ぼくの姉も猫好きでした。
ぼくが幼い頃のある日、自宅の庭に子猫が迷い込んできまして。
保護してそのまま我が家の一員になり14歳で亡くなるまで一緒に過ごしたのですが。
姉もその猫をずいぶん可愛がりましてね。
ぼくよりも猫の方が優しくしてもらっていた気もします。
ミイっていうメス猫♀でした。
ミイはぼくが高3の時に亡くなりましたが。
その夜帰宅した姉がミイの亡き骸の前で泣き崩れていたのを覚えてます。
まぁ情が深い人でした。
・・・弟のぼくには厳しかったですけどね。
今思えば姉はなまじ高学歴だったばかりに周囲から期待され続け、その圧力に押し潰されそうになっていた気もしますけれど。
低学歴のぼくには理解できぬ領域を歩んでいた人だった事もあり、最後まで姉弟がわかり合う事はありませんでした。
だけど・・・
姉はもう少し力を抜いて生きたら良かったのにと思う反面、自分にも何かしてあげられる事があったかもしれないとも思ったりして。
と、ちょっと下手に出ておきます。笑
年に一度くらいは。 (^皿^)
押忍