毎年我が社は5月に忙しさの二つ目の山がある。
ということで6~7月は谷間になる。
毎年のことだが、
この谷間で一服すると次の山でへばってしまう。
谷間には光が当たらない。
光合成不足で成長が止まるのだ。
忙しい時はやらないと終わらないので
がむしゃらに前に進むが、
ヒマな時にこそ何もしないと次がない。
「ヒマな時を逆に楽しめ」といっても
遊び呆けるのではなく仕事を楽しむのだ。
物事にはプラス面とマイナス面がある。
仕事がないことはマイナスだが
それをプラスと捉えて事を起こす。
禅問答ではない。
例えるなら仕事の高地トレーニングを暇な時に行ない、
仕事がきたら一気に駆け昇り、更なる高みを目指す。
かのナポレオンは
「何事も心構えこそすべてである。
心の姿勢がその人のすべての習慣を形作っている」
と言っている。
忙中閑ありではないが、釣りに行ってきた。
82歳になる親父が釣りキチで年1回お供する。
親父曰く「今年で最後かなぁ」
しかしさにあらず毎年延長している。
できれば毎年延長してほしい。
しかし80を越えてからは、めっきり足腰が弱り、
狭い船上で場所を変えたり棚を変えたりをこまめに繰り返す親父が
昨年はクーラーボックスに座ったまま。こりゃマズイ。
「今年も釣りに行くから自主トレするように」と
3ヶ月前から言って励ましたが、
今年82歳にしてへばってしまい出発当日ドタキャンとなった。
さぞ行きたかっただろうに。
秋にリベンジを誓い、仕方なく親父欠席で和歌山県白浜に向かった。
私は肉離れ後初の遠出となる。
さすがに杖をついて乗船とはいかず、
万一海に投げ出された時のためにライフジャケットに身を包んだ。
そして右袋はぎの爆発なきことを願いつつ、
仕事仲間の二人と共に栄正丸に乗船。夜明け前の朝4時45分出港した。
かなり老朽化した栄正丸だが、
船頭さんは元サラリーマンという真砂正次氏。
漁師一筋という堅物ヘンコの船頭の中にあって、
真砂氏の顧客満足度は非常に高く、
素人にはとても乗りやすい釣船である。
釣り方を懇切丁寧に教えてくれ、
いつ何時でも糸が絡んだら外してくれる。
次女が参加したときには、
餌つけから針を食った魚まで外してくれる。
まさに「大名釣り」をさせてくれる、偉大なるセールスマンと化す。
しかし、舟に負けず劣らず御歳80歳という高齢船頭さん。
私の親父が先か、真砂氏が先か、栄正丸が先かという高齢化レースの最中
真砂氏は元気満点、不死身のバイタリティーで独走中。
だからいつもこの船に乗る。
天候は晴れ。波はおとなしく船酔いする素人にはいいが、
潮の回りが悪く、魚の食いが悪い。
こんな時にこそ腕が試されるのだが、
あいにく全員が素人に毛が生えた程度。
主がイサギ、副が鯛狙いだったが、餌狙いの真鯖ラッシュ。
素人には真鯖はグイグイ引くので楽しいが、
釣果としては太子橋いまいち。
長年この釣船に通っているが、
かってない散々たる釣果となった。
いつもはホームページにアップする写真を撮りまくる船頭・真砂氏も
「今回はいいや」とナゲヤリに。
三人の釣り人で、
イサギ中3枚、連子鯛小3枚、鯵小2枚、三の字小1枚、真鯵大20枚。
これじゃ写真を載せると「釣れてません」と逆効果だ。
眠気をこらえて一路帰阪する。
当社夜には魚をアテに、近所の居酒屋「河」で恒例の宴会を行なう。
開演18時半なので、16時に魚を「河」にほり込む。
約2時間後に料理を間に合わすという荒業に
果敢に挑戦するのは店主の山田氏だ。
魚をさばくのは大変な作業だが、
常連客というだけで無理難題をねじ込む。
しかも、まずは私たちが頂き、残った魚は翌日以降に店で出すので
破格で飲み食いさせてくれというものだ。
しかしこの釣果では鯖しか残らない。
それでもこの釣果にめげず、
店主の山田氏が腕によりをかけての「1日だけの鯖づくしフェア」。
鯖の刺身に、鯖のすき焼き、キズシ。
加えてわずかばかりのイサギと連子鯛の刺身、三の字の焼き物、
真鯵のナメロー。お土産に真鯵の干し物が人数分付き、
五名で腹一杯食って飲んで騒いで12000円という破格のサービス。
本当にありがとーございました。次回は鯛を釣りますのでお許しを。
そして我が右袋はぎよ、揺れる船上で爆発もせず、お疲れ様でした。
ということで6~7月は谷間になる。
