その２０９．五社合同社員旅行 ～画策①～

本年６月に社員旅行を画策している。
ただし、当社だけだと盛り上がりに欠けるので、
五社合同でと企んでいる。
社内のスケジュール調整すらままならないのに、
五社合同となると脱線極まりないがスタートした。

そもそも私がまだオフィス・キネティックという
フリーランス事務所に所属してた時に、
普段一緒に組むカメラマンやら監督やら
プロデューサーやらデザイナーやらを集めて、
ロケバスをチャーターして長野に行った。
この役職を越えた「ごった煮旅行」が合同社員旅行の原点だ。
第２回目はなんと沖縄に行った。
その後、オフィス・キネティックは
発足から約１０年で発展的解消し、
翌年私は阪神淡路大震災の被災者となり、
いつまでも凹んでいてもしかたないと
復帰を決意して私は会社を起こした。
それからも数社合同社員旅行は、
参加者・参加会社が変わりながらも、
富士山、神戸、琵琶湖、舘山寺と続いている。



前回の舘山寺ツアーより

本年はさらに調子に乗り、
五社合同社員旅行を決行することにした。
面体は、制作会社のプランシード（当社）
、録音スタジオのサウンドシード、
印刷物制作のデータボックス、
ＣＧ制作のナナイロ、美術の岡野工芸社の五社が揃った。
現在総勢２１名、さらにプラス２～３名にしたい。
成功すれば快挙だが、そんなに世の中甘くない。
そこで幹事にはデータボックス田中社長と、
お祭り男の私が担当し五社囲い込み作戦を開始した。
てか、実際は当社とデータボックス合同を、
お祭り男の私が半ば勢いで五社合同としたのだ。
突然のお誘いに他の三社はきっと面食らっただろうが、
物事にはこの時しかないという機会がある。
１０年前ならこの五社が合同で「社員旅行」という
福利厚生で行動を共にするなんてあり得なかっただろう。
今だからあり得るのだ。
この社員旅行に参加すれば絶対に楽しいことは請け合うし、
得るものは大きいと各社社長は理解しているが、
問題はどうやってスケジュールを合わせられるかにある。
これから６月実施まで、顛末記をUPします。乞うご期待！