ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

恩師

2007年11月20日 | 仕事・・雑記
外回りの仕事の帰りに、ふと思い立って、中学時代の恩師のおうちに立ち寄りました。
国道の直ぐ脇のおうちなので、いつも通るたびに「先生、お元気かなあ」と思っていたのでした。
でも、そう思い続けて、30年・・・。
卒業後は、町で1,2度お会いしたくらいで、後は年賀状のみのやりとりだったのでした。
なんか今日は、その前の仕事で気持ちが沈んでいたのもあったのか、「お会いしたいなあ・・・」とすごく思えてきて、急な訪問も失礼かなあと思いつつ、勇気を出して、寄ってみたのでした。

何年ぶりでお会いした先生は、笑顔で迎えてくださって、玄関先ですこし立ち話させていただきました。
「○○です。覚えておられますか?」というと、「おぼえてるよ!」と満面の笑顔でおっしゃってくださって、嬉しかったです。
先生も歳は取られてたけど、全然印象が変わらなくて、お元気そうでよかった・・。
中学時代のあれこれ、思い出すことも沢山あって、胸が一杯になりました。
「本」を好きになったのも、先生の影響が大きかった。私も含めて、すごくユニークだった友達達を一まとめで面白がってくださって、怒られることもなかった。
楽しい中学時代でした。

自分の根っこのところを感じました。
故郷の道とか、海とか、そういうものに感じるような。





まんが・アニメ中国路

2007年11月12日 | 仕事・・雑記
仕事で「まんが・アニメ中国路」というイベントに参加してきました。
広島駅前エールエール地下広場で昨日・今日開催されたイベントです。
行政主導みたいな感じでした。でも参加されたところはどこも熱意があってすごい!と思いました。みなさん、それぞれがんばっておられるなあという感じです。

色々な人が(駅に向かう人の通り道・・)ふらりと立ち寄って、話をしていくひと、見るだけのヒトなど色々でした。普段あまりこういうところで人に接する仕事じゃないので、かなり新鮮でした。
馬券買いに来たおっちゃんとかね・・。
今日は酔っ払いのおじさんが熱く漫画への思いを語っていってくれましたし・・。

個人的ですが、日本漫画家協会中国支部の展示もあって、なんと文月今日子先生がお見えになっていました。『フリージアの恋』(多分先生のデビュー作?)が大好きで大好きで、本当にあの清楚でかわいくて綺麗な物語と絵に夢中だったんです・・。
その先生にお会いできるとは!そしてなかはらかぜ先生のおかげで紹介もしていただき、名刺もいただいてしまいました!!もう~幸せだった・・・。
本当に、絵のイメージそのままのやさしい人柄らしい先生でした。いっぺんで今度は先生その人のfanになってしまいました。
今、先生のサイトをのぞいたら、エールエールでの様子がUPされていました。そしてあの写真は、私が先生に頼まれて撮った写真・・。こんなにすぐに使われるものだったんですね・・。うれしいです・・なんでもさせてください!

そんな仕事中の私のケイタイに娘っこの中学から何度も電話が!!
気がつくのが遅くて、もう4時もとおにすぎてから電話をするはめに・・。
なんと、通用口のガラスに手をぶち当てて怪我したとのこと。でももう病院に旦那が連れて行っていました。
なんとか電話がつながって、とりあえず自宅に帰っていた娘から事情を聞いたら、「縫ってない。包帯でグルグル巻なだけ」というので、ちょっと安心しました。
でも帰ってからよくよく聞いてみると、ガラスは粉々に割れて、よくそれだけのケガで済んだもんだという感じでした。
旅行バック抱えてふ~ふ~いいながら帰ったら、現場にいた生徒さんのお母さんと生徒さんが菓子折り持ってこられて、玄関で娘と立ち話しているし。「ひえ~~っ大事になっている!」って内心あせりました・・
まったく出張の度になにか事故がおこるよなあ・・




娘っこ、転機?

2007年11月03日 | 子供
娘っこの部活もようやく3年が引退するらしくて(こんな時期まで!受験は~って心配になる。来年は我が子だよ!・・・とりあえずお疲れ様でした)、部長とかも交代。
で、娘っこはコンミスになったらしい。
先日帰宅すると、マスクして、体操服姿。
「いったいどうしたの?」ときくと、「コンミスになった。私は今日から生活を変える!こんな生活のままじゃコンミスはできない!」・・・。

そりゃまた重要なポジションについたもんだ・・。というかよく選ばれたもんだ。

すごい決意らしく、平日なのに12時まで掃除してました。こんな娘っこはみたことないです。

「本当なら、年末まで掃除しないつもりだったんよ。でもこんなきたない部屋じゃ、ダメ人間になる」
「よくこんな部屋でくらしてたよ。もう少しで病気になるところだった・・・」

あんた、いまさら・・・とは思いましたが、とにかく前向きに生きることはいいことなんで、頑張ってほしいです。
でも、このテンション、いつまで続くのか?
それから4日もたった今日は、綺麗になった部屋で、延々と「ラブコン」を読みふけっておられました。勉強する姿をみたことありません。

きっちりと本棚には綺麗にマンガや小説が並んでいるのですが、多分入らなかった進研ゼミのテキストはゴミ袋に3袋もまとめられて捨てられてました。まだまっさらでした・・・。


『花嫁は夜に散る』 愁堂れな 

2007年11月03日 | BL本感想とか
稲荷家房之介さんのイラストが素敵だったので、そして本屋でパラヨミした時に、受キャラさんがすごくかっこいい感じだったので、購入。
実は愁堂さんの本は、最初の頃は結構きちんと読んでたんだけど、ここ2~3年はなんか物足りなくて、あまり読んでなかったんですね。
で、今回久しぶりに読んだんですが、やっぱりいまいちだった。
綺麗な絵で、かっこいいヤクザさんで、かっこいいホストなのに、この「ぬるさ」はなんだ?って感じです。
どうせなら、最後甘くてもいいんですが、途中経過ぐらいハードな展開がほしいし、ヤクザさんが全然まったくヤクザらしくない。つ~か、こんだけ素材並べても全然危険な香りがしないです。
それどころか、互いに惹かれる、特に神流が英に惹かれる理由がわからん!こんなんでラブは生まれんだろう・・。
事件としてもぬるいし、恋愛としてもぬるい。
いったいこの小説のよさはどこなんだ???
愁堂さんのFANには申し訳ないが、本当に期待はずれでした。
だいたい、なんで「花嫁」なんだよ!

BL、がっつり買っては、細々と読んでます。
この前出張先の古本屋で買った崎谷はるひさんの『しじまの夜に浮かぶ月』は自虐的な受けくんがせつなくて、いじらしくてたまらなかったです。読んでいて、こっちまで胸がギューとなっちゃう感じです。
崎谷さんの小説は絶対はずれないなあ。

松岡なつきさんの『アンダルスの獅子 』。歴史もの~って感じでしたが、ストーリーがしっかりしてて、キャラがぶれないので、安心して読めました。
最後なんか思わず涙ぐんじゃった・・。