ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

女王の教室

2005-09-22 01:27:46 | Weblog
受身に生きていると、影響の強いものに生き方までも奪われてしまうものなのだ~!
現在の甘えに甘やかされ成長さえ止められたかのような子供たちに「目覚めなさい~」と冷たく世の中の厳しさを教える鬼教師!
今期のドラマでは一番面白かった。

「いじめ」でも想像力と自己解決能力の欠如が問題を悪化させる。
やっぱドラマも季節に1つ位は価値観を揺さぶる作品がほしいね。
番組のホームページにある掲示板では賛成派・反対派に分かれて議論が白熱してるとか。
最終回も25%超えたらしい。

大人が子供に対し大きな壁になっていないらしい。
社会に出てへこたれないために子供のときから壁を乗り越える力と考え方を身につけたい。

親はいつまでもうるさくウザイものだけど、親くらいの壁を乗り越えれないで社会の軋轢にどう立ち向かえられるのか!ウザイ親にも立ち向かってほしい。
考えが違っていたら理解させればいい。
それでも親はそんなことでは社会は冷たく厳しいぞ!といろいろ難癖をつけてくるだろう。
それを乗り越える成長を見せることだけが親を安心させ、子供を認めることにつながるのだと思う。

番組の中で子供たち自身が、「辛い時には笑ってみよう!」と言い出したシーンでは子供の強さに感動した。

俺の少年時代は愛媛県の管理教育真っ只中、軍隊かのような体育、廊下に立たせられる、学年朝礼で皆の前で赤恥をかかされる、受身的な詰め込み教育などがんじがらめだった。俺はその時のムカつく管理教育の怨念のようなものを糧に自分を作っていったように思う。

対抗もしてきた。でも今は、少年時代は抑圧されるくらいの方がいいのかもしれないと思うようになってきた。抑圧の中から自我は目覚めるものだと気づいてきた。

ドラマではそれらしつけが悪魔の仕業のように描かれていたが、現在の学校はあのような指導はまったく無くなってしまったのだろうか?

今季のドラマにはもうひとつ教室ものドラマがあった。
「ドラゴン桜」こちらは受験の段取り術を教えて現役世代から30代のマニュアル世代にウケが良かったみたいだ。

まあ世の中の道理を教えるドラマでどちらもナカナカ面白かったなあ。
でももっと強烈に魂を揺さぶるドラマは最近無いなあ。
なんか描き方が軽くてコミック調なんだよね~どのドラマも。

この女王の教室のパターンで大人を目覚めさすドラマしたらいいんじゃないかな?

しっかし天海祐希の一途な顔、俺は可愛いと思ったぞ!
そうだ、もう一人の恐ろしい宝塚出身キャラ、踊る大走査線の”真矢みき”とぜひ戦わせてみたい。
凄いことになる気がせん??
てか天海の教師の名前、阿久津“真矢”なんですけど!!
コメント
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