大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

ぽぽろ夏祭り

2011年08月21日 | 児童デイサービス

土曜日のディ。ぽぽろ祭りということで、Mさんへ「琉球太鼓」を依頼しました。とても気合いの入った踊りに、スタッフ一同感動です。こどたちより、スタッフが初めての琉球太鼓を経験させてもらったのだと思います。かっこいいMさんの太鼓の後は、子どもたち一人一人太鼓をたたかせてもらいました。
                   
 いつもとは、違う太鼓の演奏に、大興奮のkくんです。

 Geちゃんは、終わるで、プレイルーム中をリズミカルに踊っていました。

 Hiちゃんは、夏祭りと知り、今日を楽しみに来てくれましたが、太鼓を目の前にするといささか緊張の面持ちです。

 午前中、早速泳いでいたMaちゃんも、太鼓には間に合うように帰ってきて、しっかりと太鼓をドンドン、カチカチと、Maちゃん流の太鼓のたたき方、なかなか慣れた手さばきを披露してくれました。朝から一緒にプールで泳いだFくん、関心はあるものの、机の下にもぐって、周辺参加。Yoくん、Hiくんは、Mさんの琉球太鼓をたたく姿にすっかり魅了され、姿が見えなくなるまで、見送ってくれていました。その中にバイトのUくんも加わり、演奏を見られなかったことをかなり悔しがっていました。Mさんどうかまた来てあげて下さい。

 今回、やきそばづくりをしました。好きな子もいれば、まだ母がつくったことがないと言われて生まれて初の焼きそばに挑戦というMaくん。残念ながら、見向きもされませんでした。
 焼きそばの担当をしたい「私がやる」と少し前から言ってくれていたMoちゃん。焼きそばコーナーでは、バイトのKoさんと野菜、焼きそばを焼き、味付けと暑い中、一生懸命に焼きそばづくりをしてくれている姿がありました。今回、自分からやりたいことを言い、最後までやり遂げたMoちゃんの姿に感動です。


 
 だがしやコーナーでは、Hiちゃんが、担当になって、各自配られた、だがしけんと交換し、お店の人をしてくれました。




 子供たちにとって、少しは思い出の夏祭りになってくれたでしょうか。Kさんは、今日をなぜか夏祭りと知って、友達を引き連れきてくれていたようです。そうですね。みんなが参加できるお祭りできないものかな。次回の私の課題です。

ヤンボラ合宿だぁ~№1

2011年08月21日 | ヤンボラ・ヤンクラ
やってきました、Hi邸。JR北小松駅から徒歩10分の琵琶湖畔にある別天地です。今日から二日間ヤンボラ合宿で今年もお世話になります。毎年ありがとうございます。



 雨が降ったりやんだりの天気ですが、気分は最高。総勢16名が参加して、合宿の始まりはじまり!


 と思ってロッジに入ると、「え~!!!!!うっそ~!!!!」
 「昨夜の11時頃にきた方がおられます。今、聡恚@をかけてもらっています。」
 確かに集合時間は今日の11時半。いくら時間を守るのが苦手とはいえ、早すぎるではないか!!というか、遅すぎるではないか!真夜中やぞ。
 家族で一足先に来ておられたHさん家族も開いた口がふさがりません。が、半分あきれ顔で、4分の1は笑い顔で、4分の1は怒り顔で?状況を語ってくださいました。
 「夜中の11時頃にドアをノックして、軒下でもいいから泊めてくださいと言うのです。そういうわけにはいかないので、どうぞということに。そしたら、晩ご飯も食べていないと言うので…。とりあえずスタッフのShaさんには電話されてました。」ということで一宿一飯の恩義にあずかったようです。

