二次元が好きだ!!

SSなどの二次創作作品の連載、気に入ったSSの紹介をします。
現在ストパン憑依物「ヴァルハラの乙女」を連載中。

おススメSS 錬鉄の英霊のいない聖杯戦争の考察

2014-11-07 22:43:29 | おススメSS

錬鉄の英霊のいない聖杯戦争の考察

考察物のSSです。
語り手は遠坂凜で衛宮士郎と聖杯戦争について語ります。

錬鉄の英霊アーチャーと衛宮士郎は互いを喰らうウロボロスの蛇。
だが、始めから尾を食べる蛇が居ないようにどこかでアーチャーが召還されなかった世界がある。

では何故アーチャーが召還される世界が生まれたのか?
それは世界が英霊エミヤの誕生を後押ししたからである。
そして、考えれば考えるほど、聖杯戦争は衛宮士郎を鍛えるに相応しい場を設けていた――――。


「『最初に英雄に至った衛宮士郎』が経験した聖杯戦争が、死者は蘇らず、八人目のサーヴァントも居ない正常に近い聖杯戦争だったと仮定します。しかし、その聖杯戦争は『英雄エミヤ』がアーチャーとして召喚することによって歪められたのですよ。同じ人物の現在と未来が同時に存在するという矛盾が生まれ、元々『アーチャー』だった僕は八人目のサーヴァントとして押しやられ、それに付随して言峰綺礼も復活した。――――さて、どうして世界はこんな矛盾と異常を許したのでしょうか?」

その場にいる皆に問いているようで、その視線は凶悪な顔をしている凜へと向かっている。
君ならもう答えは出ているだろうと挑むように。
そんな視線を受けて遠坂凜が黙っておけるわけがない。

「そんなの決まっているわ。『英雄エミヤ』をより高確率で製造するためよ。―――士郎を『抑止の守護者』にするために」

そう言い放った凜に対して、はあ?とランサーが驚いた声出す。
なんだか子ギルと凜との間で話が完結し始め、蚊帳の外に置かれつつある。
はっきり言って、二人が一体なにを言っているのかがよくわからない。

「ちょっと待てよ。世界が坊主を守護者にするために、ギルガメッシュや言峰を弄ったっていうが、世界が坊主のためにそこまでするのはおかしいだろ。嬢ちゃんが『ギルガメッシュ』を呼んだ聖杯戦争でも守護者になっちまるならわざわざ手を加えることはない。たまたまギルガメッシュが第四次に受肉したせいで空いた『アーチャー』のクラスにアーチャーが入り込んだだけなんじゃないのか」

凜や子ギルの発言はまるで、『衛宮士郎』のために世界が聖杯戦争を無理やり弄って調整したかのようだ。
たった一個人のために世界が動くなど、普通はありえない。
ランサーの言葉にライダーやセイバーも同調する。
しかし、凜はそれに対して首を振って否定する

「数多の平行世界の中で、私が『ギルガメッシュ』を召喚した聖杯戦争こそが原始の聖杯戦争の形だった。それを私たちが体験した聖杯戦争の形に変えることで生まれるメリットについて考えてみたの。そうするとね。気持ちが悪いほどに、士郎を英雄にするために改造したとしか思えないのよ」

桜がぎゅっと眉を寄せて困惑を深める。
守護者となった士郎がいったいどうなったか知っているからこそ、それは受け入れがたい。

「先輩を英雄にするために・・・ですか?」

凜はそんな桜に対し、頷いた。







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【予告】弓塚さつきの奮闘記~MELTY BLOOD編 ACT.1「冬の噂」

