土日に、久しぶりに『顔のない男』を再読。本棚にあったのを何気にパラパラしたら、もうやめられなくなって、結局土日で、シリーズ3冊完読。
やっぱり面白い!
以前読んだ時の、やめられなくなる感がそのまま。ストーリーを知っていても嵌まる。
「役」になりきる飛滝の底の知れない怖さが、すごくスリリング。
「役」にはなりきれるけれど、「自分」というものがないというのも面白い。
それぞれにでてくる「映画」や「TVドラマ」の物語もそそられる。特に『顔のない男』作中の映画『慟哭』の兄と弟。すごいです・・。これだけで泣けるくらい。
物語が重層的に語られていて、音彦と飛滝の恋の話ではあるんだけど、それだけではない面白さがいいです。
以前(もう5年も前なんですね・・)読んだ時は、音彦の素直すぎる性格に若干違和感を感じたけど、剛さんの小説を結構読んだ今は、音彦の性格でないと、飛滝を救えないんだなあ・・と思います。
『時のない男』の前田男爵の話。ああ、マジメに『長州ファイブ』を読もう・・!と思いました。購入したけど、未読だった。
やはり山口県人としてこれははずせないだろう・・。
やっぱり面白い!
以前読んだ時の、やめられなくなる感がそのまま。ストーリーを知っていても嵌まる。
「役」になりきる飛滝の底の知れない怖さが、すごくスリリング。
「役」にはなりきれるけれど、「自分」というものがないというのも面白い。
それぞれにでてくる「映画」や「TVドラマ」の物語もそそられる。特に『顔のない男』作中の映画『慟哭』の兄と弟。すごいです・・。これだけで泣けるくらい。
物語が重層的に語られていて、音彦と飛滝の恋の話ではあるんだけど、それだけではない面白さがいいです。
以前(もう5年も前なんですね・・)読んだ時は、音彦の素直すぎる性格に若干違和感を感じたけど、剛さんの小説を結構読んだ今は、音彦の性格でないと、飛滝を救えないんだなあ・・と思います。
『時のない男』の前田男爵の話。ああ、マジメに『長州ファイブ』を読もう・・!と思いました。購入したけど、未読だった。
やはり山口県人としてこれははずせないだろう・・。