今日の朝日新聞の夕刊についに載りました。小論文自動採点の記事。Jessが朝日新聞からの取材を受けているとは聞いていましたが、一面トップとは思いませんでした。
この記事を見て、もう一つの小論文自動採点ソフト「森リン」だと勘違いした人もいるようです。日本語作文小論文検定試験には「森リン」が使われているからです。
「森リン」がJessと大きく異なるのは、一人の開発者がお金をかけずに開発したことです。（笑）もちろん、Jessと「森リン」とでは判定の仕方にも大きな違いがあります。Jessは１０点満点評価、「森リン」は１００点満点評価です。また、「森リン」は、Jessのようにあらかじめ理想の小論文を記憶しているわけではありません。素材語彙、強力語彙、重量語彙の３種類の語彙をもとに、点数をはじき出します。実際、私もいくつかの作文を試してみましたが、点数の信憑性はかなり高いというのが実感です。
現在、「森リン」は作文検定試験の判定にしか使われていませんが、今後は、Jessと競合する形で、入学試験や入社試験に採用されるようになるのではないかと予想されます。（私個人の予想です。(^^ゞ）
もちろん、試験に使われることだけに意義があるわけではありません。私の勤める作文教室でもこの「森リン」を採用するようになってから、生徒たちが意欲的に作文を書くようになりました。書いたその場で客観的な評価が表示されるからです。これは非常に画期的なことだと思います。
「森リン」については、日本語作文小論文検定協会の「日本語の文章解析ソフト森リン」のページにくわしく載っています。
Jessにしても「森リン」にしてもまだ発展途中ではありますが、、小論文を短時間で客観的に判定できるということは、作文小論文指導に携わる者にとっては非常にうれしいことです。確かに、全面的にソフトに頼るというわけにはいきませんが、作文小論文の学習に大きな役割を果たすことは間違いないでしょう。また、情感に訴える文章を機械で判定できるのかという批判もありますが、機械を使うのは人間です。すべては人間の使い方次第だと思います。
この記事を見て、もう一つの小論文自動採点ソフト「森リン」だと勘違いした人もいるようです。日本語作文小論文検定試験には「森リン」が使われているからです。
「森リン」がJessと大きく異なるのは、一人の開発者がお金をかけずに開発したことです。（笑）もちろん、Jessと「森リン」とでは判定の仕方にも大きな違いがあります。Jessは１０点満点評価、「森リン」は１００点満点評価です。また、「森リン」は、Jessのようにあらかじめ理想の小論文を記憶しているわけではありません。素材語彙、強力語彙、重量語彙の３種類の語彙をもとに、点数をはじき出します。実際、私もいくつかの作文を試してみましたが、点数の信憑性はかなり高いというのが実感です。
現在、「森リン」は作文検定試験の判定にしか使われていませんが、今後は、Jessと競合する形で、入学試験や入社試験に採用されるようになるのではないかと予想されます。（私個人の予想です。(^^ゞ）
もちろん、試験に使われることだけに意義があるわけではありません。私の勤める作文教室でもこの「森リン」を採用するようになってから、生徒たちが意欲的に作文を書くようになりました。書いたその場で客観的な評価が表示されるからです。これは非常に画期的なことだと思います。
「森リン」については、日本語作文小論文検定協会の「日本語の文章解析ソフト森リン」のページにくわしく載っています。
Jessにしても「森リン」にしてもまだ発展途中ではありますが、、小論文を短時間で客観的に判定できるということは、作文小論文指導に携わる者にとっては非常にうれしいことです。確かに、全面的にソフトに頼るというわけにはいきませんが、作文小論文の学習に大きな役割を果たすことは間違いないでしょう。また、情感に訴える文章を機械で判定できるのかという批判もありますが、機械を使うのは人間です。すべては人間の使い方次第だと思います。
まず採点という問題からして非常に難しい話だと思います。まず評価の対象となるのは評価の対象者ではなく評価の対象者の表現した"もの"であるということ（物神化ですな）。そして評価者の主観が介在するということ。そういった手順によって本来の姿から遠く離れた評価によってその人という人間が判断されてしまうというある意味パラドックス的な問題もはらんでいて拙ブログにも一応は書いてみましたが頭が混乱するばかりです。
どうもjessにしても森リンにしてもそれぞれの観点から文章構成、表現上のポイントを明確に絞って採点をしているのですね。やはり基本的な事項をまずしっかりとできるようにするということは重要なことであると思います。他の何事においても、真によいものとはルールを熟知した上でそれを破るほどの表現を発見し、実践したものでるように感じます。確かにその基本を勉強するに当たってこの自動採点という方法は非常に合理的であって評価できると思います。それを超える段階になった時にはじめて機械ではない人間の頭脳が必要になるということでしょう。pureさん仰られた、最終的に重要になるのは双方のバランスだということは全くそのとおりだと思います。ただ、何事においてもそのバランスをとるということが一番の難題となってくるのもまた事実です。是非技術を存分に活用しつつ、技術におぼれない絶妙の位置を見つけていってもらいたいことだと思います。