めざめていても夢はみる

ぼくはいつまでもさまよいつづける、
夜が明けても醒めない夢のなかを…

目眩

2014-08-28 22:22:25 | ペン
気分転換に地上に出てみるが、彼の眼には太陽の光は眩しすぎた。 「やっぱりぼくには、陽の差さない、暗い地底がお似合いということか…」 クラクラ目眩を感じつつ、それでも地上でやらなくてはならないことがあった。 彼は自分に云い聞かせる。 「あと少し、あと少しの我慢だ……」 . . . 本文を読む