2014-11-06 21:41:33 | 習作SS

今年は奇妙な冬だ。
交通量1時間あたり平均5台。
鉄道機関利用者1日あたり100人前後。
気温は極めて低く、口から漏れる息は白く、冷たい。

身を包む衣装越しから突き刺さる寒気。
どこにも逃げ場はなく、体温は刻一刻と奪われていく感覚。

そして、気を抜くとどこまでの沈んで行きそうな感触。
――――まるで深海で溺れる魚のようだ、と誰かが言っていた。

「深海で溺れる魚、か。奇妙な例え、いやそうでもないか」

街を見渡す。
日中、それも休みの日だと言うのに人影はない。
道路を走る車は少なく、まるで廃墟のように街は静かであった。

空は曇り模様で降り注ぐ光りは少ない。
人気がない聳え立つビル郡は墓石か深海に沈んだ古代都市のようだ。

「なるほど、深海で溺れる魚。確かにそうだ」

そんな場所で確たる目的もなく、
ゆらりゆらりと歩く俺はたしかに魚そのものだ。

だが、それでも人々の生活は止まることはない。
墓石のようなビルの中では今日も人々は明日のために働いている。

ただ表を俺のように歩く人間が極端に少ない。
特に夜になれば人気は完全になくなり、闇夜と静寂が支配する。

こうなった原因は全てはあの『噂』であるのを俺は知っている。

曰く、殺人鬼は死神のような吸血鬼だった。
曰く、猟奇殺人鬼の被害者は残らず血を抜かれていた。
曰く、あの戦争が再開される

吸血鬼!
そう吸血鬼だ。
アルクェイドと出会い、
自身の過去と対面したあの吸血鬼を巡る戦い。

それはもう去年の話。
この手で確かに因縁を終わらせたはずだ。
第2、第3の吸血鬼など現れずはずがない。
にも関わらず、この噂は広がる一方で人々は語られる犠牲者の数に怯えている。

だが、俺。
いや、遠野の屋敷で関わる全員が知っている。
【吸血鬼の犠牲となった事実は存在しない】という事実を。

「本当に変だ、」

この街の裏世界を管理している秋葉だけではない。
シエル先輩、アルクェイド、それにさつきも調べて出てきた結論だ。

が、噂は収束することなく拡大するばかり、
火のない所に煙は出ない、というが今回は火はないにも関わらず煙が出る。
と言うべき状況で、ただの噂にしては違和感を覚えることが多い。

まるで人為的に、誰かが噂そのものを意図して広めるているような――――。





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弓塚さつきの奮闘記外伝 午後14:00(完結)

2014-11-04 22:42:48 | 弓塚さつきの奮闘記~月姫編

どうも、久々の憑依弓塚さつきだ。

いや、本当にすごかった…。
DEENのfateもそれはそれで楽しんだし、
セイバーと衛宮士郎とのイチャイチャにはニヤニヤと出来たから。

でも、流石uftable。
戦闘シーンといい、背景といい実に精巧だ。
一体何人のアニメスタッフの睡眠時間を犠牲にしたのか分からないけど……。

「次は士郎の出番ね…あれ、士郎は?」

引き続き2話を鑑賞しようと思ったが、
遠坂さんが衛視さんの名を呼ぶがいない。
ボクも振り返り喫茶店の中を見渡すが赤毛の青年はどこにもいない。
可笑しいな、さっきまでその辺で寝ていたはずだけど。

「あの…姉さん、何か手紙がありますよ?」
「手紙……?げ、これって、まさか…」

皆で頭を傾げるが、衛宮さんの行方に関するヒントは直ぐに出た。
桜さんが妙に古風な手紙を見つけ、遠坂さんが嫌悪感を表情に浮かべる。
…なんだろう、凄く嫌な予感がする。

「あ、それ聖堂教会の事務報告用の手紙ですね」

シエル先輩がカレーライスを頬張りつつ言った。
……それって、衛宮さんを浚った犯人って。

「一体何が…こ、これは!!?」
「また、何かあったのっ……!!」
「先輩……え?」

そして、手紙を開けて絶句し、石になるヒロイン3人。
一体その手紙には何が書かれているのやら……どれどれ?


雑談にうつつを抜かした駄目ヒロインへ。
カレンルートが解禁されるまで、衛宮士郎を永久租借します。


……う、うわー。
煽る、煽る、煽りおる。
公式で明言はしていないけどあの父にして子あり、と言った所か?

