今季のGPシリーズは特にシングルで番狂わせが結構ありますね。特に男子。
サプライズ続きはジェットコースターに乗ったがごとく心臓に悪いですが、嬉しいサプライズなら何度でも歓迎します。
余談ですが私はジェットコースターは大の苦手です。誰も聞いてませんね、失礼しました。
<男子シングル>
1.無良 祟人 230.68(SP2/FS2)
2.ジェレミー・アボット 227.63(SP1/FS3)
3.フローラン・アモディオ 214.25(SP7/FS1)
4.ブライアン・ジュベール 210.16(SP3/FS5)
5.ナン・ソン 205.48(SP6/FS4)
6.Jinlin GUAN 191.99(SP5/FS6)
7.シャフィック・ベセイエ 183.32(SP8/FS7)
8.トマシュ・ベルネル 181.72(SP9/FS8)
WD ヨリク・ヘンドリック
まずは無良選手、GPシリーズ初優勝おめでとうございます。只今うちのTVが録画機能について時々サボタージュするという
実にけしからん状況で、やむなく動画で見ざるを得なかったのが実に残念です。でも、クワドも3Aも決まり、ミスも最小限で済んだので
良かったと思います。惜しむらくはタイムバイオレーションでー1をくらったことですね。でもこれは次回から修正できることですし、
ジャンプの調子が良いのならこのままぜひ頑張っていただきたいところです。残念ながらファイナルには進めませんが、全日本に向けて
良い弾みをつけて練習に励めることでしょう。
アボット選手も初戦より順位を上げることができて良かったですね。アモディオ選手はSPの時本当にがっくりきていたようなので、
FSで挽回できて何よりです。
そしてジュベール選手とナン・ソン選手ですが、体調不良が伝えられる中無事出場できただけでも嬉しく思います。お二人とも精一杯
頑張ったのでしょう。表彰台は逃しましたが、苦しい中戦った経験は必ず次に生かされると信じています。
ともあれ皆様、お疲れ様でした。
<女子シングル>
1.アシュリー・ワグナー 190.63(SP2/FS1)
2.エリザベータ・タクタミシェワ 179.62(SP3/FS2)
3.ユリア・リプニツカヤ 179.31(SP1/FS3)
4.クリスティーナ・ガオ 164.71(SP7/FS4)
5.マエ・ベレニス・メイテ 157.58(SP4/FS5)
6.ポリーナ・コロベイニコワ 144.82(SP5/FS7)
7.エレーナ・グレボワ 140.86(SP6/FS9)
8.ジェナ・マコーケル 135.40(SP10/FS6)
9.ヨシ・ヘルゲソン 133.77(SP9/FS8)
10.レナ・マロッコ 132.44(SP8/FS10)
上位陣は大体メンバーは予想通りでしたが、点数…。3F+3Tでも飛んだかと思いました。
まあ、良くも悪くもISUの意図というかトレンドは分かりつつある感じですね。なんて書くと「陰謀論者」とかいう烙印を押したがる方も
いらっしゃるようですが(笑)政治的なスポーツであることはソルトレイクの例を見ずとも明らかなのであえてこれ以上は語りません。
ともあれ、今季GP二度目の優勝を果たしたワグナー選手が安定しているのは事実ですし、優勝には異議ありません。全米選手権を
制し四大陸も優勝と、それ以降は自信に満ち溢れた感じですね。コーチ変更もいい方向に転じたのでしょう。ファイナル進出決定です。
タクタミシェワ選手も怪我の後ながらも調子を上げてきたのはさすがですね。 体型変化もまだ終わってないと思いますので大変かと
思いますが、頑張って欲しいと思います。ファイナル進出はNHK杯の結果待ちですね。
リプニツカヤ選手はシニアの洗礼をまた受けてしまったといったところでしょうか? プレッシャーはCoCの浅田選手直後の滑走よりは
軽かったのではないかと思っていましたが、逆にトラウマになっていないといいのですが。怪我をしたという噂も聞きますので、とにかく
落ち着いて自分の心身を整えることに集中できればいいですね。2位3位なのでファイナル進出の可能性は大ですが、彼女もまたNHK杯
待ちかな? タクタミシェワ選手もですが、地元ロシアで開催のファイナルには出ておきたいところでしょうね。
今回4位のガオ選手も2位4位ですのでファイナルの可能性がありますね。いろんな意味でNHK杯がより注目を浴びそうです。
いよいよGPシリーズ第六戦NHK杯は23日から開幕します。楽しみですね。
以上