S先生のお誘いもあり、千住明さんのコンサートに行ってきました。
このところ仕事が立て込んでいて、今日もイベントがあったりで、ヘロヘロしてて、もう・・寝るかも
と心配してたけど、杞憂。
すばらしい音楽でした。
恥ずかしながら、千住さんについてあまり知らなくて、TVや映画の音楽作ってる人?ものすごく出来の良い3兄弟の人?くらいしか知識がなかったのですが(う~ん、やっぱりはずかしい
)、こういうコンサートで人となりと作品に生で触れることができて、本当に良かった。S先生、ありがとうございます!!
1曲目のスーパー競馬のテーマ曲を聴いた瞬間、ちょっと感動で泣きそうになるくらいいい音楽だった。
「涙を溜めながら、それでも青空を見上げる」という解説のことばがストンと胸に落ちてくるような・・そんな曲でした。
メジャーな曲が多いとはいえ、TVドラマもほとんど見ない私が「ああ!」ってわかったのは、大河ドラマの『風林火山』と、『鋼の錬金術師』くらい。鋼は、オーケストラで聴くというのは、こんなにすごいものなのか!!とほんとに感動だった。『鋼の錬金術師』の世界観が音楽に凝縮されている。千住さんってすごいわ。ほかにもガンダムVとかいろいろとアニメの音楽はされているんだけど、たぶんすごく作品を理解されて作られてるはず。多才な方なんだなあ・・。
普段何気にみてるTVドラマや、CM(アサヒスーパードライ!!)ですが、こんなに深い芸術性に裏付けされた音楽だったんだ・・と改めて日本の文化の豊かさを感じました。
そして、「PRAYER」「魂の歌」…。日本の希望と未来への祈りを音楽にして伝えるってすごい。
大上段に構えるのはなく、しなやなでわかりやすくて、普遍的・・そんな感じでした。
恩師の方が来られてましたが、平生町の佐合島にお住まいとか!なつかしい。
さらに千住さんは、周南市10周年のためにまどみちおさんの詩「うみとそら」に曲をつけてくださって、今回世界初演ということで披露されました。
周南市にとってすばらしい財産となる「プレゼント」で、市民の一人としてとても嬉しいことでした。
なぜ千住さんのコンサートが、ここ周南市で開催となったのか?
どういうきっかけで、今回のコンサートが開催されたのか、といういきさつがまた感動…。
実はS先生のお知り合いでもある周南市の職員の方の、本当に個人的な思いがすべてのスタートだったのです。一人の力が人を動かし、この大がかりなコンサートの開催を実現したという話をS先生からお聞きしてこれはすごいことなんだな・・と思いました。
簡単には、写真のとおりですが、ものすごく大変なことだったと思います。
そして、今回のコンサートは、来年は「国際音楽フェスティバル」という形に進化していくとのこと。
思い続ける力。信じればできるということを、感じたコンサートでした。