 「Uさん、怒ってます?」と聞くAくん。「当然です。怒ってます!」 

 ということで、自然とお昼ご飯はその話題に。

 「なんでも聞いてください」と言うので、質問ぜめです。だいたいのことがわかりました。
 彼が自宅を出たのは昨日の午後3時頃。JR茨木に着いたのが午後4時頃で名神茨木インターで1時間半くらいヒッチハイクをしました。…と聞いて(えっ?何で茨木なの?と反応したのは私だけではなかったようです。茨木は私の地元ですし、我が家から茨木インターまでは徒歩4分なのです。)「誰もひろってくれなかったらどうするつもりやったん?」と聞くと悪びれる様子もなく当然のように「Uさんに電話して、どうしたらいいか聞こうかと思っていました。」と。いやあ~ひろってくれる人がいてよかった!
 それから名神の京都パーキングまでのっけてもらい降ろされ、京都パーキングで「北小松まで乗せて行ってもらえませんか?」と次々にトラックの運ちゃんにたずね歩いたとか。「それでも、約30人くらいの人に断られたんやでぇ。」誰も彼の真似はできません。ラッキーなことに運転手さんの中にも変わった方がいたものです。「10時まで待ったら夜間料金になるので、そこまで待ったら乗せたるでぇ」と。律儀に数時間も待ってくれた彼のために運ちゃんは「ャeトチップスと飲み物をくれはったんです。」そして、道中言わはったそうです。「ヒッチハイクで乗せてあげた人の中で君みたいな人は初めてやで!」と言われ、別れ際には「君の人生に私の記憶をしっかりと刻みこんでおいてや!」と言って送ってくださったそうです。「かっこいい!」(それを聞いて「まるでO君自身のセリフみたいやなぁ」と誰かが洩らしました。)

 そこでOくんに質問が…。
 「迷惑をかけていると思いませんでしたか」
 「何でこうなったのか?Oくんはどうしてみんなに合わせて集団行動をとれないの?」
 「お母さんにはどう言って出てきたの?」
 「もう二度としませんか?」などなど

 何かが起こるという予感はあったものの、まさかの展開に驚きました。
 「僕って迷惑ですか?」と聞く彼に誰も「迷惑だ」とは言いません。怒りつつも誰かが言いました。「憎めない人なんです」。彼の行動を「羨ましいなぁって思っている人もいる」んですよね。

 「年に一度は冒険や挑戦してみたいというけど、何でいつもぽぽろの時なの?」に、
 彼は「受け入れてくれるから…」てすかさず答えました。
 ふ~ん「それって人が良すぎるってことなの?よろこんでいいの?」てなやりとりがありました。






 さて、恒例の目標の披露です。

 「安全に来て、家までちゃんと帰ること」(Oo)
 「(おとなしく見られるので)素の私を出したい。(小学校の時は番長と呼ばれていた)」(Ha)
 「楽しくやろう」(Ta)
 「みんなが無事に来て無事に帰ること」(Sha)
 「昨日熱で唐黷トたのですが、下がったので来ました。楽しみにしていました。薬飲んでいるので寝る前までお酒は我慢。ノンアルコールビールを買ってきました。」(Hi)
 「溺れず無事に寝ること」(0ri)
 つぶれた声で「自然を楽しんでみんなが無事に帰れたらいいな」(Oto)
 「Hさんにお世話になるのは何回目?毎度毎度お騒がせしています。毎年これが最後屋と言ってますが、今年は魚の一匹でも吊りあげて帰りたい」(Ti)
 「2回目です。毎年、Mさんの車に乗せてもらって参加しています。実は僕は人見知り。一つでもその人のことを知って帰りたい。」(Oka)
 「最悪の夏休みです。(すかさずMeちゃんが「そんなことはないよ」)骨折を乗り越えて家を出る直前まで琵琶湖に入るつもりでビニール袋をたくさん用意していましたが、明後日で60歳・還暦です。年を自覚してこの合宿から自覚的に生きていくことにしました。還暦のサプライズを期待しています…。」(ここで「シ~ン」と白けた雰囲気に。当たりか?)

 最後に家主さん。「しっかりよく寝て、疲れずに帰りたい。草抜きは適当にお願いします。」(Hi)
 (「僕は(草抜きを)少し多くさせてもらいます。」とOくん。一斉に「当然!」一宿一飯の恩義にあずかったのだから…と。)


 この後、会計係のMiさんとTaくんが集金してくれましたが、何と50円多いではないですか?ここからまた討論が。結局「寄付しよう」ということに。どこに?「合宿の予算に入れましょう」と。民主主義って時間がかかるんだよね。

 晴れて(雨だったけどね)やっと、琵琶湖に入水。
 入水しなかったHaさんもみんなの様子をカメラに収めたり、Oくんとビーチボール投げっこを楽しんだりして、とても楽しそうでした。


 夕方の比良山系です。雨上がりでくっきり見えます。骨折さえしなかったら今朝早朝に登る予定でした。シュン。
 さて、いよいよバーベキューです。
 いただきまぁーす。
 明日天気になぁ~れ。


 役に立たない私はブログで参加です。
 早速ありました!サプライズが!Meちゃん、ミシンで縫ってくれた赤いタオルありがとう!!学童の鉢巻きに使うぞ~!