ポンタの菜園日記

千草台園芸サークルの萩台農園で、気ままな野菜作りの日々をつづった日記です。

菜園日記 Vol.229  4月30日  「二日目は、夏野菜の畝作り。」

2011年04月30日 | アーカイブ

<晴れのち曇り>

GW二日目の今日は、ナス・トマト・キュウリなどを植え付ける夏野菜用の畝作りをする。明日は雨も降る荒れた天気の予報が出ているので、植付けはGW後半にする予定だ。

まずはナスを植え付ける畝を作り黒色ビニールでマルチングする。続いてトマト・キュウリ・ゴウヤ用の畝を作る。本来畝幅は90㎝はほしいところだが、ニンニクと九条ネギを植えてしまったので70㎝ほどの幅で作るのが精一杯…ちょっと狭すぎかなぁ…(^_^;)

 

 

 [2条植えの片側がトマトを植えるので、溝を切って元肥を施す。堆肥・鶏糞・バッドアグノ・配合肥料・有機化成・過リン酸石灰、熔リンの7種類混合だ。]

 

 

 

 

 

 [通路も確保できないほどギリギリまで使ったが、少し狭いなぁ…支柱立てはまた次にしよう。]

 

 

 

最後に、例年通り通路にマダーボールスイカ1本を植える畝を作って、本日の作業を終了。

 

 

 [スイカは場所が確保できないので例年通路を使って植付け、弦を這わせる。そのあとジャガイモの収穫を待って空き地に誘引する。]

 

 

 

何もこんなに作らなければいいって?

一応予定は組むものの、ちょっとした空きスペースがあるとすぐに何かの種を蒔いたりしちゃうんだなぁ・・・あとで苦労するのはわかってるんですけどね。

と言うことで、次回はいよいよ支柱立てと夏野菜の苗を買って植付けだ!

欲張りポンタ! (^O^)/


菜園日記 Vol.228  4月29日  「さあ、ゴールデンウイーク!」

2011年04月29日 | アーカイブ

<晴れ時々曇り>

今日から待ちに待ったゴールデンウイークが始まった。農作業が遅れ気味なので、さっそく第1日目の作業に入る。

今日は分けつネギの定植から始める。分けつネギはネギ坊主が出来ないネギで、ほかのネギ類がネギ坊主が出来て食用にならない春のこの時期はとても便利なネギだ。当然?種ができないため、成長したネギを苗として植えて増やしていく。

先日スティックブロッコリーを片づけて苦土石灰を撒いて耕しておいた場所に深さ30㎝ほどの鍬幅の溝を掘る。今回は予定の畝の半分。残りの半分の畝は、サヤエンドウの収穫が終わってから、その跡地に伸ばすことになる。(^_^;)

その溝に元肥として堆肥・バッドアグノ・配合肥料を施し間土をかぶせる。約25㎝ほどになった溝に、成長して束になった分けつネギを1~2本にバラして約20㎝間隔に並べていく。

 

 

  [分けつネギは1~2本のネギが、1年で10~15本に増える。この束をばらして苗として植え付けるのだ。]

 

 

 

 

 

 

    [間引きながら収穫していくので、最初は苗間の距離は短めだ。]

 

 

 

苗といっても普通のネギの大きさがあるので、風で倒れないように1本1本にプラスティックの細い棒で土に止めていく。土は根元を抑える程度しか入れずに土の代わりに藁で溝を埋める。

 

 

 

   [土の代わりの藁は、通気性を確保するため。継ぎ足しながら秋口まで土はかけない。]

 

 

 

続いて、小さな実をつけ始めたイチゴを鳥や野ネズミから守るため、動物よけネットを周囲に張る。昨年、一昨年と野ネズミと思われる動物に熟したイチゴの半分は盗られてしまったので、今年は最初からしっかりと防護しようというわけだ。

 

 

 

  [あと1週間ほどで収穫が始まる予定だが、今年はなんとか全量を収穫したいなぁ・・・。]

 

 

 

本日の最後の作業は本葉の出始めたニンジンの1回目の間引き。間引きは2回目、3回目と成長に合わせて続けていくが、手間のかかる作業だけど、ニンジンを育てるうえでは欠かせない。

 

 

 

  [1回目の間引きの済んだニンジン。]

 

 

 

最後に、収穫が始まったサヤエンドウを収穫して、ゴールデンウイーク1日目が終了。

明日は遅れに遅れているトマトやナスなどの夏野菜の畝作り。連休後半には、なんとか苗の定植を済ませたいと思っている。

頑張れ~~~!(^O^)/

<おまけ>

ご報告!ポンタは、宮城県浦戸漁協の一口オーナーになりました!

