「インタ-ネットを介しても異なるPC間でのコピペは出来ない。然し、インタ-ネットを介して異なるPCに書き込む事は出来る。そして、その事が仮想デスクトップの運用で高齢者に大変に役立つことを次の記事で示したい」
この上の記述は直前の記事の締めくくり部分だが、これを具体的に示す。その為に、例として4個の仮想デスクトップを使ってみる。そのうちの一つはメモ帳で、次の画像がスタ-ト場面になる。この記事の趣旨は、下の方にミニデスクトップが見えるため高齢者には直感的に操作できない場合があるので、画面全体をもっと単純化する方法の記録だ。
この上の画面では、一つのデスクトップに一つのタスクが与えられているだけの単純な配置だ。問題点の一つはミニデスクトップに中身が見えていると言っても、パソコンの画面が目の前にあるのと違って、居間のTV画面は3mも4mも先にあるし、高齢者にとって見ずらいので、いっそのこと削除してしまいたい。
その前に、幾つかの基礎的な発見がある:
1. ミニデスクトップの上で右クリしても何も出来ることはない。
2. その上の大きなデスクトップの上で右クリすると画面の「移動」ができる。
3. ミニデスクトップはその右上のX印で次々と削除できるが、ミニデスクトップの2を削除すると、1も同時に消えてしまう。
4. ミニデスクトップの名前の変更は出来たら便利だが出来ない。
で、次の画面だ。
最終的にはミニデスクトップはすべて削除してしまう。その結果がどうなるかを以下に示す。
次々と 1 に移動してしまったので、空になったミニデスクトップが見えている。最終的には以下のような全体画面になる。
次に、唯一中身が見えているミニデスクトップの 1 で、そこにマウスオ-バ-すると出現するのが以下の画像だ。
デスクトップの 1 に移動したすべての内容が、1 自身の内容とともに拡大表示されている。この時点ではミニデスクトップも見えているので、それらを全て削除すると次の画面になる。
これが現在想定している鹿児島の居間で、テレビをパソコン入力に切り替えた時に出てくる初期画面になる。これだけ大きく内容を表示すれば、高齢者でも分かりやすいと言えるだろう。ミニデスクトップも消えたので、どちらを操作するかの紛らわしさもなくなっている。
で、この記事の主旨に直接関連するメモ帳自体は鹿児島の所有物だが、東京側が内容を随時編集できるので、初期画面での注意情報を載せることが出来る。(鹿児島も上書き出来ると思う)兎に角、この画面での操作に必要な情報を(スクロ-ルすれば)限りなく載せることが出来るのは本当に助かる。高齢者は口頭での注意事項は消化できないからだ。
仮想ドライブは元々東京の所有物なので、鹿児島は参照するだけで上書きや、その他の操作は出来ないが、実際の運用では東京が操作する場合が多いと思われる。
一言で言えば、この画面の範囲以内で、鹿児島は単独でも主要なインタ-ネットのタスクを操作できるので(上記の制限を除いて)マウス操作だけでなんとか使えるのではとの希望がある。
特に、エッジでなくクロ-ムの音声入力で検索エンジンを試してみたが、5,6回ほど異なるキ-ワ-ドを音声入力して、たったの1文字も誤認がなかった。なので、スクリ-ンキ-ボ-ドを更に追加するか、とても迷う。実際の音声入力はケ-ブルに高齢者が躓かないように、無線マイクを注文したばかりだ。後は、矢張り無線でTVの音声を手元で聞ける無線スピ-カ-をセットすれば、ハ-ド面でも設定は完了すると思う。
後は、ひたすら運用の問題になる。ちなみに、この初期画面はこのままの状態で通年維持されるので、この画面の全部、または一部の削除などの問題は生じない。テレビが見たくなれば、リモコンで入力を切り替えれば良いだけで、パソコン画面に戻りたければ再度入力を切り替えれば、この画面が出て来る仕組みだ。
もし鹿児島の高齢者が、例えば検索作業の途中で何か失敗して、あきらめて放置したままの画面が残っていれば、それは東京が毎晩チェックして、次の日に備えてこの画面に戻しておくので、鹿児島に負担はかからない。それが遠隔操作の利点ではある。
次の記事では、矢張り検索エンジンにソフトウエアキ-ボ-ドを張り付けての画面構成を考えてみる。
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