ぴろたまごの雑記帳

小さな庭の見える窓辺でつらつら書いてます
草花の写真もアップしていきます

看護師さんの電話

2021-08-06 20:37:58 | 日記


昨日はさすがの私も疲れが出て、仕事を休んでしまった。
頭痛と肩こりを少しでも楽にしようと、いつもの整体へ行き、
首や肩から上にたまったストレスをもみほぐしてもらった。

「あまりストレス溜めてると、歯を食いしばって余計肩がこったり、
頭の血管が詰まることもあるから、息は深~く吸ってくださいね」
その時はスッキリしたんだけど、今日はまた痛みが復活。困ったもんです。







夕方、東京03の番号から電話がかかった。
03と言えば、病院か息子の会社以外あり得ないから、いつもドキッとする。
やはり、相手が東京だと構えてしまうのよね~ハハ・・(^O^;)

大学病院の担当の看護師さんからだった。
「治療のことや投薬のことは医師でないので話せませんが、遠くてご心配でしょう。
何か聞きたいことや、気になることはありませんか?」と尋ねてくれた。

医師が週に1回、病状を説明する以外に、看護師さんも定期的に電話してくれるそうだ。
それが若い可愛らしい声の看護師さんで、口調がとても優しいのです。
「面会はできますか?」とダメ元で聞いたけど、やはり無理だった。

「今、どんな状態ですか?」と聞くと、もう人工呼吸器をしていて、
ウトウトする薬を飲みながら、口に管が入っている状態。
やはり、肺が真っ白だったので、うつぶせ治療はできなかったんだろう。

管を入れているので痛がったり、あまり痛がる時は外したりして、
食事も鼻から胃までのチューブで流動食。想像するだけで痛々しい。
だよね~ LINEなんか返せる状態じゃないよね。可哀そうに。。

でも、それで治るんだろうか。何日我慢したらいいんだろう。
治らなかったらエクモというけど、どちらにしても長丁場になりそうだ。
「LINEとか送ってもいいんですか?」と聞くと、たまに起こす時間があるので、
その時に見せてあげるので送ってくださいとのこと。

ま~なんて優しい! 私はこんな優しさに飢えていたのだよ。
息子もこんな看護師さんにお世話してもらって幸せものだ。

ダンナは「口先だけかもよ」と言うけど、いやいやここは素直に喜ぼう。
だって、そこはコロナ病棟。
重装備で感染に気を付けながら看護するのは大変だろうに、
次々と入院してくる患者の家族にまで気を遣って連絡をくれるなんて・・

「お仕事されてるなら、連絡は時間外がいいでしょう」と日程調整してくれた。
仕事中はドキドキするし、外に出てメモ片手に聞き取るの、大変だもんね。

今日はどうしているかな~と気になっていたので、様子がわかってホッとした。
何より、あの優しい声がありがたかった。
白衣の天使さん、毎日ありがとう。これからお世話になります。

とはいえ、今日もまだ読んだ形跡がない。
親がこうして平気でいるのに、息子は一人で闘っている。
なんだか見舞いも行かず、看病もせず、何もせずに普通に過ごしていいのかな?

娘も私が落ちこんでると孫の写真を送って、気を遣ってくれているみたい。




コメント (4)
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