今日のニュースで宮城県松島の遊覧船が営業再開とのニュースが流れました。松島町は無数の島々が防波堤の役目を果たし、奇跡的に被害が少なくて済んだため早い再開が実現したとの事でした。

それはそれで本当に喜ばしい事なんですが、まさに防波堤の役割をして壊滅的な打撃を受けたのが松島湾の入り口に位置する浦戸諸島の島々の町でした。

牡蠣や海苔の養殖など漁業中心の町は大きな被害を受け、漁業再興のためにと浦戸漁協が始めたのがポンタが参加した「うらと海の子再生プロジェクト 一口オーナー制度」です。

 http://www.urato-uminoko.jp/

震災以来、機会があれば災害義援金等の支援をしてきましたが、具体的な支援の姿が見えないためさすがに募金行為そのものにも疲れてきていたところに、NHKのニュースで浦戸漁協の人達がいつになるかわからない政府や行政の資金援助を待たずに、自分たちで出来ることからと「うらと海の子再生プロジェクト 一口オーナー制度」を始めた事を知り、早速一口参加させてもらった次第です。

牡蠣の稚貝などを海に吊るしたりするのも、野菜の種まきのように時期が重要だと思います。漁網や漁具を速やかに購入して一日も早く漁業を再開することが出来れば、町の復興も軌道に乗ってくると思います。

浦戸の牡蠣がまた以前のように市場に出るようになったら、ポンタもほんの少しだけでも再興に協力出来た事で町の人達と一緒に喜ぶ事が出来るだろうと思います。

そんな目に見える支援の形も、とてもいいと思えるんですよね。

がんばれうらと~(^O^)/


菜園日記 Vol.227  4月24日  「やっと、九条葉ネギを定植」

2011年04月24日 | アーカイブ

<晴れ>

昨日は強風と横殴りの雨で荒れた天気だったが、今日は一転朝から穏やかな快晴になっている。

春の農作業の中でもネギ類の定植がやや遅れているので、今日はとりあえず苗がどんどん大きくなってきている九条葉ネギの定植をやろうと畑に向かう。

今日は初夏らしい天気で畑に着くと気持ちがいい。

今年はいい場所が確保できず、昨年の葉ネギが残っている隣に定植することにする。まずはクワの幅に10~15㎝溝を掘り、堆肥と元肥を敷いて間土をかぶせた上に30㎝ほどに育った苗を2~3㎝間隔で並べていく。

 

 

 

  [葉ネギなので溝の深さは5㎝ほど、細い紐で背もたれを作って倒れないようにしている。]

 

 

 

苗は根もとだけを土で抑えて、根には土をかぶせず溝を埋めるように藁をかぶせる。

 

 

 

  [土をかぶせないのは通気性を確保するため、しばらくは土の代わりに藁を追加していく。]

 

 

 

これでまずは一安心。続いて、分けつネギの定植場所の確保に約半年収穫を続けたスティックブロッコリーを片づけ、苦土石灰を撒いて耕しておく。来週には定植しなくては…(^_^;)

先週芽かきをしたジャガイモが、ぐんぐん成長を始めている。また、花が咲き始めていたサヤエンドウは、今日から収穫ができそうだ。

 

 

 

 [ここにきてようやく気温も安定してきたので、これからはどんどん成長するはずだ。]

 

 

 

 

 

 

 [今年の初収穫。これからは食べきれないほどの収穫が続く…(^O^)/]

 

 

 

最後に夏野菜の定植用地を耕して、12時30分本日の作業を終了。

来週はもうゴールデンウイークだ。

まだまだやることが沢山あるので、今年は農作業に追われたゴールデンウイークになりそうだ。

\(^o^)/


菜園日記 Vol.226  4月17日  「里芋の植付け」

2011年04月17日 | アーカイブ

<晴れ>

昨日南風で最高気温が25度の夏日まで上がったが、今日は爽やかな初夏の気温で16度の予報が出ている。

今日は里芋を植え付けるため、気合いを入れて8時に畑に到着。さっそく始めようとしたところで、ジャガイモの芽が出そろっているのに気が付き、予定を変更してまずはジャガイモの芽かきと土寄せを先にすることにした。

 

 

 「基本は1本仕立てだが、強い芽が2本出ているものは2本仕立てにする。だいだい半々ぐらいになった。」

 

 

 

続いて予定していた里芋の植付け作業に入る。

 

 

  「まずは元肥を作るために、堆肥、鶏糞、バッドアグノ、配合肥料、有機化成、それにもみ殻の燻炭を混ぜ合わせる。」

 

 

 

畝に種イモを植付ける場所に40㎝間隔で目印用のプラスチックのピンをたて、その間に20~25㎝の穴を掘る。その穴に元肥を次々と入れて畝を整える。

 

