When I Dream

~気侭な戯言日記~

お葬式についてを考えた ③

2024-04-14 22:30:35 | MOONLIGHTS/ANNEX かつてのHpの移植

お葬式についてを考えた②の続き、及び後編です。昔の字体を少しづつ直すのに飽きたりして時間がかかってしまいました(苦笑)

6 収拾がつきませんなぁ~(爆)

霊魂にも触れておかねばならないよなぁ…。儒教の思想の魂と魄をケガレのとこで触れたけど、生きている時にも肉体と精神で別の魂:神霊が存在するなんて誰も思ってないっしょ??。
死んだら終わりで無に還ると考えている人が多いと思うけど…、生命科学や地球物理学でも無が突然“有”に変異した理由は明確にされてないわけで…、魂が無いとするなら、精子と卵子が受精して生命が生まれたのをなんとするか…。機械の電源を入れるように起動するわけじゃないし、成長して意志をもって生きて、行動は脳細胞に制御されてるけど、死んだらまた電源を落として停止させる…、そう言うモノではないと思うけど。DNAが完璧に解明されたら何か解るかもしれないな~生命科学はそう言う意味では楽しみなんだよね(微笑)。神智学的には…肉体→アストラル体→霊体→エーテル体…って風な解説だったかなぁ??昔読んだから忘れちゃったけど、人智の及ばない何かに人の思考や行動さえもが影響を受けていると書いてあったような気がする。それはつまりは“霊界”を指しているんだけど…、因みに、科学者でも有ったスウェデンボルグも霊界はあると言って書物を出版している…。

信じる信じないは別として…、有るのか無いのか解らないものに人は翻弄されているのは確かだよね。暗闇やお化けを恐がるってなぜ??、無いと思っているなら恐れる必要はないでしょ??。先祖だろうと祟れては困るからって供養するその感覚も変じゃない??最近じゃペットも火葬にして共同墓地に入れたりするし、普段は全くナンセンスとしているのに都合のいい時にだけ霊だの宗教だの持ち出してる新興宗教の餌食だし…。お彼岸・お盆のお墓参りはどういう感覚で行っているんだろう??。そこが問題にもなるんじゃないかと思うけど…。
七夕は本当はお盆に仏様を迎える準備を始める日で…、すす払いはお正月に神様を迎え入れる準備で…、神道の儀式だそうだよ。
日本人にはクリスマスもハロウィンも関係ない行事だし…、葬式宗教と一緒で全部ゴチャ混ぜな日本人の感覚がよく解らんわ。でもそこには少なからず、…先祖の霊を家にお迎えして数日間共に寝食を過ごす…と言う意味があるよね。民族性が違っていてもどこか共通点が有りそうなその不思議…、levie的にはその不思議が最も興味深くそそるんだよねぇ(微笑)

7 無理矢理まとめますと・・・

お葬式にかかる費用ってどのくらいか知ってる??。1997
年の調査では平均すると
およそ350万円だったそう。葬儀屋からお坊さんへはいったいどのくらいのマージンが流れているんだろ??。その350万は自宅でお葬式をした場合で、おおよそだけど、お寺の斎場だと530万円、教会だと380万円、公営の斎場だと310万円、地元の集会場を利用した場合は290万円と言う金額だって(ムンクの叫び)←もったいないっ←バチ当たり(苦笑)→また、1990年の戒名と読経を合わせた“お布施”の値段調査は平均で50万で・・・中には100万払う人もいるそうだよ。そしてその金額は…、87年の調査よりも5万円高くなってるんだって…。まぁお布施だから金持ちは大枚はたくかもしれないけど、高すぎるんじゃない??戒名なんて貰わなくてもいいと思うけどなぁ…。

ブライダル同様にメモリアルもすっかりビジネスで、顧客の要望を可能な限り叶えてくれるプロデュース産業に変わってしまい、殆どの人が提示された相場額を渋々払っていて、お葬式が終わってみれば提示された相場額を超える額に膨らんで、お香典でも賄えないのが現実みたい。

