決して信仰心からではなく、単なる物見遊山のために
元日の善光寺に初詣に行って来ました。
(山門) (本堂)
こうした由緒ある神社仏閣にクルマで出かける際
裏側や脇にあることが多い広い駐車場は利用せず
正面の参道から詣でられる所に位置する駐車場を探します。
全く知らない土地に行く場合などは
敢えて少し離れた駅周辺の駐車場にクルマを放置し
残りの道中は公共機関を利用してでも
正面の門に通じる参道から訪れるようにするのです。
そこの名物や土産物の老舗店はこの参道沿いにあるため
往く時に色々見定めをし、参拝をした帰りに購入をする順路が自然な形だと思いますし
そもそも重い荷物を長い距離持ち歩かなくて済むからです。
それにも増して、脇や裏から訪れるなんて気持ち的にも良くないですし。
善光寺も例外ではなく、主な駐車場は本堂脇の西側と裏の北側にあり
どう考えても不自然な順路になってしまいますので、ダメ元で
人目に付きづらく普段は空いている正面脇の民間駐車場にまずは行ってみました。
この30分100円の無人Pの選択は大正解、ここがあまり混んでいるようなら
長野駅の市営Pに入れて1人150円の市街地巡回バス「ぐるりん号」を
利用することさえ考えていたのに、前に1台、ものの10分程度待っただけで
すんなり停めることができてしまいました。
仁王門から見た仲見世通り
ここ善光寺も正面の仁王門から山門までの間が「仲見世通り」と呼ばれ
60店舗ほどの店舗が観光客相手に軒を連ねています。
長野駅は善光寺から南に真っすぐ延びた1,6㌔の参道(通称:中央通り)の外れにあり
主な商店街はこの道沿い、または交差する脇道に形成されています。
今回停めたPはこの中央通りから東に200mほどの所にあり
半分の距離の100mほどにある市営Pは20分100円と割高なのに
10台以上が道に連なって入庫を待っていたのですから
やはり“穴場”と言ってもよいPだと改めて思いました。
早々に初詣を済まし、昼食には名物とされるざる「蕎麦」と灰焼き「おやき」を食し
しっかり“観光客”して来ちゃったのでした。