Gerard Way on the 'Umbrella Academy' movie: 'I don't want it to be 'Harry Potter''
Oct 22 2008
ぶらぶら徘徊してたらロサンゼルス・タイムスのコミック&SF系ブログにGEEのインタビューが掲載されていました。あのThe Umbrella Academy映画化に向けて動き出している様ですね。もちろんファンの皆さんは読んでますよね?当然?私はいまだ読んでませんけど・・・こうなったら覚悟を決めて読むか・・
アルフォンソ・キュアロンがありだったら、ギレルモ・デル・トロもありですね~
さて、以下はそのインタビュー。
Gerard Way on the 'Umbrella Academy' movie: 'I don't want it to be 'Harry Potter''
Oct 22 2008
【ジェラルド・ウェイ映画「アンブレラ・アカデミー」を語る:ハリーポッターにはしたくない】
http://latimesblogs.latimes.com/herocomplex/2008/10/gerard-way-says.html
私は「Spike TV Scream 2008 Awards」でお気に入りの音楽&コミック関係者、ジェラルド・ウェイに偶然ばったり。暫く話をし、彼をフランク・ミラーとティム・バートンに紹介するという幸運に。(訳者注:フランク・ミラーは「300」「シンシティ」のコミックライター、監督。ティム・バートンは「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」など一連のダークファンタジー系映画監督。この2人に会えたGEEはさぞ嬉しかったに違いない)ウェイは大変よい機嫌で、ユニバーサルによる「アンブレラ・アカデミー」映画化の動きを語ってくれた。彼は制作関係者の希望的観測として監督に「チルドレン・オブ・メン」のアルフォンソ・キュアロン、オスカー賞受賞のコスチュームデザイナー コリーン・アトウッド、同じくアカデミー賞受賞脚本家「ジュノ」のディアボロ・コーディの名を挙げた。
記者:「アンブレラ・アカデミー」のグッドニュースって?
ウェイ:ちょうどユニバーサルと最初の打ち合わせをしたところなんだ、いい具合に進んだよ。一番の問題はどのビルのどの入り口から入ればいいのか判らなかったことで・・・なーんてね。いやもう本当に凄い、素晴らしいミーティングだった。サンディエゴのコミック・コムでそんな話はあったけど、ゴーが出たってことなんだ。今脚本家や監督の話をしている。まだ監督は決まっていないけど。
記者:進行の具合と、君の最優先事項を教えてよ。
ウェイ:僕に映画の決定権を十分関わらせてくれるよ。映画のスコアを誰かと共同でやる事を考えている。RJD2とかね(訳者注:マッシヴ・アタックのアレンジ等手がけるプロデューサー)、全く違う感じの。判るかな?彼の全ての仕事って60年代のヴァイブじゃない?ほとんどデストピアな感じの「The Prisoner」だよね。(訳者注:「The Prisoner」は60年代の英国カルトSFテレビシリーズ。さすがに私も噂しか知らない。)
記者:すると君は「ハロルド&モード」(訳者注:71年のアメリカコメディ映画。カルトの一つ。主人公の少年ハロルドから発生した「ハロルドする(墓場をうろつく)」という動詞を生んだ。)とX-MENをあわせたような雰囲気を狙っている?もし奇妙に聞こえなければ。
ウェイ:いや、奇妙じゃないよ。その通りだよ。「ハロルド&モード」がX-MENに出会う。サウンドトラックは一筋縄じゃいかない、そっちも気まぐれな感じかな。とにかく凄いものにしたいんだ。
記者:映画に絶対避けたい事って何?
ウェイ:ハリーポッターだけには絶対したくない。スタジオもそう思ってる。登場人物の男の子は男の子、じゃないし、60歳だし。彼は殺し屋だし、非常に暴力的だしね。そうゆう訳でハリーポッターみたいにしたくないんだ。可愛くもないし、いい子でもないし、安全でもない。そりゃユーモアもあるけれど、ブラックなやつなんだ。この映画を正しく解釈してほしい。音楽も正しいものを。コリーン・アトウッドにコスチュームをして欲しい。彼女はスーパーヒーロー物はした事がないんだ。実際彼女とユニバーサルへいく前に打ち合わせしたよ、この映画が実現に向かっているって聞いた時にね。一番最初にした事が、彼女に合う事。映画を特別にするのは、関わる人間だと思うから。
記者:判ります。監督は誰が良いと思ってる?
