味は同じなのにキズが付いたり色や大きさ等が規格から外れているため
「はね出し」と呼ばれる"訳あり"商品としてのリンゴは
良くても規格内商品の半額程度の価格にしかなりません。
最近はネットなどで結構、目にはしますが、かつては
ジュースやジャム等の加工品にするためにタダ同然で取引されたと聞きます。
Kさん宅の5本の渋柿、1本のクルミの収穫、そして3町歩のリンゴ畑の一部
3反歩程度の年8回を数える草刈りに対する"現物報酬"として、主に「サンふじ」の
はね出しを例年より少し多めの約20㎏、個数にして50個いただきました。
もし買ったとしても3000円程度のはずですので
労働の対価としては安いのですが、手伝ったクルミと柿の他に
梅干用の梅などもいただいていますし、何よりも勤め人である息子さん夫婦以上に
特に機械系が何かトラブった時は頼りにされているのですから
ついその期待に沿えるよう野良仕事も頑張ってしまうわけでして・・・。
このリンゴの半分近くは、育ち盛りの子供3人を持つ長女にまた送ってあげても
他の2軒からも少しずついただいていますので
多分、この冬我家で食べる量としてはすでに充分なはずです。