その相場って何??…。お葬式に格付けが有るとすれば、聖者や国家の指導者や著名人が華々しくイベントのように行えばいいだけで、庶民は質素で慎ましやかに済ませればいいだけじゃないのかなぁ??
そう言うお葬式のスタイルは、江戸幕府の政策でまず最初の大きな転換を迎えたあと、明治維新そして
第2次大戦後の昭和になってさらに変化しているそう。←宗教法人を対象にした税金政策←それによって新興宗教団体が多く出現し、宗教をさらに歪めさせていわゆる“霊感商法”を産んだわけだ。江戸時代の葬式宗教も祟りを鎮めるとして法要を始めたけど、…明らかにそれとは違う俗悪な商売…だな。

明治維新の変化を簡単に書いておくと、天皇を神として国民に国家神道を強要し、軍国主義まっしぐらになった時代で、自宅に神棚を置くことを強制したらしい。その時におそらく庶民の間でも神事と仏事をキッチリと使い分ける必要が生じ
て宗教界も神道の思想を利用した…。
それでよりごちゃ混ぜな思想を産んだんじゃないのかなぁ??。でも戦後に天皇が人間宣言をすると庶民の信仰の意識も再び揺らいで…、そう考えると解りやすいんじゃない??。そうして一般庶民は新興宗教団体からも目をつけられた…と。お葬式の歴史はそのように余計な思想を巧みに織り交ぜられて、果ては霊だ祟りだと目に見えないモノへの恐怖心を植え付けられ厚みを得て、わけの解らないものになってしまったと言える気がするな。

占いにしても人の心の隙を突くような事はしてはいけないモノだと思うんだよねぇ…。もしかしたら自称霊能者とか自称占い師の激増はやはり戦後の…、昭和40年代頃なんじゃないのかなぁ??数珠とか壺を売りつける霊感商法と大差がないでしょ??本物はホンの一握りしかいないモノだと思うよ、そうは思わない??←どんな世界でもね

お葬式は遺族や出席者の心の儀式で有るべきだと思うんだよね。だから値段は関係ない。お金を積めばいいものじゃない。慎ましく質素な形式でいい。宗教は心を説くものにすぎない。

8 levie的感覚・・・

levieは結婚式もお葬式も興味はない。お金の無駄だと思うので。仮に万が一(爆)結婚する事象が起きたとしてもやりたくはないな。親類だけをを集めた質素な宴会と、友人を適当に集めた単なるPartyだけで十分だと思ってる。お葬式は…、親族が自分の為に開いてくれるものだから成り行きにまかせるしかないだろうけど…お経は要らないなぁ。好きなCDを三日三晩かけまくってくれればそれでいいや(微笑)
お葬式:宗教:霊を別々に切り離して考えていいんだと言う事が解っただけでも、このテーマを選んでよかったかな~(微笑)ごっちゃに考えていた事も多いし、でも“お葬式なんかどうでもいい”とは言えないな。

お葬式には宗教色よりも霊的なモノに強く惹かれていた感じのlevie…(爆)人の死の向こう側にはいったい何が有るのか、霊とか魂とかは有るのか無いのか、いや、恐らくは有るだろうと思ってて自分でそれを認識したい、知りたいと言う心の奥からの渇望だったかな…。蠍座だから??そう言う目に見えない深淵な謎に強い興味を覚えてしまう(微笑)最初は確か、たまたま読んだ…“うしろの百太郎”…(爆)そしてノストラダムス…(笑)
大学病院勤務時代に興味は生命科学へ移ったけど…、根底で繋がるんだよねぇ…。科学や数学理論でも解明出来ない事がまだまだ沢山有るでしょ??想念の世界もそうでしょ??解明されるには何百年も未来…、いや、解明される事はないかもしれないか…、人知では理解出来る筈がないとも思うし…。

聖書的には…、人は生命の樹の実よりも知識の樹の実を好むようになって、本来の霊性を失って堕落したって事らしいけど、なんとなく的を得ているような気がしない??。勉強に学歴にPCは、まさに知識の樹??、それが当然みたいになっているでしょ??、ん~、聖書もちゃんと読んで色んな文献を読んでみると面白いかなぁ??(微笑)

簡単に言うと
levieは霊的なものにファンタジーやロマンを感じるんだよねぇ(微笑)変っスかね??(微笑)
↑最悪なオチと言わないで(涙)↑

…以上、3篇に分けて投稿しました…。20年くらい前に書いたので現在の状況は変わっている事も多くなっていると思います。

お葬式についてを考えた ①

お葬式についてを考えた ②


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