へ音楽を届けるボランティアの日。

地震の事には一切触れず、ただ元気が出るような曲を歌った。

「春が来た」「花」「さくらさくら」など春にちなんだ曲をたくさん。卒業シーズンという事で、「ほたるの光」「あおげば尊し」。他に、「涙くんさよなら」「上を向いて歩こう」など私なりに思いを秘めた選曲も加えた。

特に、「涙くんさよなら」は、スタッフの方にも好評。
明るいメロディーに心しみる歌詞がよい。

また、あるおばあちゃまからリクエストされたリストの「愛の夢」は、冷や汗かきかきの演奏ながらもとても喜ばれ、ラ クンパルシータを演奏した時は、スタッフと高齢者の方がタンゴを踊って盛り上げてくださった。

打楽器を奏でて頂いたり、少し体を動かす歌などを1時間歌ったのち、いつもの「夕焼け小焼け」ではなく、「365歩のマーチ」で明るく終了。

痴呆が進んだ高齢者の方々の有り様、つまりは体裁をつくろったりしない、つねに自然体、常に本音の態度、などがこちらの心を無邪気な状態へと解き放ってくれる。そこに音楽が加わると、その場に居る人たちの調和、安定を生み、愉快な感情がわき、さらには癒しが得られるという、なんとも有り難い状態になる。

ボランティアっていいな。
音楽っていいな。
人ってすばらしいな。


いろんな事に思いを馳せながら、悲惨な状態についての想像力を持ちながらも、音楽が出来る環境にある人は音楽をやっていかなければと思う。





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