いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

少年の詩 奈良少年刑務所での作品 「期待」

2019-08-15 23:32:57 | 


期待

ぼくは小さな頃から 母に
食事の仕方
テレビの見方
寝る時間
朝起きる時間
勉強の仕方など
すべてにわたって
いろいろ厳しくしつけられてきました

いま思えば ぼくの未来を思ってしてくれたことですが
その頃は「ぼくのことキライなんやなあ」と思いました。
「亡くなってしまった兄ちゃん姉ちゃんの分
あんたにしっかりしてもらいたくて
厳しくしたんやで」と 母はいいます

母の期待を裏切らないようにしないと駄目だ
と思いながら必死で生きています
母のような気持ちが持てる親になりたいと
心の底から強く思いました












梅地和子さんの歌②

2019-08-15 22:20:38 | 短歌


初孫をいとほしみつつ胸満たす友の掌にある確かな力

……

初孫が生まれると、うれしいものだ。
おじいちゃん、おばあちゃんたちの喜びは、
通り一遍ではない。
両親より、もっとかわいがる。
老いた友が、赤ちゃんをかわいがる。
胸がはりさけんばかりに。
子は宝。
孫は黄金。
衰えていたはずの掌に強い力が残されていたことを実感するのである。





時間の花束~三浦百恵著~

2019-08-15 21:31:41 | 読書


アマゾンで突然、ある本がベストセラーになった。
写真集「時間の花束」 著者、三浦百恵さん。
長い間の沈黙を破って、
あの山口百恵(60)が表に出た。
昭和の人なら、みんな知っている。
スターダムから、突然引退、
そのあとは決してマスコミにも出なかったあの人が。
キルトの作品集である。





昨日はどこにもありません

2019-08-15 21:20:13 | 


昨日はどこにもありません

昨日はどこにもありません
あちらの箪笥の引き出しにも
こちらの机の引き出しにも
昨日はどこにもありません

それは昨日の写真でせうか
そこにあなたの立っている
そこにあなたの笑っている
それは昨日の写真でしょうか

いいえ昨日はありません
今日を打つのは今日の時計
昨日の時計はありません
今日を打つのは今日の時計

昨日はどこにもありません
昨日の部屋はありません
それは今日の窓掛けです
それは今日のスリッパです

今日悲しいのは今日のこと
昨日のことではありません
昨日はどこにもありません
今日悲しいのは今日のこと

いいえ悲しくありません
なんで悲しいものでしょう
昨日はどこにもありません
何が悲しいものですか

昨日はどこにもありません
そこにあなたの立っていた
そこにあなたの笑っていた
昨日はどこにもありません







もっとも高度な仕事~郵便配達~

2019-08-15 21:14:02 | 人生


いままで生きてきて、
20種の仕事を体験した。
そのうち、もっとも難しかったのは、
郵便配達夫である。
「あんなものなんで」
と思う方は、経験が足りない。
彼らは、若いときから修練を積んだ、
天才集団である。
若いうちに体験しないと、覚えられない。

身内や知り合いにこの仕事をしている方があったら、
ご存知であろう。

彼らは、天才集団である。




人生で一番嫌な奴~それは恩師~

2019-08-15 20:59:11 | 人生


人生で、一番嫌なやつがいた。
上司であった。
学校の教員をしていた頃、
所属長に、退職を勧められた。
「なんで」と思った。
凄まじい仕打ちを受けた
父は、死ぬ直前
「あいつは、恨み殺してやる」と言った。
本人に伝えてやろうかと思ったが、
やめた。

しかし、
しばらくし、いろいろな仕事や経験をするうち、
「退職に追い込んだあいつが、我が人生最高の上司ではなかったか」
と思うようになった。
あの仕事は、向いていなかった。
最終的には、大学の教員をしたが、
人生で、
20種の職を経験することができた。
それは、学校をやめたゆえであり、
そのおかげで、豊かな経験を頂いたのだ。

今は、
彼に感謝している。

閲覧数30万を超えて~御礼~プラチナを目指して

2019-08-15 20:38:20 | 人生


ブログをはじめて、5年になる。
その間、多くの方の助けをいただき、
本日、閲覧数30万を超えた。
読者の皆様に御礼申し上げる。

記念に、自己紹介も新しくした。
「沈黙は金、雄弁は銀」と忠告してくださった方がある。
その忠告は、ありがたく受け取る。
しかし、
わたしは、金や銀を目指しているのではない。
目標は、記事の質の高さである。
目指すはプラチナ。
優れた記事を、多くの方に提供する。
これまで、
幼稚園生
小学校児童
中学校生徒
高校生
大学生
大学院生
社会人
と、多くの方の教育に携わってきた。
また、
20種類以上の仕事をした。
最後は、大学生が対象であった。
その経験から得た教訓を活かしたい。
プラチナのような質の高いブログにしたい。
これが、偽らざる気持ちである。
ときには難しすぎる、
ときには通俗的過ぎる、
易しすぎる、
ということがあるのは、承知の上である。
迅速、丁寧をモットーとする。
なにしろ、情報の提供対象年齢が広いので、
そのへんは、許していただきたい。

ネットにオンしたとき、気軽にお立ち寄りください。