ネット全盛のこの時代、仕事に関する調べ物は、ほぼネットに頼る。
取引先に商品の問い合わせをすると「ネットで調べて勉強しろ!」と怒鳴る会社さえある。
かく言う私もポリ袋について分からないことがあると、ネットでコソコソ検索して、お客様に、さも、その程度はポリ袋屋として常識だという態度で返答する。
勉強、情報収集、買物、娯楽がネットに移行したから、仕事もネット上で展開する割合が増えてきた。
例えば、レジ袋を作る場合、以前なら、取扱業者の営業マンを呼んで、サイズ、デザイン、納期、価格、作成枚数、色を決定していたが、今ではかんたんにネット注文できるし、そのことに躊躇がない。
そのために、各社が自社の特徴を出したホームページを立ち上げ、顧客の獲得に乗り出している。
ある会社は低価格をウリにし、別会社では短納期、小ロットに対応できると打ち出している。
信用を全面に押し出す会社があると思えば、超絶技巧を誇る会社もある。
これまでの営業は、電話でのアポ取り、直接訪問と直接お客と会うことが主で、ネットはその補助的要素だった。
それが逆転した。
今後は更にその波が加速度的に増すだろう。
その証拠に「ネットで調べるから品番を教えて」や「御社のポリ袋サイズ一覧は何処にのっているのか」という問い合わせが多くなった。
サンプルを持って伺いましょうか、といったところで拒絶される。
商品のサイクルが短くなり、いつの間にか店頭に別の商品がならぶように、営業のやり方も日々変わっていく。
営業の根本はお客様と信頼関係を結ぶこと。
その方法が、今までは直接会い、言葉を交わし、お客様に喜んでいただくけるよう、行動することだったが、ここにネットの使い方も加わるということだ。
日々勉強と変化を恐れない精神力が必要だ。
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