以前車の鉛電池を電圧0まで放電させてしまったことがある。その時はバッテリー交換して対応した(ディーラー交換だったので高かった)のだが、現状の電池などの状態を把握してみたいなと思った。
Aliexpressを見ているとBM550というものがあったので買ってみた。
12/19に注文して12/28に到着したので、なんと9日で到着した。納期15日保障とかいう配送システムがあるようでなかなか便利である。
バッテリーテスターは下のようにバッテリーに配線するだけ。デバイスの電源はバッテリーから取るので電池もいらない。
はじめに電池のCCAの入力が必要なのだが、書いてないので、適当に750だか700だかの値を入れました。
バッテリーのCCAの仕様を入れ、OKのボタンを押すと数秒測定して結果が出てくる。
測定値はCCA(の予想値)、SOH(State of Health)、SOC(State of Charge)、内部抵抗、電圧の5項目。SOHはCCAから演算しているっぽいので、SOHは見なくても測定CCAのみ見たら良いようにも思う。
。
ワニ口クリップに工夫があって、ちゃんと四端子法(ケルビンプローブ)での測定になっている。
値段は2000円少々。為替変動の影響があり2000円を超えたって感じ。
番外編。中身を見てみた。
一番大きな抵抗が11Ω±1%(茶茶黒金茶)なので、約1Aの電流を流しての測定のようだ。
制御のマイコンはSYNWIT SWM181CBT6-50というものだ。ARM Cotex-M0の32ビットマイコンとのこと。
RAM 16kB, Flash 120kBというものだ。
もう一つのICは印字面が削られている。なんとなく4回路入のオペアンプじゃないかなと思っている。
一応クリップの接点構造が2点になっていて、接触抵抗を除去できる、4点測定法になっていますが。
記事更新しましたが11Ωだったので、わずか1Aの放電電流で調べているようです。
自動車整備士の使うテスターは実際にかなりの電流を流しているようです。