特に平日のゲレンデで数多く目にするかつてのスキーブームを担った
我々団塊の世代の滑りは昔風の「外足荷重・横滑り」が大半です。
これでも先日のバッジテスト2級の検定に受かるのですから
この級を持っているだけでは2年間、約50日もかけて一生懸命練習して来た
カービングと呼ばれる“今風の滑り”ができる証明にはならないことになります。
「何のために級を取るの?別に楽しければいいんじゃない」
誰に見せることもなく、ただ自己満足の世界のスキーというスポーツ(否、遊びかも)において
これはこれで一つの考え方であり否定するつもりはありませんが
私には技術を向上させることそのものが楽しいことなのです。
だって、昨年はすでに2、3年前に1級を取得したAさんに同行しても
置いていかれて待っていてもらうことが多かったのに
今年は楽勝に今風の滑りで付いて行くことができるようになり
ビックリさせること出来たのですから。
ただ、「追いつけ、追い越せ」の旗印を密かに掲げてこれまでになったとは言え
Aさんと同じ1級を手に入れて初めて名実ともに追いついたことを証明出来るというものです。
横滑り主体の昔風の滑りの人々と同じ2級というのも気に入らないですし…。
戸隠スキー場において、10000円で16日丸1日と17日午前の半日講習を受け
午後に検定がセットにされている特別講習会が行われるので
これにすでに申し込んであります。
本格的なシーズンの最後に華を添えられるよう、今できる最高の滑りをぶつけてみようと思います。