ポンタの菜園日記

千草台園芸サークルの萩台農園で、気ままな野菜作りの日々をつづった日記です。

菜園日記 Vol.223  3月27日  「放射能もなんのその、ニンジンの種まき」

2011年03月27日 | アーカイブ

<晴れ>

昨日、とうとう千葉産のほうれん草からも規定以上の放射性物質が検出され、出荷規制が行われたとのニュースが流れた。

ポンタ菜園で現在収穫中の野菜は、大根、ネギ、スティックブロッコリーの3品目。ほうれん草は先週里芋の用地確保のために最後の収穫を終わらせたばかりだ・・・食べても健康に影響の無い範囲とのことなので、気にしないで食する事にしている。

原発事故もまだまだ解決には時間がかかると思われ、ポンタ菜園も少なからず放射性物質の影響は免れないと思われるが、当面は気にせず例年通りの農作業を続けていこうと思っている。(^O^)/

という事で…本日は先週耕しておいた場所にやや遅れ気味ながらニンジンの種を蒔くことにした。

 

 

 [水を撒いて黒っぽくなっている畝にニンジンを撒いた。右側は里芋の植付け用の畝だ。]

 

 

 

 

これから収穫を迎えるサヤエンドウやニンニクは春の風を早くも感じて、元気に育っている。

 

 

 

 [サヤエンドウはすでに一番花が咲き始めていた。]

 

 

 

 

 

 

 [ニンニクも葉がどんどん大きくなってきている。]

 

 

 

来週からは4月。桜の花が咲き始めると春の農繁期が始まる・・・ポンタ菜園も様々な野菜達で賑わう季節だが、放射能の影響次第では収穫もままならなくなる可能性もある。

 

 

 [タマネギ、イチゴも順調に育って、だんだん賑やかになり始めたポンタ菜園。みんな収穫できればいいなぁ…。]

 

 

 

多少の不安はあるものの、当面はいつも通りの農作業を続けていこう!

ファイト!!(^O^)/


菜園日記 Vol.222  3月20日  「イチゴのベット作り!」

2011年03月21日 | アーカイブ

<晴れ>

まずは、先週の農作業から…

3月13日日曜日。天気は晴れ。3月も中旬になりイチゴの成長がスピードアップするころになってきたので、イチゴ畝に藁のベットを作る事にした。

先日畝を作りなおして黒色ビニールを敷いておいた畝に、藁を丁寧に敷き詰めL字アンカーと針金を使って風で飛ばないようにする。

 

 

 

   [5月のゴールデンウイークの頃には真っ赤なイチゴがベットの上で見られるだろう!(^O^)/]

 

 

 

本日20日の作業は、11月の収穫から土中に埋めて保存しながら利用していた里芋をすべて掘り起こす作業から始める。3月に入り気温もだいぶ高くなってきたので、芽が出てしまう前にすべて収穫しておくためだ。

 

 

  [こんなに沢山残っていた里芋。測ってみたらちょうど3㎏だった。]

 

 

 

 

続いて、来月4月に今年里芋を植え付ける畝の準備のために、タタミ畳ほどのスペースの予定地に苦土石灰を撒いて耕しておく。

 

 

 

  [すでに冷蔵庫がいっぱいなので、大根1本だけを取り残した…(^_^;)]

 

 

 

続いて、このところ成長が著しい冬越え野菜のサヤエンドウとタマネギ苗をチェック。

 

 

 

  [もう少しで花が咲き始めるところまで成長しているサヤエンドウ。]

 

 

 

 

 

 

  [苗が小さくて心配したタマネギだが、大きくしっかりと育ってくれている。(^_^)v]

 

 

 

最後に、スティックブロッコリー、九条ネギ、ほうれん草を収穫して本日の作業を終了する。

おりしも、今日隣県の茨城県産のほうれん草から基準以上の放射性物質が検出され、県内すべてのほうれん草出荷が停止されたとのニュースが流れた。

ほうれん草は今が出荷のピークだと思われ、丹精込めて作られた農家の人たちの悔しさは測り知れないものだと思われる。

これ以上の被害が広がらないように一日も早い原発事故の終息を願ってやまない…


「東北関東大震災」心よりお見舞い申し上げます。

2011年03月20日 | アラカルト

3月11日東北関東大震災が発生してから一週間が経過した。ポンタの友人や知人で被災した方もいて、本当に大変な事が起こったのだと時間の経過とともに心が締め付けられる毎日だ・・・この震災で被災した皆様には本当に心よりお見舞い申し上げたい。

ポンタ菜園のある千葉も九十九里浜で津波の被害が、東京湾岸の埋立地で地震による液状化が発生するなどの被害が出ているが、ポンタ自身やポンタ菜園は被害にあわずに済んでいる。

発生当日はポンタも会社で一夜を明かし、翌日自宅に帰り日曜日には農作業もしたのだが、丹精込めて作った畑やハウスなどが津波に飲み込まれる映像を見たショックか菜園日記のブログを書く気分になれず、本日ようやく再開することにした。

被災された方々も、悲しみの中でも力強くそれぞれの環境の中で復興に向けての一歩を踏み出されている。ポンタも非力ながら少しでも被災者の人たちの役立つことをしていきたいと思っている。

頑張ってください!ポンタも頑張ります!


菜園日記 Vol.221  3月 6日  「さあ、ジャガイモの植付けだ!」

2011年03月06日 | アーカイブ

<晴れ>

抜けるような青空が広がり絶好の農作業日和。ただ、昨日までの寒気の影響が残り、朝の空気は冷たい感じだ。

9時30分、畑に到着。予定通り今日はジャガイモを植え付ける作業をする。

まずは種イモを切り、切断面を消毒し少し乾かすために太陽に当てる。

 

 

 

 [今年の種イモは大きかったので、2個~3個に切る。断面は「とうや」独特のきれいなクリーム色だ。]

 

 

 

植付け用地は先週までに下準備は出来ているので、早速2条の溝を掘る。ポンタ菜園では、土寄せの手間を少なくするため25㎝ほどやや深めに掘り下げる。

続いて、元肥として堆肥、配合肥料、有機化成肥料を溝施肥して混ぜ合わせ、2㎝ほど間土をかぶせておく。

 

 

 

 [今年はもみ殻のくん炭があるので、殺菌効果を期待して、元肥と間土の両方に混ぜてみた。]

 

 

 

太陽で乾かせた種イモに、さらに草木灰を付けて25㎝~30㎝間隔で並べていく。

 

 

 

 [それぞれ12個づつ、24株分のとうやを植え付けた。]

 

 

 

後は7㎝~8㎝ほど土をかぶせる。今年は寒い日が多いので最後に土の上にカット藁を少し撒いて霜よけと保温をすることにした。

 

 

 [両側と中央の盛り土は、最初保温のための北風除けとして機能させ、その後は株の成長に合わせて盛り土として使うためのもの。]

 

 

 

これで、今年も無事にジャガイモの植え付けを完了。

来週は、人参の種まきや4月中旬に植え付ける里芋用地の準備をそろそろ始める予定だ。

ポンタ (^O^)/