歌うように語ろう

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中国杯短感&東西選手権に思うこと

2013年11月04日 | フィギュアスケート

ちょっと遅くなりましたがごく短く中国杯感想など。ついでに東日本選手権と西日本選手権についてもちょっとだけ。

 

ペアやアイスダンスはまあ大体想定内として、男女シングルが荒れ模様でした。

男子は表彰台には乗るかもと思っていたものの、優勝までは想定していなかった(失礼)ハンヤン選手が初のシニアGP金メダルでした。

コフトン選手もクワド2種持ちになり、楽しみですね。五輪に出られるかどうかわかりませんが(なにせロシア男子は1枠…恐ろしあ)

結構善戦するのではないかと期待しています。ゴッドマザータラソワ先生も喜んでおられることでしょう。

小塚選手は3位に入りましたが…個人的には順位よりも内容がかなり心配です。やはりコンディションが整わないのか、ソチに向けて

大変厳しい様子に見受けられます。頑張って欲しいところですが。

 

女子はまさかのダークホース15歳ポゴリラヤ選手の優勝でしたが、万馬券とは言わないまでもほとんどの方が予想しなかったでしょう。

いつぞやのパシュートかなにかで上位陣がゴール直前でみんなコケて、5位くらいの選手が優勝をさらっていったのを思い出してしまいました。

国内無風区のコストナー選手はいいとして、ロシア2枠を争うソトニコワ選手と、最大枠3つあるもののやはり厳しい選考になりそうな村上選手の

今後の調子が気にかかります。特にソトニコワ選手はフルッツでありつつフリップの成功率が低めなのが痛いところですね。

スケーティングやスピンなど総合力はあるのにジャンプが落ち着かないのは体型変化がまだ落ち着かないのか、あるいはプレッシャーに

弱いのか理由は不明ですが、いいものは持っていると思うので、もし五輪に間に合わなかったとしても腐らず今後も頑張って欲しいですね。

今井選手はいいスケーティングをアメリカから持ち帰って、今後国内で練習を積むようですね。体調を崩していたため、大分痩せてしまい

コスチュームがぶかぶかになっていて痛々しかったです…。とにかくまずは健康第一で。所作はとても綺麗で良かったと思います。

 

さて。東日本選手権ならびに西日本選手権は概ね例年通り西高東低の傾向通りだった模様ですね。

いろいろ思うところはありますが、ひとつ言わせて頂くならば「マナーをきちんと守りましょう」ということでしょうか。

特定選手のみ応援したいのならばそれはそれで自由ですが、だからと言って周囲に聞こえるような大声で他選手の批判や中傷は

いただけませんね。

次は全日本です。強化選手以外にも多くの選手が全国から頂点をめざして戦う真剣勝負の場になります。

是非とも真っ向勝負でより公正な採点と選抜をお願いしたいと思います。

 

以上