またもや

第3ターミナル修理問題、物別れ
開港を前に欠陥が見つかったとされるニノイ・アキノ国際空港（NAIA）第3ターミナルの修理についてマニラ国際空港公団（MIAA）と竹中工務店間で30日に話し合いが行われたが、物別れに終わった様子。
MIAA関係者の話では、竹中側は問題の責任を否定し、設計および構造上の欠陥の修理を拒否しているという。竹中工務店は、MIAAのコンサルタント会社が指摘する具体的欠陥に関する詳細な報告書の提供を求めているとの事。
相変わらず開港できない空港第3ターミナル。その敷地に隣接しているナヨンフィリピーノ公園の立ち退き問題はじめ、大きな課題と相変わらずフィリピンでございますの騒動の耐えない空港開港。
タイ新空港より早く着工していて、いまだに開港しない。一時はその施設内の天井が落ちるなど内装工事再施工もありましたが、何故に開港できないか。
金権がらみしかないのかも。すでに内部へのテナントの利権については決まっているようで、贈収賄利権丸出しの空港のようでも。
考えてみれば第一ターミナルの老朽化は確かに進んでいるもの。第2ターミナルの国内線部分を旨く利用すればここまでアホ丸出しな騒動を起こさずとも十分に事足りる空港と思うようにも。日本の成田抗争のように、地権者とのトラブルとは全く違い、単なる運用権の利権争いでここまでもめる国も世界広しとはいえさすがフィリピンでございます。
第2ターミナルへフィリピン航空全てが集中。一時はこれでフィリピン空港内のあの嫌がらせとも思える金取りなども無くなるのでは。相変わらず同じような玄関口。第３ターミナルが開港すればそちらへフィリピン航空がまた移動するのか、あるいは第一が単に移動するのか。これも一応決まっていても決定してみないことにはわからない。
当然、また水を得た魚のように空港警察はじめ各部署の連中の金策模索、無心が怒るのも確実かも。
旅のいやな思いは空港からのイメージが最も強いフィリピン。
イメージダウンを何時止め、それが悪いことであることに気づくのは何時になるのやら。