保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

恥さらしな話①・・・「二十日大根」が「ホウレンソウ」になった?

2013年03月30日 | 自然農法による自給用野菜作り

生まれたのがお街(まち)の商家だったし
花や農作物に全然興味のない性分だったからでしょうか
3年前までは土に触ったことがない生活を60年も過ごしてきてしまいましたので
野菜作りを始めてから他人に言えないような“恥さらしな話”は挙げるに暇がありません。

これもその一つ、ホウレンソウの葉っぱさえ分からなかったお話です。



秋に「赤丸二十日大根」の種を播いたことは刺した杭に袋を残してあるので間違いはなく
雪が降るまでに赤くて丸い根っこが1cmくらいにしか育たず
そのまま春を待ってもう少し大きくなるのを待っていたつもりでした。

先週、ずいぶん葉も育ったので一部の株を掘ってみたのですが
枯れた葉の付いたやはり1cm程度の球3個ほどを掘り出しただけで
後はまっすぐな根っこが地中に伸びていたのです。

葉と根の付け根が赤紫でしたので、本来はこれが球になるのに
何かの都合で失敗してまっすぐに伸びてしまったのだと思って疑いませんでした。

「普通のダイコンの葉っぱも食べれるのだから、春の若葉は柔らかくて美味いに違いない」と
5、6株収穫して女房に調理を依頼したところ「これってホウレンソウじゃない?」

ホウレンソウ? なんで???

どんな料理だったかも、味も覚えていないのは混乱した頭にあることが浮かんでいたからです。

それは「赤丸二十日大根」の前に、確かに「日本ホウレンソウ」を播いたのですが
半分ほどの数しか芽が出ないばかりか、それがちっとも大きくならず
失敗したものと諦めたことがある記憶でした。

「有機栽培ではホウレンソウが上手くできたら良い土ができた目安となる」などと
参考書には書かれていて、どこか難しそうな気がしていたこともありますし
ハムやウィンナーを加えたソテーは好きですが“おしたし”は独特の風味が残っていて
どちらかと言えば嫌いな方なので、見捨てるのが早かったような覚えも…。

お隣のTさんの畑で作業していた奥さんを見つけ
また大きくなっていたので5、6株収穫したこの葉っぱを見せ
これが間違いなくホウレンソウであることが確認できたのは昨日のことでした。

そして夕食には、ウィンナーとホウレンソウのソテーを作ってもらい
とても美味しくいただきましたが、結局、「赤丸二十日大根」はどうなってしまったのでしょうか?

かように私は、味の違いどころか、ダイコンとホウレンソウの葉っぱの形状さえ
区別がつかない恥さらしなジジイなのです。

 

 

コメント
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