大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

明日からお盆休み

2009年08月12日 | 児童デイサービス
 今日は久しぶりに夏らしい暑ーい一日になりそうです。ぽぽろは明日からお盆休みです。夏休み=1年でもっとも忙しく体力を使う日々の「中休み」です。とにかく充電して後半に備えることにします。

 昨日は現職の先生方が研修やボランティアで8人、作業所の職員さんが見学で2人来られました。子どもたちはキャンセルがあり14人。これにスタッフが入るとマンツーマンです。こんな恵まれすぎた日は昨日だけ。ありがとうございました。

 それなのにふくらはぎがパンパンです。
 最近、「ちびっこ先生」はKaくんが挙手をして立候補します。他の仲間も「いいよ」と寛容です。夏休みの常連さんともなるとえらいもんで、「ちっびこ先生」を数回しただけなのに自覚が芽生え始め、リーダーらしさを発揮する場面が多くなりました。小さい子らにも少し優しくなってきました。周りが見えてきて、自他を調整する(折り合う)力が少し見え始めたと感じています。特別支援学級に通っている彼ですが、主役になる場面や仲間にもまれる場面が日頃どれくらいあるのでしょうか?短い夏の期間ですが、ぽぽろの夏休みがいい体験になればと願っています。

 研修やボランティアで参加していただいた皆さんが異口同音に学校とは違った子どもたちの姿、異年齢集団の中でのやりとりなどを見て、夏休み学童保育の大切さ・必要性を感じたと言っていただきました。また、遊びや集団活動の様子やかかわり方から学ぶべきところがありましたと言っていただきました。地域の学校や支援学校から子どもたちを担任している先生方がお忙しいなかで今年も様子を見に来ていただいています。ホントにありがたいし、学校や教育にとっても大事なことだと思います。障害のある子どもたちの学童保育の場が各地域に広がれば身近な学校の先生たちがもっと子どもたちの家庭・地域での様子や学校とちがう姿、社会教育や福祉の世界を見ていただけるのになぁと思います。

 それにしても、みんなを仕切れるようになってきた「ちびっこ先生」が、「今日、やりたい遊びは何かなぁ?」と聞いてすかさず大合唱にしたのは「すもう!!」でした。「えっ?またかよ!勘弁してくれよ!」と思ったものですが、そこは10人のボランティアや研修、見学の方々の手前、引くわけにはいきません。
 おかげで私のふくらはぎは「10番勝負」でパンパンです。疲れで夜の会議は誰の目にも分かるような恰好で船をこいでいました。居眠りしていると分かっていて「はい、うらべさん感想を!」と当てる議長のIさん。思考停止の状態ですが、「会議が趣味ですか?」と聞いたやつがいるほど会議慣れしている私ですので、ちゃんと適当に答えておりました。
 さて、加齢臭だらけになったこの大人気のお相撲さん(ぬいぐるみ)をお盆休みの間に洗濯することにします。これを作ってくださった『うわわ手帳と私のアスペルガー症候群』著者の高橋さんとおばあちゃんは天才です。改めてありがとうございます。

 明日からの4日間、お相撲さんと一緒にゆっくりしたいと思います。
 盆明けの17日(月)はぽぽろは休みですが、ヤンボラ・ヤンクラ担当者の皆さんと田辺市のふたば福祉会のフォレスクールに見学に行きます。行きたい方は今日中にぽぽろにご連絡ください。