市長の命の危機を救ったアマガエルの三郎くんが、名誉市民の称号を贈られる。
彼は嬉々として云う。
「これから住民票をもらいに行くんだ!」
完
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今日はぼくにとって特別な日なので、
ちゃんと朝ごはんを食べ、お気に入りの服を着て家を出た。
小舟に乗って、小貝川を上流のほうへ。
川の流れに逆らって、舟は川面を辷りゆく。
1時間ほど経つと、川幅は広がり、周りは山に囲まれる。
そろそろ源流だ。
と、
山の向こうに巨大な影……
古代人だった。
「いやね」古代人は語りはじめる。「ストレスさ。すべてはストレスのせい」
ぼくは、「うんうん」と彼の話 . . . 本文を読む