む、それに2枚目か?
……写真か、あ、これは…。


追伸:駄犬に責任を取らすので結婚式は言峰教会で行います、ぜひ来て下さい。


なんて素敵な言葉が綴られると同時に、
写真には花嫁姿の銀髪金眼の少女カレンが、
白のタキシード姿の衛宮士郎に寄り添う姿が写っていた。

新郎と花嫁の年が少々低いが、
純朴そうな赤毛の青年に銀髪一見ミステリアスな外見をした銀髪美少女。
その組み合わせは奇妙ながらも、婚姻衣装で着飾った2人の行く末に妄想を膨らませるには十分であった。

…タキシード姿の赤毛の青年が手足、さらに口を封じられているのを除けば。
なんかベットの上だし、カレンが衛宮さんの太ももに手を伸ばしているし、エロイな。

で、だ。
どう見ても幸せな結婚式の記念写真です、本当に(以下略)。
そして、この次にFate勢のヒロイン達が移す行動は言わなくても分かる。


ぶちん、ぶちん、ぶちん。


「ふ、ふふふふふふ」
「あは、あはははは」
「クスクスクス、せんぱーい」

魔力を噴出させブリテンの覇王の王気全開のセイバーさん。
腕の魔術刻印を光らせ、米神に青筋を立てて笑う遠坂さん。
そして、全身に影を纏い、顔を下に向けて嘲笑する桜さん、もとい黒桜。

ああ、全力で関わりたくない。
そして渦中の衛宮士郎は……うん、生きろ。
カレンの元から奪還されても、この調子だと八つ当たりの対象になるしない。

「さて、どうしてくれようかしら……って、
 まだ続きがある…あ、これ貴女たちの方のだわ、弓塚さん」

「え?」

喧嘩上等オーラを背負った遠坂さんであったが、
どうやらボクの方、ボク達がらみの内容らしい。

あーーうん。
すっごい、すっごい嫌な予感がする。
こうしたイベントが大好きな割烹着とか割烹着の影がちらつく。

どうせ琥珀さんが銀髪シスターが衛宮さんを拉致ったように、
拉致監禁、そしてヒロインに挑発でもしているだろうな……どれどれ。


シキをエルトナムの婿とします。


実に素っ気無い一言。
付随する写真には先と同じく花嫁姿の紫髪の少女が、
恥じらいつつも学生服の黒髪の青年、志貴に膝枕をしていた。

愛らしいというより学者のような理知的な面影が強い少女であるが、
今の少女はまさに恋する乙女、否、恋する乙女そのものであった。

……え゛

「ってシオン!!?」

どう見てもシオン。
シオン・エルトナム・アトラシアじゃないか!!
あ、あの子は一体何をしているんだ!?

あれか?ボクの記憶とか読んだせいか?
あるいは、そこまでしてゴールドヒロインに成りたいのか?

委員長キャラで真面目一直線だけど、
結構思考が乙女なのは【原作】でも薄々分かっていたけど、分かっていたけど。

まさか琥珀さんじゃなくてシオンがイベントを張るなんて…。
後、なんか、指に指輪があるのですけど…シオン、まさか本気なのか?

「………妹が錬金術師には気をつけろ。
 って耳が蛸になる程言っていたけど……本当に、そうね」

「ええ、まったく同意ですアルクェイド。
 手段を選ばないことは承知してましたけど、ここまでやるとは…」

背後から声。
ヤバイ、すっかり忘れていたけど、
この場には月姫のメインヒロインであるアルクェイドさん、シエル先輩がいる。
2人は揃って肩越しにボクが手にしていた手紙を読んでいた、つまり…そのシオンの写真も。

