私たちが幼少時に成熟した都市圏は、成熟期を迎えててむしろ「老生」の域にあり、インフラの旧態然化と今時でない「古い規範」の現代との混然ですっかり間に合わなくなった。
人が住まうのでおいそれと再編成もスクラップandビルドが叶わない。むしろ後発の地方都市の遅れた出だしが、むしろ好機になるような開発の余地を持ったりもしてる。
一概に「うまくいってる」などというのは一過性の瞬間に過ぎず、羨ましがってる間に盛況は去り始めになる。
その意味では下手に抑揚へ一喜一憂をせぬところの方が、なまじ無用に振り回されずに済むというのは利点だが、そこは気付かぬものには無きに等しい。
あるのは「そこに過ごした」なる生き様です。
そこにはいいも悪いもない。
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