ウェイ:アルフォンソ・キュアロンが好き。彼だったら最高。(訳者注:「ハリーポッターとアズカバンの囚人」では徹底したダークな雰囲気と暗いゴシックな映像で他のハリーポッター映画と一線を画した彼。「チルドレン・オブ・メン」では近未来をこれまた暗く徹底したリアリズムで描いた、メキシコの監督です。)
記者:ウェス・アンダーソンはぴったりすぎる?「アンブレラ・アカデミー」は彼の影響があるって、昔言っていたね?(訳者注:ウェス・アンダーソンはアメリカの映画監督。「ダージリン急行」など。コメディタッチの作風でカルト的人気がある。)
ウェイ:ちょっと妥当な選択すぎるかな、僕にとって。彼がコミックを読んだら考えるね、「これってもう俺、やったよな」って。「アンブレラ・アカデミー」は彼から随分影響を受けているから。読んだら彼は彼のスーパーパワーをテーマにした映画に似てるって思うよ。僕が影響を受けたのは彼のリズムだけじゃなく、彼に影響を与えたことからも同じく影響を受けたんだ。「ハロルド&モード」みたいにね。だから、監督には意外性が欲しいんだ。
記者:ミシェル・ゴンドリーも気まぐれでグロテスクな世界観を持つ監督だよね、「アンブレラ・アカデミー」が求めているという。彼の名は出た?(訳者注:ミシェル・ゴンドリーは音楽PV出身のフランス人監督。奇妙で心温まる作風の作品が多い)
ウェイ:ミシェル・ゴンドリーの作品は大好きさ。彼のローテクな作風が。彼なら素晴らしい映画にしてくれるよ。「エターナル・サンシャイン」は凄く面白かったし。作りやテクスチャ(映像効果)がね。彼の作品は全部見てる。「僕らのミライに逆回転」も大好き。監督に関しては沢山の選択肢があるね。とにかくこの映画化の動きにわくわくしてて、どうなるのかが待ち遠しくてたまらない。
Oct 22 2008
ぶらぶら徘徊してたらロサンゼルス・タイムスのコミック&SF系ブログにGEEのインタビューが掲載されていました。あのThe Umbrella Academy映画化に向けて動き出している様ですね。もちろんファンの皆さんは読んでますよね?当然?私はいまだ読んでませんけど・・・こうなったら覚悟を決めて読むか・・
アルフォンソ・キュアロンがありだったら、ギレルモ・デル・トロもありですね~
さて、以下はそのインタビュー。
Gerard Way on the 'Umbrella Academy' movie: 'I don't want it to be 'Harry Potter''
Oct 22 2008
【ジェラルド・ウェイ映画「アンブレラ・アカデミー」を語る:ハリーポッターにはしたくない】
http://latimesblogs.latimes.com/herocomplex/2008/10/gerard-way-says.html
私は「Spike TV Scream 2008 Awards」でお気に入りの音楽&コミック関係者、ジェラルド・ウェイに偶然ばったり。暫く話をし、彼をフランク・ミラーとティム・バートンに紹介するという幸運に。(訳者注:フランク・ミラーは「300」「シンシティ」のコミックライター、監督。ティム・バートンは「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」など一連のダークファンタジー系映画監督。この2人に会えたGEEはさぞ嬉しかったに違いない)ウェイは大変よい機嫌で、ユニバーサルによる「アンブレラ・アカデミー」映画化の動きを語ってくれた。彼は制作関係者の希望的観測として監督に「チルドレン・オブ・メン」のアルフォンソ・キュアロン、オスカー賞受賞のコスチュームデザイナー コリーン・アトウッド、同じくアカデミー賞受賞脚本家「ジュノ」のディアボロ・コーディの名を挙げた。
記者:「アンブレラ・アカデミー」のグッドニュースって?
ウェイ:ちょうどユニバーサルと最初の打ち合わせをしたところなんだ、いい具合に進んだよ。一番の問題はどのビルのどの入り口から入ればいいのか判らなかったことで・・・なーんてね。いやもう本当に凄い、素晴らしいミーティングだった。サンディエゴのコミック・コムでそんな話はあったけど、ゴーが出たってことなんだ。今脚本家や監督の話をしている。まだ監督は決まっていないけど。
記者:進行の具合と、君の最優先事項を教えてよ。
ウェイ:僕に映画の決定権を十分関わらせてくれるよ。映画のスコアを誰かと共同でやる事を考えている。RJD2とかね(訳者注:マッシヴ・アタックのアレンジ等手がけるプロデューサー)、全く違う感じの。判るかな?彼の全ての仕事って60年代のヴァイブじゃない?ほとんどデストピアな感じの「The Prisoner」だよね。(訳者注:「The Prisoner」は60年代の英国カルトSFテレビシリーズ。さすがに私も噂しか知らない。)
記者:すると君は「ハロルド&モード」(訳者注:71年のアメリカコメディ映画。カルトの一つ。主人公の少年ハロルドから発生した「ハロルドする(墓場をうろつく)」という動詞を生んだ。)とX-MENをあわせたような雰囲気を狙っている?もし奇妙に聞こえなければ。
ウェイ:いや、奇妙じゃないよ。その通りだよ。「ハロルド&モード」がX-MENに出会う。サウンドトラックは一筋縄じゃいかない、そっちも気まぐれな感じかな。とにかく凄いものにしたいんだ。
記者:映画に絶対避けたい事って何?
