大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

イタタが分かる男

2011年08月18日 | ノンジャンル
 やっと昨日、ギブスで固定しました。
 足をぐねって3日くらいでしたでしょうか?みんな優しかったなぁ。捻挫だと確信していたのですから。
 それから腫れが引かずにパンパンになった足を見て、だれも同情しなくなったのが5日目くらいでしたでしょうか。80歳になる元看護師の伯母などは見るなり「骨粗鬆症やな!」と憎たらしげに断言したものです。
 1週間もするともう家人などは「あほ」扱いでした。立派な労災ですが、私も放置したことをあほや!と思いました。

 昨日は医者からは「松葉杖なんかいらんな!しっかり歩いて。」と言われ、看護師からは「貸し靴なんかありませんよ。靴屋さんででっかいスリッパでも買ってください!」と言われてシュン太郎でした。ぽぽろのトイレなんぞは片足ケンケンで行かなければならないのだ。それに、何と優しいことか!21日、22日の琵琶湖ヤンボラ合宿にもどうしても参加せよとお誘いがあるので、引率責任者で行くことに。しかし、ギブス裸のままで砂地や砂利道を歩けるわけがない…。

 と、思っていたところに救世主あらわる!
 ヤンクラのMさんのお姉さんは装具士さん!少し型が古いのでよかったらということでお世話になりました。ムッチャ、ラッキー!!どうです?ナウいでしょう?(昨日なんか、段ボールを靴底型に切ってワラジを作って履いていたのだから…)ありがとう!!

 そして、いました優しい子が!
 「トーマス書け(今日は文字だから描ではなくて書なのです)」と誘いに来たKoちゃんを避けるために「イタタ、イタタ!」と訴えると、気にしてくれて最初はナデナデしてくれていました。



 押してみたり…


 布を引いてみたり…。「おっと、Koちゃんそれはアカンて。看護師さんに注意されてんねん。」
 今日は優しい(実は珍しかっただけなのかも?)Koちゃんのために文字のトーマス軍団を5枚も書いてやった。それにしても、「ディーゼル!英語!」などと次々と英語で書けと命じられた時には参ったなぁ。まるでテストを受けている生徒のように縮こまって冷や汗をかいていたのだ。(今日は摂津高校の初任の先生方3人が社会体験研修で来られていた。一人英語の先生がおられたが、Koちゃんが代わるのを許してくれなかった!)

 その看護師さんにこれ見よがしに目の前に靴を上げてやったら、「あら、素敵な靴ですね」だと。

 ところがです。今日はプレールームに白衣を着たMaちゃんがいて、お医者さんごっこをしていました。一斉にスタッフたちが「Maちゃん患者さんや!」とはやし立てます。「オ~ノ~!!サンキュー、けっこう!」と退散。
 午後になってKoちゃんがさすっている横に白衣を脱ぎ棄てたMaちゃんがやって来ました。そして、いきなり手のひらでギブスをパンパンと叩くではありましぇんか!「コラァ~!」
 まいったなぁ~。(証拠写真がなくて残念!)

 ここでヤンボラNaさんへメッセージ。
 足を引きずってでも行くおっさんと一緒に合宿行こうよなぁ~!待ってるでぇ~。あなたが参加されただけでみんなが嬉しくなる、あなたが横にいるだけでみんなが満たされる、あなたの笑顔に触れただけでみんなが幸せになる。来なかったら淋しくなる…。誰が欠けても同じです。