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パエ-リャ

木製カトラリ-

パン切り台のデザインと試作過程 (4)

2016-09-05 11:35:30 | Weblog

現在進行中の作品がそろった画像が以下になる。

 乾燥中のクランプが付いているものも、やろうと思えば今日中に仕上げ段階に入れるが、実際には明日にずれ込むだろう。

なので、次の準備に取り掛かっている。

            
これはブナの材で、通常は3m近くの長さの1枚板を購入して使うが、もう80cm程しか残っていない。また、買いに走らなければ。で、パン切り台の試作品を見て、これでいけるのではと思い始めている。400mmx18mmx180mmだ。

ランチョンマットの事もあるので、並べてみると次のように見える。

 画像の関係で奥行きがより長く見えるが、実際には横幅より、約40mm程少ない。で、これも、こんなものなのか、と思う。厚みを10mmで押さえれば、テ-ブルに置いても、それほどの高さは感じないだろうと、まあ、変更するとすれば、横幅を450mmに取って、奥行きを340mmに抑えることかもしれないが、半端な部材が出来てしまうので、どうだろう。

市販のランチョンマットを見てみたい。ネットで調べると、330mmx430mmが平均だと出ているが、既に我が家にあるものを測ってみると250mmx350mmしかないが、普段特に不自由に感じている訳ではない。近くのモ-ルを覗いて見つけたのは400mmx450mmだったが、布製なので参考にはならない。

なので、400mmx300mmで作ろうと、試作だけれど、思う。それで良いのではないだろうか?皆で取り分ける大皿を乗せるわけでもないし、明日から試作にかかろうと思う。恐らく、100個近くの独立した穴を開ける精密作業の前に、穴の位置を確定する作業があるので、膨大な作業用になる。たった1枚のマットでの話だ。

こうなると、もう宮大工の世界に近いと思う。ちなみに、次の画像は前に加工したパン切り台だ。

我ながら感心するのは、小さいので部材の厚みも薄く加工している事だ。大したものだと思う。自分の直感的な判断を尊重する所以でもある。小さなものは耳かきサイズのスプ-ンから、大きなものは家まで、直感的な判断で作るのが自分のやり方だ。


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