ウェイ:ハリーポッターだけには絶対したくない。スタジオもそう思ってる。登場人物の男の子は男の子、じゃないし、60歳だし。彼は殺し屋だし、非常に暴力的だしね。そうゆう訳でハリーポッターみたいにしたくないんだ。可愛くもないし、いい子でもないし、安全でもない。そりゃユーモアもあるけれど、ブラックなやつなんだ。この映画を正しく解釈してほしい。音楽も正しいものを。コリーン・アトウッドにコスチュームをして欲しい。彼女はスーパーヒーロー物はした事がないんだ。実際彼女とユニバーサルへいく前に打ち合わせしたよ、この映画が実現に向かっているって聞いた時にね。一番最初にした事が、彼女に合う事。映画を特別にするのは、関わる人間だと思うから。
記者:判ります。監督は誰が良いと思ってる?
ウェイ:アルフォンソ・キュアロンが好き。彼だったら最高。(訳者注:「ハリーポッターとアズカバンの囚人」では徹底したダークな雰囲気と暗いゴシックな映像で他のハリーポッター映画と一線を画した彼。「チルドレン・オブ・メン」では近未来をこれまた暗く徹底したリアリズムで描いた、メキシコの監督です。)
記者:ウェス・アンダーソンはぴったりすぎる?「アンブレラ・アカデミー」は彼の影響があるって、昔言っていたね?(訳者注:ウェス・アンダーソンはアメリカの映画監督。「ダージリン急行」など。コメディタッチの作風でカルト的人気がある。)
ウェイ:ちょっと妥当な選択すぎるかな、僕にとって。彼がコミックを読んだら考えるね、「これってもう俺、やったよな」って。「アンブレラ・アカデミー」は彼から随分影響を受けているから。読んだら彼は彼のスーパーパワーをテーマにした映画に似てるって思うよ。僕が影響を受けたのは彼のリズムだけじゃなく、彼に影響を与えたことからも同じく影響を受けたんだ。「ハロルド&モード」みたいにね。だから、監督には意外性が欲しいんだ。
記者:ミシェル・ゴンドリーも気まぐれでグロテスクな世界観を持つ監督だよね、「アンブレラ・アカデミー」が求めているという。彼の名は出た?(訳者注:ミシェル・ゴンドリーは音楽PV出身のフランス人監督。奇妙で心温まる作風の作品が多い)
ウェイ:ミシェル・ゴンドリーの作品は大好きさ。彼のローテクな作風が。彼なら素晴らしい映画にしてくれるよ。「エターナル・サンシャイン」は凄く面白かったし。作りやテクスチャ(映像効果)がね。彼の作品は全部見てる。「僕らのミライに逆回転」も大好き。監督に関しては沢山の選択肢があるね。とにかくこの映画化の動きにわくわくしてて、どうなるのかが待ち遠しくてたまらない。
アンブレラ・アカデミーは持ってますが、読んでません。
何でしょう、英語がわからないからっと言い訳しつつ。
発売前に盛り上がり過ぎて、発売したら「あれ?」みたいなパターンなのです。
映画化は、本当にしちゃうんですかね~。
なんか、トントン拍子過ぎて、変な感じがします。
最近はアメコミヒーローが再び熱いみたいなので、注目されるのは自然の流れかもしれません。
登場人物たちの衣装をコリーン・アトウッドがやってくれたら素敵ですよね。
話は逸れるんですけど、少し前のGerardのピンクヘアーは駄目でした。
では。
このニュースは「へええ・・・」って感じです。
このまま順調に進むとよいですね。
公開は2011を予定しているってどこかに書いてありました。
キュアロン監督の名が上がるところ、かなりユニバーサルも力入れている雰囲気が伝わってきます。
>アンブレラ・アカデミーは持ってますが、読んでません。
もしかしてみんな、読んでないかも・・・。
もっと基本的なこととして、売れてるんでしょうか??
>最近はアメコミヒーローが再び熱いみたいなので、注目されるのは自然の流れかもしれません。
ダークナイトみたいな、いままでと違うタイプのアメコミヒーロー映画も出てきました。
アンブレラ・アカデミーのストーリーは詳しく知らないけれど、
いままでのヒーローものとは違うんだ!という主張は伝わってきますね。
>登場人物たちの衣装をコリーン・アトウッドがやってくれたら素敵ですよね。
そのとおりです。期待しちゃいます。
>話は逸れるんですけど、少し前のGerardのピンクヘアーは駄目でした。
駄目というか、実は私はずっと写真合成だと思っていました・・・
冗談でファンが勝手に合成してるんだって。
ありえない色でした・・・一度やってみたかったんでしょうか。