「シエル、私さ、エクストラ以来暴れていないし、暴れていいよね?
 後、あの錬金術師のことだから途中で障害とか妨害があるだろうし、コンビを組まない?」

「奇遇ですねアルクェイド、今の私もまた少し暴れたい気分です。
 何時もなら断る所でしたが、貴女とコンビを組むのもやぶさかではありません」

「じゃあ、決定。よろしくね、シエル」

「こちらこそ、アルクェイド」

がっしり、と握手を交わす吸血鬼と代行者。
2人の口元は綻んでいるが――――眼は全然笑っていない。
あの泥棒猫を殴ッ血KiLL!!と怒りに爛々と眼を輝かせている。

シオン、そして多分八つ当たりされるであろう志貴。
すまん、この2人を止めることできない、出来るのは君達の骨を拾ってあげることだけだ…。

「ねえ、貴女たちも朴念仁を奪われた口でしょ?
 どうせ行き先は同じみたいだし、一緒に行動しない?」

「あ、同じなんだ。いいよー」

「同じく賛成です」

さらに遠坂さんの連合提案。
その申し込みに2人はあっさりと承諾した。
かくしてここに魔術師、ラスボス、英霊、真祖、代行者の連合が結成された。

……うーむ、相対する相手は骨どころか灰すら残らないような面子だな。

「で、さっちんも行くよね?」
「あ、いや、その、だな」

なんて考えていたけど、アルクェイドさんから話し掛けられたー!?
ボ、ボクとしてはシオンは自分から喧嘩を売ったからいいけど、うん。

寝ている姿をニコニコ動画でアップしやがった恨みとかあるし。
翻って、完全にとばっちりな志貴のために参加を辞退したいところだが、

「い・く・よ・ね」
「イエス・マイ・マスター」

だが、すまん。
志貴、真祖が眼を金色に輝かせて睨んでくる中で断る言葉なんていえない。

「話しは済んだようね、さあ、行くわよみんな!!」

怒りの炎を背負った遠坂さんの掛け声にヒロイン勢は無言でうなずいだ。
言葉は要らない、一斉に立ち上がり其々の得物を手にして出発しようとしたが、

「ふっふっふっふー。だがその前に私達を倒すのだな!」

背後から楽しげな声。
思わず全員振り返る。

というか、誰だこの声は?
普段は耳にしないけど、どこかで聞いたことがあるような?

「久しぶりだな、あかいあくま!!。
 ブラウニーを奪還したければ先にわたし達を倒すのだな!
 あかいあくまを倒せと私のガイアが囁く、カレイド・ブラック、ここに参上!」

何かの戦隊ヒーロー物のポーズをとった、
褐色肌で和服の似合う日本美人さんがそこにいた。

あかいあくま…?遠坂さんを知っている人か?
いや、この人はそうだ。遠坂さんとはいわゆる悪友関係である蒔寺楓さんだ。

うん、確かに和服が似合う美人さんだ。
中々凛々しい顔立ちをしているし、体型も体育会系なのかスリムで羨ましい。
…パンツ見えそうな位短く、色合い的にも派手な改造和服を着用している魔法少女コスをしているのを除けば。

「えっと、カレイド・ブラウンです。ど、どうか宜しくお願いします」

次は普通に挨拶をされた。
あ、どうも此方こそ宜しくお願いします。
先と違い栗毛の愛らしい少女は、陸上部の三枝由紀香さんだな。
今日は由紀香リリィでなくカレイドスタイルで行くつもりですか?

「恋愛相談と人間観察は魔法少女の仕事、カレイド・シルバーここに」

痛ったい服装だが、クールな口調を崩さず銀髪眼鏡の少女。
こちらは氷室鐘さんだな、たしか人間観察が趣味らしいけど、
カレイドなステッキの洗脳が解けた後の自分に果たしてどんな評価を下すのだろうか?

「魔法少女といえばツインテールだ!
 萌豚よツインテールを崇めよ、カレイド・グリーン、爆・誕!」

4人目は緑のツインテールの少女だ。
緑を基調にやはりカレイドな魔法少女姿であった。
ただしポーズがその、某北斗の腕を空に突き上げるポーズなのは如何なものか。
萌え豚兼ツインテールキャラの先輩の助言として、もっと萌え豚に媚びて…げふん、げふん。

で、隣でケータイ電話が浮いているけど、魔法少女のマスコットキャラのつもりか?
何で吸血鬼の気配がするのやら……ああ、アルクェイドさんが前に言っていた南京錠の吸血鬼だなあれは。
だとすれば彼女は「まほうつかいの箱」の桂木千鍵さんだ、間違いない。

「魔法少女は愛と勇気の物語、カレイド・オレンジ。みんなーよろしくーー!」

そして、その隣で向日葵のような笑顔を振りまく少女は、日比乃ひびきさんだ。
一見普通の女子高生だが、その正体は月姫で言うところセブン、俗にななこの愛称で親しまれている者と同じ。
つまり人間ではなく、死徒二十七祖コーバック・アルカトラスが生み出した聖典「トライテン」だ。