毎年のことだが、
この谷間で一服すると次の山でへばってしまう。
谷間には光が当たらない。
光合成不足で成長が止まるのだ。
忙しい時はやらないと終わらないので
がむしゃらに前に進むが、
ヒマな時にこそ何もしないと次がない。
「ヒマな時を逆に楽しめ」といっても
遊び呆けるのではなく仕事を楽しむのだ。
物事にはプラス面とマイナス面がある。
仕事がないことはマイナスだが
それをプラスと捉えて事を起こす。
禅問答ではない。
例えるなら仕事の高地トレーニングを暇な時に行ない、
仕事がきたら一気に駆け昇り、更なる高みを目指す。
かのナポレオンは
「何事も心構えこそすべてである。
心の姿勢がその人のすべての習慣を形作っている」
と言っている。
忙中閑ありではないが、釣りに行ってきた。
82歳になる親父が釣りキチで年1回お供する。
親父曰く「今年で最後かなぁ」
しかしさにあらず毎年延長している。
できれば毎年延長してほしい。
しかし80を越えてからは、めっきり足腰が弱り、
狭い船上で場所を変えたり棚を変えたりをこまめに繰り返す親父が
昨年はクーラーボックスに座ったまま。こりゃマズイ。
「今年も釣りに行くから自主トレするように」と
3ヶ月前から言って励ましたが、
今年82歳にしてへばってしまい出発当日ドタキャンとなった。
さぞ行きたかっただろうに。
秋にリベンジを誓い、仕方なく親父欠席で和歌山県白浜に向かった。
私は肉離れ後初の遠出となる。
さすがに杖をついて乗船とはいかず、
万一海に投げ出された時のためにライフジャケットに身を包んだ。
そして右袋はぎの爆発なきことを願いつつ、
仕事仲間の二人と共に栄正丸に乗船。夜明け前の朝4時45分出港した。
かなり老朽化した栄正丸だが、
船頭さんは元サラリーマンという真砂正次氏。
漁師一筋という堅物ヘンコの船頭の中にあって、
真砂氏の顧客満足度は非常に高く、
素人にはとても乗りやすい釣船である。
釣り方を懇切丁寧に教えてくれ、
いつ何時でも糸が絡んだら外してくれる。
次女が参加したときには、
餌つけから針を食った魚まで外してくれる。
まさに「大名釣り」をさせてくれる、偉大なるセールスマンと化す。
しかし、舟に負けず劣らず御歳80歳という高齢船頭さん。
私の親父が先か、真砂氏が先か、栄正丸が先かという高齢化レースの最中
真砂氏は元気満点、不死身のバイタリティーで独走中。
だからいつもこの船に乗る。
天候は晴れ。波はおとなしく船酔いする素人にはいいが、
潮の回りが悪く、魚の食いが悪い。
こんな時にこそ腕が試されるのだが、
あいにく全員が素人に毛が生えた程度。
主がイサギ、副が鯛狙いだったが、餌狙いの真鯖ラッシュ。
素人には真鯖はグイグイ引くので楽しいが、
釣果としては太子橋いまいち。
長年この釣船に通っているが、
かってない散々たる釣果となった。
いつもはホームページにアップする写真を撮りまくる船頭・真砂氏も
「今回はいいや」とナゲヤリに。
三人の釣り人で、
イサギ中3枚、連子鯛小3枚、鯵小2枚、三の字小1枚、真鯵大20枚。
これじゃ写真を載せると「釣れてません」と逆効果だ。
眠気をこらえて一路帰阪する。
当社夜には魚をアテに、近所の居酒屋「河」で恒例の宴会を行なう。
開演18時半なので、16時に魚を「河」にほり込む。
約2時間後に料理を間に合わすという荒業に
果敢に挑戦するのは店主の山田氏だ。
魚をさばくのは大変な作業だが、
常連客というだけで無理難題をねじ込む。
しかも、まずは私たちが頂き、残った魚は翌日以降に店で出すので
破格で飲み食いさせてくれというものだ。
しかしこの釣果では鯖しか残らない。
それでもこの釣果にめげず、
店主の山田氏が腕によりをかけての「1日だけの鯖づくしフェア」。
鯖の刺身に、鯖のすき焼き、キズシ。
加えてわずかばかりのイサギと連子鯛の刺身、三の字の焼き物、
真鯵のナメロー。お土産に真鯵の干し物が人数分付き、
五名で腹一杯食って飲んで騒いで12000円という破格のサービス。
本当にありがとーございました。次回は鯛を釣りますのでお許しを。
そして我が右袋はぎよ、揺れる船上で爆発もせず、お疲れ様でした。
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