いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

女医になった少女

2019-08-21 23:27:10 | 


女医になった少女

おそろしい世情のロ9年を乗り切って
少女は今年医者になった
まだあどけない女医の雛は背広を着て
とおく岩手の山を訪ねてきた
私の贈ったキュリイ夫人に読みふけって
知性の夢を青々と方眼紙に組み立てた
けなげな少女は昔のままの顔をして
やぱり小さなシンデレラの靴をはいて
山口山のいろりに来て笑った
私は人生の奥にいる
いつのまにか女医になった少女の目が
煙るようなその奥を老いたる人を検診する
少女は言う
街の医者もいいけれど人の世の不思議な理法がなお知りたい
人の世の体温呼吸になお触れたいと
狂乱怒涛の世情の中で
いまい美しい女医になった少女を見て
私が触れたのはその真珠色の体温呼吸だ











雑用係を侮ってはいけない

2019-08-21 22:18:24 | 人生


多くの高齢者は、1度や2度は、骨折したことがある。
ところが、わたしには、それらしい経験がない。
不思議だ。
ただ、
所属するソフトボールチームで三塁を守っていたとき、
相手が、ヘタクソな私めがけて集中的に攻めてくるので、
だんだん腹がが立ってきた。
その怒りの瞬間、
相手は、またも私の右に強烈な打球を飛ばしてきた。
カッときた私は、グローブをはめていない右手で、
ドーン、と受け、そのまま1塁に投げて、アウトにした。
が、右手の薬指が激痛を訴えた。
雑用係をしている方が、
処置してくださった。
ところが、いつまでたっても痛みが消えない。
整形外科に行ってみた。
レントゲンを撮った。
見ると、右手の薬指の先は、花火が散るようにばらばらな骨片のかたまりになっていた。
ほれぼれすするくらいに。

雑用かかりの方の善意はわかる。
しかし、
きちんと状況を把握できないと、
人を殺すハメになるかもしれない。

雑用係を侮るなかれ。
彼らは、とても責任重大な仕事をしているのだ。

これに同意される方は、
賢い。
このブログを読んでくださっている方も、
同様な経験をされているだろう。

優れた雑用係の方も見てきた。
管理職に優遇されていた。

He deserves it.









8月21日 プロ野球セ・リーグの結果と順位

2019-08-21 21:40:21 | 広島カープ


本日のプロ野球セ・リーグの結果と順位

中日対巨人   5-2で巨人の勝ち
阪神対DeNA  3-1で阪神の勝ち
広島対ヤクルト 5-4で広島の勝ち セーブ 中崎

順位
1 巨人   -----
2 広島   6.5
3 DeNA  0.5
4 阪神    4.5
5 中日   4.0
6 ヤクルト  4.0






クラス会の季節

2019-08-21 21:26:33 | 学校


最近、高校のクラス会の集まりが多く企画されている。
私くらいの年が、クラス会最適令なのだ。
父も、今のわたしの年齢の頃から、
盛んに中学のクラス会に出ていた。
優れたクラス会とは、
高齢になっても、みながよく集まるクラス会である。
良い高校に行ったな、と思う。
バランスの良い人間を作り上げる学校だった。

モットーは
全人教育。






美容師さんの選び方

2019-08-21 21:17:35 | 髪型


久しぶりに美容室に行った。
はじめての店で、予約制だったが、
快く引き受けてくれた。
料金は、今まで通っていた美容室の倍。
男の美容師さんだが、気持ちの良い対応だった。
めったに髪は切らないので、
長持ちするように切ってください、
とお願いした。
見事なカットで、
見栄えもいいし、
3ヶ月はもつ。
結局、美容室を変えたのは、正解だった。
ついでに、
「若い人は注文が多くて大変でしょう」
と聞いたら、
「ネットで調べて注文されるので、簡単です。」
ということであった。

将棋の短歌、というジャンル

2019-08-21 21:01:38 | 短歌


短歌には、あらゆるジャンルがある。
最近、
将棋の短歌、
というジャンルが確立されつつある。
将棋の対局や友人関係を題材にしている。

将棋を指していると、
あらゆる常識が問われていることを自覚する。
ある短歌は、後期高齢者で、
すさまじく強い方を詠んでいる。
例は、
次の機会に書く。

若い頃、重病に遭遇し(出会い)、
精神や肉体をを侵された方が、
復活される。
薬も飲まなくてもよくなっている。

そういうアマ高段者に、たくさん出会った。
将棋の効用の一つである。





将棋の高段者には、責任がある

2019-08-21 20:35:33 | 将棋


久しぶりに、ある将棋祭りにでかけた。
ほとんどのイベントが終わり、
当日最後に配されたメインの対局の最中で、
みなさんが観戦されているとき、
(わたしには興味がないので)そろそろ帰ろうとした。
そのとき、
棋友(将棋を通じたともだち)に出会った。
強そうな人と、対局している。
通りかかったとき、ちょうど対局が終了した。
棋友が、
「教えてもらったら?」
と言う。
相手は、県代表クラス(将棋大会で県で1番になった人)だそうだ。
喜んで教えていただいた。
駒落ちで。
結果は、敗北。
敗因を聴いた。
丁寧に教えてくださった。

将棋も、高段者クラスになると、責任がある。
相手に応じて、
適切にアドバイスすること。
将棋普及の責任。

高段者になっても、この責任を自覚せず、
他人の将棋に口を出したり、
あざ笑ったりする人がいる。
こういう人は、
仲間内で嫌われ、それなりの対応をされることになる。

本当に強い方は、そのことを自覚しておられる。

いい人に教えてもらった。
彼には、高段者に与えられる
輝かしい待遇が待っているだろう。