同じ聖典のななことは偶にマスターへの愚痴を聞いてあげる仲だけど、彼女と気が合いそうだ。
そして、彼女、さらに例のケータイさんとは色々面白い事が聞けそうだ。

「「「「「5人揃ってカレイド戦隊、ここに登場!」」」」」

掛け声と同時に戦隊ヒーロー物のお約束的な感じで背後で爆発した。
5人は揃って魔法少女姿で、これ以上ないドヤ顔で各々がキメポーズを決めていた。

……あ、あいたたたたたたた。
痛い、痛い、痛い、痛い、見ている側の心が痛い。
こんな姿を遠坂さんはされたのか…確かにこれは精神的にキツイ。

アルクェイドさんやシエル先輩はあまりの痛々しさに天を仰ぎ見ているし、
セイバーさんや桜さんも俯いたり、顔を背けたりしている。
ふと、カレイドな魔法少女では先輩格の遠坂さんはどうだろうか、と彼女を見る。

「―――――――」

彼女は操られている知り合いたちを見て、
ただ無表情で道化を演じる彼女達を無表情で見ていた。
哀れみといった感情もなく、ただただ痛々しい姿を見つめていた。

「――――笑い飛ばしてあげる。悪い夢はここで終わりよ、みんな」

凜ルートバッドエンドを彷彿させる台詞を口にした遠坂さんが宝石を手にして呟いた。

――――ああ、その通りだ。

遠坂さんの言う通り、ここで楽にしてあげるのがせめての慈悲なのだろう。
そうだ、悪い夢はここで終わりにしよう、彼女達のためにも終わらせよう。

「さて、新たな魔法少女の仲間は遠坂の野郎は兎も角、
 間桐は腹黒だから魔法少女的に合わないし、そうだなマジカル☆さつきをデビューさせ…」

よし、全力で殺ろう!








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Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 鑑賞 みんな可愛い

2014-11-02 12:31:14 | 日常



まさかのイリヤ登場。
ロリコン歓喜ですが相変わらず言動は物騒。
というか、バーサーカーの宝具、回復するのか(汗)





士郎「つまり遠坂は太っているのか?」
遠坂「面白い事を言うわねー衛宮君」

いい笑顔ですね(棒)





私服セイバーキタコレ。
腕を広げる動作が可愛い。





士郎が上着を羽織っているだとっ…!?
後、セイバーも上着を羽織っているけど、誰のだろう?





セイバーを見て首を傾げる動作が可愛いいいけど、
某所ではやっぱり黒い、錯乱スロットデビューを果たした桜さん。





先生登場!




まるで正ヒロインじゃないか








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【予告】弓塚さつきの奮闘記~MELTY BLOOD編

2014-11-01 23:31:08 | 習作SS


ロアとの決着を付けて吸血鬼として人生を始めた弓塚さつき。
遠野の屋敷に身を寄せ、真祖、代行者、混血、殺人貴が集う人外魔境と化した遠野の屋敷で騒がしくも穏やかな日常を過ごす。

だが、魔は魔を引き寄せる。
そんな言葉があるように新たな危難――――ワラキアの夜が来た。



「針金を操る白髪の女、路地裏に出没する魔物、徘徊するパーカー姿の男性。
 ……可笑しい、どう聞いても、第四次聖杯戦争の関係者を再現しているとしか思えない」

先程ヒトデ型の魔物を処理した弓塚さつきは、
改めて流れる噂から【原作】から完全に隔離した事実に頭を抱えた。
現在知っている噂は人間であるが、何れ英霊達の噂が広まるのは時間の問題であるのを覚悟した。

 

