競技によって選手生命の長さは異なることは、複数の競技を観戦されるスポーツファンならよくご存じのことと思いますが、
今年も各選手が頑張っていらっしゃるようで、勇気づけられる思いです。
クルム伊達、シングルスに続きダブルスも全豪オープ1回戦突破/テニス
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/tennis/headlines/20130116-00000302-tennisnavi-spo.html
錦織が3回戦進出=女子複の伊達組は逆転勝ち―全豪テニス
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/tennis/headlines/20130116-00000091-jij-spo.html
三浦知と契約更新=46歳のシーズンへ―J2横浜C
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/headlines/20130115-00000141-jij-spo.html
特にテニスの伊達選手は、只今開催中の全豪で単複混合と奮闘中です。
シングルスでの初戦突破はOP化以降の最年長記録更新だそうですが、あまり年齢のことにはこだわらず(ご本人も年齢の
ことを言われるとよく苦笑していらっしゃるので)自分のテニスを追求することを第一に頑張って欲しいと応援しています。
二十代の頃マスコミに追われることも多かった伊達選手は、その神経質さがしばしば表情に浮かんでいましたが、今は様々な
経験を経て、伴侶も得て、テニスとの向き合い方も変わってきたのだろうと思います。それは度々見られるようになった笑顔からも
垣間見られることです。
もちろんプロツアーに参加する以上勝利に対して執念は持つべきでしょうが、それだけでなく「テニスとは何だ?」
「テニスとはこんなに楽しいものなんだ!」ということを体現して多くのファンに見せてほしいといちテニスファンとして願っています。
二十代の時と四十代の今とでは体力の回復度やフィジカルケアの大変さも大きく異なるでしょう。しかし、パワーテニス主流の今、
経験を経たからこそできる彼女のテニスもまた価値あるものではないでしょうか?
昔とは異なり、アスリートの体をサポートする事業やスポーツドクターのサポートなどの尽力も相まって、若い選手とと共に
超ベテランも奮闘しています。
その姿はたとえ結果が出せなくても、本当に素晴らしいものだと思います。
昨今、結果至上主義に走るあまり運動部の監督による体罰が問題化していますが、若い選手たちも「なぜ自分は〇〇(競技名)を
やるのか?」と時には自身を顧みつつ、競技を愛し研鑽して欲しいものです。
せっかく、その手本になる素晴らしいベテランが日本にもいるのですから、是非とも彼らの姿から多くのものを学んでいただきたいと思います。
もちろん選手だけでなく、監督やコーチもです。
歪な心根で協議に取り組んでいけばいつか必ず、綻びが生じるのは自明の理であろうと私は考えます。いかがでしょうか?
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