街の酒場でオーディション。
ギターを弾いて歌を歌うウディ・ガスリー。
おれの血と涙で築いたこの道
ほこりの舞う野道をたどって
野のはずれのあちらこちらに
ほこりにまみれた貧しい人々
音楽業界の男性「そこまでで結構、
ウディ君、テンキューありがとう😉👍️🎶
確かに優秀だ🎵」
男性の連れの女性「ステキ❤️」
男性「だから僕がそう言ったろ🎵」
女性「彼をどういう売り方をするの❔ウエスタン❔」
男性「ヒルビリー式の服装はどうかな❔」
(👩ガスリーは見かけじゃないよ❗)
男性「上等のコートにストローハット。
背景に藁(わら)。」
(👩「わら⁉️あの馬牛のエサのわら⁉️
ウディの外見が素朴だから❔
馬鹿にして‼️
ウディが歌っている内容を聴け❗
ウディの内面を知れ❗
いいか❗音楽業界❗
売れる売れないなんてこたぁ、あとなんだ❗
あなた方が軽率に考えて、取って付けたような背景やうたい文句では意味が無いんだ❗
彼はシンガーソングライターで、自分が感じた事象を歌詞にして、メロディーを付けて自分自身で歌っていることがすばらしいんだよ❗
評価も、聴く人が決めるんだ❗
だから、音楽は、📻️ラジオから耳だけに聞こえてきてすばらしい音楽というのがいちばんすばらしい音楽なんだ❗
👧わかった、わかった❗おかあさんっ❗うるさくてDVDがよく聴こえないよ❗
👨音楽業界は、まだ自分というものが確立されていないアイドルみたいな人々の応援をするのは良いと思う。
自分のやりたい事、進むべき道が分かっている、決まっている人(ミュージシャン)に対して、
まだ中身の何もないアイドル歌手を作るような方法を提示して、
品物を作り替えるような視点で見てはならない。失礼だ。
当時の音楽業界は、ミュージシャンの尊重の仕方を知らない。
自分たちのやっていることのほうがずっと下世話なのに。
👩このDVDにしたって、
¥12,500とは、どういう事⁉️高額過ぎる(怒)‼️これでは誰も手が出ない。買って観ることが出来ない‼️
ブルース・フォーク・ロックなど大衆音楽は、この人ウディ・ガスリーが言っている精神・哲学(考え方)こそがいちばん大事で大切な真髄なのに‼️
👨映画🎥『ウディ・ガスリー/わが心のふるさと』(通常)(DVD)ルル・アシュビー(監督)/ウディ・ガスリー(出演)発売日時2006年04月22日
👧YouTubeは❔
👨Woody Guthrie わが心のふるさと 2 ウディ・ガスリー
つづき
音楽業界の男性「(ウディ・ガスリーの)背景に藁(わら)。」
女性「いいですね❗(ウディの)バックにはベントン兄弟を❗」
男性「それがいい❗彼をリードに使えば……」
(👧どんどん勝手に、音楽業界がウディを作り変えようとしています。)
🎸ウディ・ガスリ-「エクスキューズ失礼。
お話し中、悪いけど、お手洗いはどこですか❔」
男性「ああ、出てすぐ最初の右のドアだ。」
(👩ウディは嫌で、逃げるんだな、きっと。)
一緒に席にすわってウディのオーディションを聞いていた、ウディを紹介した男がすぐに気付いて、ウディのあとを追いかけた。
男「ウエイト待て‼️みすみす(デビューの)チャンスを捨てるのか⁉️
どこへ行く⁉️」
🎸ウディ「出て行くんだ❗ここの連中に用はない。」
高価な🍸️カクテルや🍝🥩料理を楽しんでいる客に、俺は用はない❗」
男「それじゃ、CBSの話も棒に振るのか⁉️」
🎸ウディ「放送局の人間に指示されるなんてご免だ(嫌だ)‼️」
(👩ウディ・ガスリーこそ、📖『ファイヤー』(水野英子)だったんだ🎵)
男「待てガスリー、相談だ❗大切な事だ❗」
🎸ウディ「大切なことは、他にあるんだ」
(👩ウディ・ガスリーはまるで📖『星の王子さま』の著者のサン・テグジュペリのようだ。)