 

 

「里芋の元肥は間肥で施すので、この穴は植付け用の穴ではなく肥料用だ。」

 

 

 

次は畑の隅で越冬させた里芋の種イモを掘り起こす。

 

 

 

  「約50㎝ほど掘ると、藁に包まれた里芋が顔を出した。」

 

 

 

 

 

 「セレベスと土垂れの2品種17個の種イモは傷んでいるものもなくみんな元気なようだ。(^O^)/」

 

 

 

さっそく目印のピンの場所に植え付ける。深植えはしないので、覆土が3~5㎝程度になるように植えていく。

最後に、保温と保湿のために透明ビニールのマルチをかけて里芋の植付け終了だ。

 

 

  「ピンのある種イモの植付け位置が左に偏っているが、里芋が成長し始める頃にはネギがなくなり、左側に畝が20~30㎝ほど伸びるので、今の植付け位置がほぼ畝のセンターになるため。」

 

 

 

すでに時刻は12時を回っている。約4時間の農作業だった。

それでも例年里芋の植え付け作業を終わるとホッと一息という感じになる。後はネギ類の定植と夏野菜の植付け準備が来週からの作業だ。

こうしてポンタ菜園の春の農繁期は5月の連休まで続く…

(^O^)/


菜園日記 Vol.225  4月10日  「満開の桜はやはり綺麗だなぁ!」

2011年04月10日 | アーカイブ

<晴れ時々曇り>

昨日は小雨交じりの強風が一日中吹き荒れていたが、今日は朝から晴れ暖かな一日となった。

近くのホームセンターに肥料を買いに行った帰りに、千葉県総合スポーツセンターにある桜広場に寄って見ると、広場の四方を囲む桜が見事に満開だった。

例年だと、この広場は花見の大宴会場になっているのだが、今年は震災の自粛ムードのためか家族連れがチラホラという異例の風景だった。

 

 

     [大きな木いっぱいに満開の桜の花が咲いている。]

 

 

 

 

 

 

 

   [この広場の真ん中に立つと、360°桜の花に囲まれて壮観だ。]

 

 

 

10:30分、買い物を済ませて畑に到着。

今日は里芋の植付け準備をする予定だったが、暖かくなった陽気をいち早く雑草たちが察知して花壇を始めあちこちで目立ってきていたので、急遽草取りに変更した。

もちろんポンタ菜園の野菜達も、春を感じでどんどん成長スピードを上げてきている。

 

 

 

  [先週ひとつ、ふたつだったサヤエンドウの花も今日は沢山咲いていた。]

 

 

 

 

  

 

 [イチゴも新葉とともに白いかわいい花が咲き始めている。]

 

 

 

 

 

 

   [遅れていたスティックブロッコリーの花も咲き始め、そろそろ収穫終了も近い。]

 

 

 

 

 

 

   [冬の間小さなビニールハウスで育てていた九条葉ネギの苗も、もうこんなに大きくなっている。]

 

 

 

今年は寒い日が遅くまで続いていたが、ようやく本格的な春がやってきたようだ。

震災からちょうど明日で1カ月。東北の被災地にも暖かい春がもう少しで届きますからね!

がんばれ!(^O^)/


菜園日記 Vol.224  4月 3日  「桜の花と種まき」

2011年04月03日 | アーカイブ

<曇り>

3月末に桜の開花宣言が出て、4月に入りようやく春らしい暖かい日が続いていたと思ったら・・・今日は最高気温が10度。昨日は18度まであがったので、さすがに寒さが身にしみる。

10時畑に到着。やはりかなり寒い…(>_<)

まずは桜の花の咲く時が種の蒔き時インゲンの種を蒔く。その年々で春先は気温の変化が激しいが、桜の花の咲く時期とするこの教えは的確に蒔き時がわかり本当に感心する。

 

 

 [種は収穫時期を長くするため、これから2週間おきに3回撒く。]

 

 

 

 

気がつくと、寒さよけに撒いた切り藁の間からジャガイモの芽がいくつか出始めていた。

 

 

 

  [まだまだ寒いから、もう少し土のベットで寝ていていいのに・・・]

 

 

 

今年は寒さが長引いているが、昨年なら花が咲いて収穫も終わりになっていたスティックブロッコリーも今年はまだまだ収穫できそうだ。

 

 

 

[例年なら、3月末には黄色いかわいい花が咲くのだが…]

 

 

 

 

 

 

 [まだまだこんなに沢山の収穫が続く。]

 

 

 

震災から3週間を過ぎたが、避難所でまだまだ暗い寒い夜を過ごしている人たちが沢山いるという…

一日も早く東北にも春が来て、暖かくなってほしいなぁ・・・

(^O^)/