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【ワンポイント】シューマン「アラベスク」/ペダルの効果?

2024-05-25 | ワンポイント

「ミューズ林田ピアノ教室」の林田です。  

 

◆「ミューズ林田ピアノ教室」です♪ 

  

◆レッスン内容

Welcome************************

    

今回は

シューマン「アラベスク」。

 

「ペダル=足を使う」についてです。

 

 

 

 

シューマンやショパンを代表とする

「ロマン派」の作品には

 

「ピアノの下にあるペダル」が

不可欠です↓

「ペダル ピアノ」の画像検索結果

 

 

逆に言えば、

「ペダルが使えるから」作曲家は、

ピアノ曲の範囲を

 

どんどん広げて行ったとも、

言えるかもしれません。

 

●補足ですが、

このペダル機能が飛躍的に発展したのは、

 

ベートーベンが

後期ピアノソナタを演奏する為に、

 

ドイツの

スタインウェイ社に注文を出し、

 

その改良を促したと、

言われています。

 

 

当時のピアノと

原則的な機能能力は、

 

今も

ほとんど変わっていない事を思うと、

 

いかに

その当時のレベルが高かったか・・?

(スタイウエイピアノの

製作現場も下記にアップあり)。

 

 

このシューマンのアラベスクは、

ペダルの使い方が通常とは異なります。 

 

と言うのは

ピアノは「打楽器であり、

 

「メロディーを横につないでいく事」が、

難しい楽器であると言う事です。

 

 

打楽器である為に

「保持音=ロングトーン」の響きが、

表現出来ない欠点もある楽器です。

 

●例えば↓ 

一番下の

「白丸」は4拍分延ばす長さです。

 

 

●あるいは↓ 

一番上の音も

「白丸」で4拍分の長さです。

 

 

この様に作曲家は

「長い保持音の響きの中」に,

 

細かいメロディーを

入れ込むイメージで、

作曲しています。

 

 

ですので

このイメージに近づける為には、

 

保持音を「ペダル機能」により

「長い響き」をペダルで保持しながら、

中の細かい音を弾いて行きます。

 

 

指(弾き方)ばかりではなく、

ペダル(足の使用)も

創意工夫をしながら、

 

手足4本を

「常にバラバラ」に使いながら

演奏していくには、

 

アスリート並みの練習と、

運動機能も求められます! 

 

 

優雅に見えるピアノも、

かなり体力勝負の楽器なのです♪ 

 

 

こちらもぜひ↓

◆シューマン:アラベスクの多声旋律とは?

◆スタインウエイピアノの製作現場

 

 

◆シューマン:アラベスクOp.18

ホロビッツの演奏で。

 

 

◆スタインウエイ Japan:

技術部長の方が

ピアノ内部を説明しています。

長いので27分49秒から

ごらん下さい↓、

 

。。。。Good  Luck!  。。。。。。。。。 

 

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