🎸ウディ「何よりいけないのは、仲間たち(ブルース&フォークス)を捨てることだ」
(👧えっ👀⁉️「仲間たち(ブルース&フォークス)を捨てる」とは、どういう事❔)
男「ウディ、今から君はどこへ行く❔答えろ❗」
🎸ウディ『分からん❗
ニューヨークか中国か……、ニューヨークだ🎵』
男『いつ行く❔俺も一緒に行くから』
🎸ウディ『今すぐだ🎵』
男『向こう見ず(無茶)はよせ❗
なぜニューヨークに行くんだ❔』
🎸「行ってはいけないか❔ニューヨークには人がいっぱいいるからだ。
ニューヨークには組合もあるし、(👧何の組合❔)歩いているうちに歌も歌える🎵」(👧歩いて行ったの~っ⁉️)
街の中で歌が流れている。
🎵「ここは君の土地、ここは私の土地。
カリフォルニアからニューヨーク、
杉の国から大西洋へ🎵」
男「ウディ、元気で。俺は付いて行かない。」
動き始めた貨物列車の列車と列車の連結部分にヒョイと手足を掛けて飛び乗るウディ・ガスリー。
(👨かれは旅慣(な)れているんだな。
👧別な言葉で言えば無賃乗車。)
ウディは、貨物列車の屋根に上がった。
🎸ギターを弾いて歌を歌うウディ・ガスリー。
🎵自分を惨(みじ)めにさせる歌はいやだ。
自分を哀(あわ)れむ歌はいやだ。
自分を「負け犬」に思わせる歌はいやだ。
誰の役にも立たない人間なんていない。
それぞれ歳(とし)を取りすぎたり、
若すぎたり、顔がまずかったりetc…いろいろだ。
だけど、人の不幸を愉快に思い、からかうような歌は、私に用はないし、私はそんな歌は絶対に歌わない。
死んでも歌わない。
私はそれを、歌で証明する。
❇️どんなにいまが不運でも、
❇️この世界は君の世界なのだ。
(❇️君が変えていく世界なのだ。
❇️君が作っていく世界なのだ。)
長い年月、どんなに芽が出なくても、
君が白人だろうと、黒人だろうと、
この世界は君の世界なのだ。
だから私は、歌を続ける。
君自身の誇(ほこ)りを生かす歌を歌い続ける。
誰も俺をとめることは出来ない。
誰も俺を追い返せない。
(俺が歌おうとする場所から)
この土地は、君と俺のもの。
【解説】
ウディはアメリカのみならず、世界じゅうを歩き、人々に彼の音楽を聴かせた。
ウディ・ガスリーは、1954年に入院。
1967年に死亡。
俺はバクチ好き。
難しい札(ふだ・カード)をくれ。
必ず勝ってみせる(必ず克服してみせる)。
ウディ・ガスリー。
👨すばらしい。
👩¥12,500なんて、ウディ・ガスリーの伝記映画DVDが高額過ぎる‼️
👧これでは若い人は買えない‼️
👴じいさんが懐かしがって観ても何にもならないのだ。
👩若いミュージシャンが観なきゃ🎵
ちなみに、👑ウディ・ガスリーとは、
🎵『風に吹かれて』を歌ったボブ・ディランさんが信奉したミュージシャンです。
👨ボブ・ディランさんてなぜいつも、あんなに憂鬱そうな面持ちをされているんだろう❔
👧知らん。
👴彼の性格でしょう。
👧ボブ・ディランさんの歌で私は、
🎵『レイ・レディ・レイ』が好きです。
👨ああ、バイク事故のあとの。
👩ボブ・ディランさんがライブ会場を回って、ウディ・ガスリーのようなミュージシャンを発掘したなら、この映画の音楽業界の男性や女性のように、
「他人の個性の中に無断で土足で入って、
自分の好き勝手に作り変える」ようなことは決してしないだろう。
彼はそのまんまウディ・ガスリー氏を世に出すだろう。
彼も自分自身が自分のアイデンティティーを他人に勝手に決められたくないから。
そして実際に人間として誰もそうすることは許されないのだ。
👧……ということは、
いま、中ごくが、ウイグル、チベット、モンゴルに民族浄化を行っていることは完全に間違っているんだね❔
👴👨その通り。間違っている。