ゴルファーに変装し、駅前の喫茶店に入る。窓際の席に着き、駅の出口に眼を向ける。
30分ほど経ったころ、駅から待ち合わせの相手が出てくるのを認める。
ぼくは、喫茶店を出て、駅とは逆の方向へ走る。
商店街の1番端にある中華料理屋に駆け込み、ギョーザ定食を注文する。
急に雨が降り出す。
すると、部屋の窓が開けっ放しのままのような気がしはじめ、いてもたってもいられなくなる。
けれど、店の主人はすでにギョーザを焼きはじめてしまっている。
もう、キャンセルはできないだろう……。
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