「弓塚さつき、貴女のような異分子が全てを狂わす――――ここで散りなさい!」

ワラキアの夜を追いかけて来たシオン・エルトナム・アトラシア。
だが、ある意味タタリ以上の異常な存在である弓塚さつきを知った彼女はその抹殺を図る。



「間違いない、あれはサーヴァントを再現している。
 今のは第四次聖杯戦争で召還されたアサシンだ、見間違えるはずがない」

「やはりそうですか…ですが妙です。
 聖杯戦争、サーヴァントを知る人間がこの街にいるなんて聞いたことがありません」

タタリの異常を察知したシエルはかつて聖杯戦争に参加した男を呼び寄せる。
結果は黒、だがそれは聖杯戦争を知る人間が三咲町にいることになり、シエルは首を傾げる。



「不愉快極まりないわね、今度こそ消し炭にしてあげますわ――――兄さん」
「あは、あは、あはははは!!オレをもう一度殺すのか秋葉!!」

例えそれが夢あるいは幻であろうとも遠野の闇と再び向き合う遠野秋葉。
彼女にとって血の繋がった兄は、今宣言した殺害予告に身を捩じらせ爆笑する。



「あ―――がぁ!??」

吸血鬼の力を十全に発揮し、
双槍を避け続けたが、たとえ影法師でも英霊は英霊であった。
一瞬の隙を突いて放たれたランサーの槍はさつきの肩を貫いた。




「ねえ、貴方。本当に人間?
 胸の中にそんな物を仕舞いこんで生きているなんて普通はありえないわよ」

「人目でこの私の状況を見抜くとはな…なる程、流石真祖の姫」

紅の眼を細め、神父を観察するアルクェイド・ブリュンスタッド。
周囲の空気が歪む殺意を神父に叩きつけるが神父は平然としたままであった。



「どこで計算を間違えたのだろう、それを私は知りたい。
 弓塚さつき、貴女は分かりますか?貴女のその情報を見てもなお、私は理解できない」

この世界、そしてこの事件の原因にして特異点である弓塚さつきにシオンは問いかけた。



「く、くは、くははははは!!主よ感謝します。
 例え影法師、一夜だけの幻だとしても、あの男との決着をつける機会が来たことに…!!」

歓喜の声を挙げる言峰綺礼。
彼の視線の先にはくたびれたコートを羽織った男性が佇んでいた。

その男の名は――――衛宮切嗣。
かつて第四次聖杯戦争で殺しあった最強の敵。
言峰綺礼にとって倒さねばならない、最大の障壁がそこにいた。



「―――ハ、ハハハハハハ。そうかそうか、そうか至らぬか。
 何千年タタリを続けようと貴様には至れぬというのか朱い月よ!!!
 だが! 滅びぬ! 私は滅びぬぞ。たとえ今宵が私の果てだとしても。
 貴様を仕留めれば嘘も消えよう。元よりこの方法で至らぬとあらばこの夜の夢もこれまで。
 貴様を飲みつくしその力を持って次の手段を講じよう!!! 我が名はワラキアの夜。現象と成った不滅の存在だ!!!」

「シオン、志貴、来るぞ!」
「はい!」
「分かっている…!!」

シュライン、神殿と命名されたビルの屋上。
弓塚さつき、シオン・エルトナム・アトラシア、遠野志貴はアルクェイドを守るように立ちふさがる。

千年後の月を具現化している彼女がいてこそタタリは唯の吸血鬼となる。
逆に彼女が月の具現化を終えたとき、タタリは再び現象へと戻ってしまう。
それを防ぐには、全力で彼女を守り抜かねばならない。

「ボクとシオンが壁役になるから、志貴は隙を突いてくれ」
「ああ、了解した。さっさと終わりにしよう」
「ええ、悪夢はここで終わりにしましょう」



「弓塚さつきの奮闘記~MELTY BLOOD編」
作者の調子しだいで随時連載開始予定。

ご期待ください。








「魔術師として子孫を残すのは義務であり責務です。
 彼の異才をエルトナムに取り組みたいと考えています。
 それに、その…彼には女性として私は惚れています、というわけで、志貴を婿に下さい、秋葉」

顔を赤らめつつも、これ以上ないドヤ顔でシオンは部屋に集合した面々に宣言した。
堂々過ぎて途方にくれる秋葉、笑顔を凍りつかせた琥珀、ショックのあまり気絶した翡翠。

眼が点になるアルクェイド、唖然とするシエル。
そして、結果的に余計な知識を与えてしまったさつきは現実逃避を開始した。



おわり。









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