歌うように語ろう

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TEB男女シングル短感

2013年11月19日 | フィギュアスケート

年々体力が落ちる一方の上に、急激な寒さの到来に体がなかなか順応しません。秋はどこ行った?

さて、寝込むほどではないですが元気でもないので表彰台のメンバーで男女シングルのみの感想です。

リアルタイムが一番ではありますが、個人的には早朝放送(録画)→時間差視聴も悪くないなと思ったり。

閑話休題。男子から行きます。

 

チャン選手はここにピークをうっかり持ってきてしまったのかと思うほど、ショートフリー揃えてきましたね。

点数は確かにすごいんですが、あれだけきっちり文句なしの演技を揃えられたらなんも言えねーです。

心配なのは、本番のソチにちゃんとピーキングできるのかということくらいでしょうか。

 

羽生選手はFSでは両方のクワドが入りませんでしたが、技術的にはそれほど心配ないと思います。

EXではよほど悔しかったのか4Tと3A2本飛んでいたそうですが、彼の場合体調維持が一番の課題だと思うので、

スタミナ増強も含めコンディション調整しつつ、ファイナルや全日本できっちり決めてくれればと思います。もちろん

選ばれれば(多分選ばれるでしょうが)ソチでもね。

 

ブラウン選手はクワドレスではありますが、プログラム全体をSP・FS共によくまとめて来ていたなと思いました。

やはり点数は少し高めかなと思いかけましたが、今季は全体的に高めなことを考えると、内容からしてそれほど

おかしくもないですね。アクセルの抜けがありましたが、繫ぎにいたるまで手抜きなしの演技はジャッジに受けるのだろうと思います。

 

続いて女子。

 

ワグナー選手は今季から3F+3Tを毎試合入れてきていますが、まだ回転が足りないことや両足着氷もしばしばありますね。

ただ、毎回しっかり入れて挑戦してきている姿勢には好感が持てますし、今後につながると思います。

まずはトライしなければ成功する可能性もないですからね。相変わらず安定感がありますね。

 

ソトニコワ選手は今回FSで冒頭の3LZからのコンボを3Lz+2Tに自分で瞬時に切り替えられたのが良いターニングポイントになりそう

だと思います。もちろん3Lz+3Loを捨ててほしくはないんですが、危なそうなときにとっさに切り替えられたのは大きな収穫では

ないでしょうか。元々のポテンシャルは高いだけに、今後も自信を持っていけば後から結果はついてきそうな気がします。

 

ポゴリラヤ選手はいろんな意味でまだ若く青いなと思います。冒頭の3Lz+3Tはスピードもあり質も良いですが、2Aを筆頭に

まだまだブラッシュアップするところがいろいろありますね。しかしそれは言い方を変えればそれだけ伸びしろがあるということ

でもあるので、まっすぐに伸びてほしいなと思います。

 

早いものでGPシリーズも今週末のロステレコムで6戦目。ファイナルももうすぐですね。ファイナルが終わるともうすぐ全日本です。

楽しみなような、怖いような。

 

以上